蜜柑のつぶやき ~演出家の独り言~

NPO法人劇空間夢幻工房の演出家/青木由里の日々の呟き。脚本執筆・役者・ワークショップ講師も兼業する舞台人日記♪

劇空間夢幻工房 創立25周年記念公演「ISHIN version.2024」

NPO法人劇空間夢幻工房 創立25周年記念公演
タイトル 『ISHIN ~狼たちは最果てに~ version.2024』
脚本・演出 青木由里
出演 青木賢治/栗生みな/村松沙理亜/清水まなぶ/井田亜彩実/導星ゆな 他

日時 2022年9月8日(日)11:00~/15:30~
会場 飯山市文化交流館 なちゅら 大ホール
チケット予約フォーム:https://www.quartet-online.net/ticket/ishin2024

皆さまへ感謝を込めて晴れやかに開催‼
どうぞお楽しみに‼

心意気!

2011年12月11日 23時16分38秒 | 日記
昨日、シアターWS参加者にチラシとチケットを配布。
チラシを見て

  うわぁ~!

大切だよね、この反応♪
チラシは、お客様との出会いの場。
チラシを見て

  観てみたい!

と思ってもらえるものじゃなきゃ…
そして、足を運んで下さったお客様に

  来て良かった!

と、思って頂ける舞台を創るのだ。

初舞台であろうがなかろうが
この心意気を持つことが肝要。

参加者の希望で追加稽古を入れることになり
本番に向けて、今のテンションを
更に上げていけるようサポートしていこう。

親睦会を兼ねた新年会も行うことに。
みんなの絆を強める良い機会になるだろう。

夜は、準劇団員の稽古。
今日は、キッズも青年も
サンクスの短編劇上演を通して気付いた
今後クリアしていく必要がある点を指摘…
というか、本人たちが不足している点を
気付けるようにディスカッションをしながらの稽古。

キッズの課題は「本当に見る」
漠然とじゃなくて、ちゃんと見る。
大人も案外できてないんだよね、これが。
見ているようで見ていないまま演じると
相手役も観客も不在の独りよがりの演技になっちゃう。

青年クラスは、今更ながら「感情表現」
芝居を通して教えて来たけど
去年から基礎訓練としての感情表現を
きちんとやれていなかったことに
サンクスの稽古を通して気付かせてもらった。

だってね…
何本も舞台に出演した団員が、大声で笑えないなんて…
当然出来ると思っていたことが
出来ないという事実に直面して
驚きと衝撃を受け、そして反省。

本当は、他者のダメ出しを我が身のことと捉え
出来ない部分をクリアしようと努力していれば
とっくに大声で笑えるようになっるはずなんだけどね。
見取り稽古が出来ないんだな、やっぱり。

ならば、一人ひとりチェックしながら
出来るまで根気良くやり続けよう…

納得できる舞台を創り上げるためにね。