演劇ツールＷＳ

演劇ツールを使用したワークショップが続いている。

先月まで、中野市職業訓練校様にて中途採用者向けのＷＳ
先週土曜日には信濃小中学校様にて若き先生向けのＷＳ
昨日は清泉女学院短期大学様にて生徒さん向けのＷＳ

来年も引き続き、各種団体・学校様から
お声掛けを頂けそうな気配。

アシスタントのケンジ君は、毎回色々な意味で
勉強になっていることだろう。

私にとっても、多様な価値観や特性と触れ合い
対話し、それぞれの良さを引き出そうと模索する中で
気づいたり学べることが多く、これらが
演劇製作にも大変役立っているように思う。

　演劇⇔ＷＳ

この二つが双方向的に影響し合って
相乗効果になりつつある。

以前は、演劇を創ることとワークショップは
別の次元として割り切り、取り組んでいた。
なので、切り替えが上手くいかない時など
どちらもテンションが下がり気味になり
疲労がたまってしまい、体調を崩すこともあった。

が、今は、ＷＳ講師をさせていただけるおかげで
たくさんの気づきや学びを得る機会となり
皆さんの笑顔からたくさんのエネルギーをいただけるため
疲労を感じることが少なくなった。

他者と相対する仕事なので、当然自己のエネルギーは消費するが
それ以上に、他者からエネルギーをいただけるため
結果的には、エネルギーがプラスになる…という感じ。

人間の内在するエネルギーって凄いなぁと思う。

役者の存在感も、出どころはココかもしれない。

①内在エネルギーの喚起＆表出
②オン＆オフ・スイッチの獲得

これが出来るようになるといいよね～

気分だけじゃ獲得出来ない、と私は思う。

それにはまず、自分自身を知ること。

出やすい感情を見極め、その感情の出どころが“何か”を探る。

特に“怒り”や“悲しみ”など
負の感情が喚起される出来事を洗い出すと
自分の価値観を見極めやすいように思う。

この“何か”が、自分を司る価値観と深く関わっている。

もしかしたら、それは脳で考えて導き出した
自分の価値観とは異なることかもしれない。

けど、掘り下げて行くと…

芝居のキャラクターを考えるのに
役立つんだよね、コレ。

とは言っても、まだまだ掘り下げが甘く
上手く芝居とリンクさせきれていないのが現状（汗）

好奇心旺盛に精進あるのみ！