蜜柑のつぶやき ~演出家の独り言~

NPO法人劇空間夢幻工房の演出家/青木由里の日々の呟き。脚本執筆・役者・ワークショップ講師も兼業する舞台人日記♪

劇空間夢幻工房 創立25周年記念公演「ISHIN version.2024」

NPO法人劇空間夢幻工房 創立25周年記念公演
タイトル 『ISHIN ~狼たちは最果てに~ version.2024』
脚本・演出 青木由里
出演 青木賢治/栗生みな/村松沙理亜/清水まなぶ/井田亜彩実/導星ゆな 他

日時 2022年9月8日(日)11:00~/15:30~
会場 飯山市文化交流館 なちゅら 大ホール
チケット予約フォーム:https://www.quartet-online.net/ticket/ishin2024

皆さまへ感謝を込めて晴れやかに開催‼
どうぞお楽しみに‼

市民会館建設検討委員会

2009年09月17日 11時40分50秒 | 日記
昨日は、夕方から長野市民会館建設検討委員会に出席。
始めに会議があり、それから建設予定地のプレゼンテーションを傍聴。
取材陣の多さにびっくり。
たくさんの市民の皆さんも傍聴にいらしていて
市全体の関心の高さを改めて感じた。
プレゼン終了後、また会議・・・

この委員会、実はまだ二回目。
市民会館の建設目的などは、一応行政側から説明があったものの
理念的なもので具体性に欠けていて
委員同士の共通認識が不足した状態でのプレゼンである。

建設予定地は

  長野駅前  権堂地区  市役所との併設(現存の場所)

駅前・権堂地区に関しては
大型ショッピングセンターを含む商業施設との併設になる。

つまり商業の活性化が一番の目的で
悪い言葉で言えば市民会館はそのための餌。
まあね、両者がお互いに共存・共栄できるならそれもアリだと思う。

けど、私のプレゼンを傍聴した感想は

  中心市街地活性化が一番の目的に聞こえるけど?
  この会議は、市民会館建設が一番の目的だったはずでは?

???マークが脳内を駆け巡ってしまったσ(^◇^;)。。。
だって、この委員会は「市民会館建設検討委員会」であって
「中心市街地活性化検討委員会」ではなく・・・

市民会館を誘致することが
空洞化している権堂地区の
活性化に本当になるのかな?

どのような市民会館を目指すのか?

都会や海外から質の高い演目を招聘し
県外からのツアー客をターゲットにするのか。
市民をターゲットにして市民が使いやすい
芸術文化の中心になるような会館にするのか。

どうやら両方を・・・と思っている節があるが
また無能な多目的ホールを作るだけに
なる可能性が高いのではないか。
演目がない日の多目的ホールを誘致したって
町の活性化に繋がるとは思えない。
だってねぇ、活性化を目指すなら
人が集う、集いたくなる空間を造るべきで
閑散としたドデカイ会館があったって意味がないのでは?

ホ○ト会館や○△文芸座の現状を見ると
観客席が満席になるような演目を
然程招聘できているようには思えない。
有名人がきたときだけ賑わうんじゃねぇ・・・
芸術文化を振興していくことを考えるなら
別の視点を持たないと厳しいのではないかなぁ。

駅前なら確かに県外客は来やすいと思うけど
今のあの狭い周辺道路を、いったいどれくらい拡幅できるのか
駐車場を1200台確保する予定というが
渋滞を緩和する対策はあるのか。

権堂地区は未だ地権者の方の合意を得られない地域があり
二週間前に視察した地域より
縮小した地域が候補地になっていて驚いたし。

その前に・・・
委員同士の共通認識が必要なんじゃ・・・
と思っていたら、委員長さんから提案があり
来週、お互いの認識を共有するための会議を持つことになった。

危険なのは・・・
一番大切な根本の目的があやふやで
方策だけが一人歩きを始める。

もしかして、さっさと推し進めたい人がいる?
・・・・・・・・・・

一応市民の代表としてこの委員会の委員に任命された私としては
任務を終えるまで、根っこがない市民会館着工にならないよう
しっかり見張って(?)意見を発言していこうと思っている。

反対派の方の意見も伺いながら・・・
これも大切なことですよね。
市民全員の合意を得るのは難しいかもしれないけど
少なくとも感情ではなく論理で納得を得られるように
努力していかなれば・・・ですね。

皆さんもご意見がありましたら
ぜひご一報下さいね。

私たちの税金が投入されるんですもの。
みんなで考えていくべき問題だと私は思います(*‘‐^)-☆

あ・・・
来月は長野市長選挙です!!