蜜柑のつぶやき ~演出家の独り言~

NPO法人劇空間夢幻工房の演出家/青木由里の日々の呟き。脚本執筆・役者・ワークショップ講師も兼業する舞台人日記♪

「#WeNeedCulture 文化芸術復興基金をつくろう」~人間にとって大切なのは~

2020年05月22日 11時23分37秒 | 日記

昨日「#WeNeedCulture 文化芸術復興基金をつくろう」の
プレイベント配信を見た。

昨日のBlogにタイムリーに感じたことを記したけど・・・

人間にとって大切なことって何だろう?と改めて考えてみた。

「文化芸術を娯楽、遊びだと思っている人が多い」

確かにそうだと思う。

が・・・

娯楽や遊びがあるから楽しく生きられるわけで
演劇の最初の一歩は「ごっこ遊び」だと私は思ってるし
遊びの中で育まれることはたくさんある。

想像力、創造力、思考力・・・

遊びの種類によっては体力、身体能力も育成される。

まあね、人によって娯楽、遊びのイメージが違うから
一概には言えないが

幼い頃の環境、体験によって
その後の人生は変わる!

これ、私の持論(^-^;

この中に「遊び」も含まれる。

体験したことがないことはできないし
もっと言えば記憶にないことは
やってみようとも思わない。

例えば・・・

大きな声で笑ったことがない人は
大きな声で笑いたいと思っても
笑うことができないんだよね。

じゃ、一生できないかと言えばそんなことはない。

大きな声で笑う体験をすればいい♪

色々な疑似体験ができる場が
演劇の稽古場なんだよねー

環境と体験が人をつくると言っても過言ではない。

もう一つ、人間にとって大切なのは

「感動する心」

だと私は思う。

心を運動させる、感情を運動させる、のは
身体を運動させるのと同じくらい大切なこと。

身体と精神を鍛えるのが運動(スポーツ)

感情を動かし豊かな心を育むのが文化芸術

心身共に健康な生活を送るには
両方とも必要なんじゃないかな。

始まりは遊びでも、その中から
自分の心が震えることを発見し
それが発展して芸術に昇華するものもある。

芸術に触れ感動して憧れを抱き
その道を志すこともある。

「琴線に触れる」と言う言葉があるよねー

人によって好みは異なるし
感動ポイントも異なるので
何が琴線に触れるかわからない。

多種多様な文化芸術があれば
何かしらに感動できて
豊かで健康な生活を送ることが出来る。

国会議員の中で、表面的ではなく
本当に文化芸術が必要だと思っている人が
どれくらいいるんだろうか・・・

口先ではなく、心の底から信じて発する言葉は
言霊となって人の心に響くはず。

プレイベントに登壇された方々の言葉には
それぞれの思いが詰まっていた。

思いは思ってるだけでは伝わらない―

恐れずに・・・語りたいと思ったら語っていこう。


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