昨日、嬉しいメッセージを読み、目頭が熱くなった。
「劇」には、勇気づける・元気づける・
新たな視点をもたらしてくれる等
目に見えない形の力がある!!
三密文化と呼ばれる演劇界で生きる私にとって
まさに希望の言葉❣
このメッセージは、小布施町文化事業活性化実行委員会の事務局長の
永井さんのコラムから引用させていただきました。
永井さんは夢幻を応援してくださるお一人
小布施野外劇継続のためにお骨折りくださっている方だが
実はこの方、これまでの経験や体験をもとに
毎日A4一枚程度のコラムを執筆されているのです。
それを一冊の本にまとめて出版されたことも‼
文章からその時の情景が浮かび
ユーモアあふれるコラム。
時事ネタも多く、時には自虐ネタで笑いを誘う。
永井さんは銀行の支店長を経て
企業の立て直しに尽力され
現在は農業を営みつつ企業顧問をされている。
なので、銀行ネタも多いし、農業の勉強にもなる。
知識が偏っている私には、非常に有難い存在。
因みに夢幻理事のT氏も博識で私にとって知恵袋💛
と、ここで書き出すと長くなるので、また別の機会に・・・
永井さんは私にも時々コラムを送ってくださるんだけど
昨日は、Sさんが「青木さんに是非読んで欲しい」と
送ってくださった。
Sさんも夢幻を支援してくださっているお一人で
永井さんを紹介してくれたのもSさん。
ご許可をいただいたので、そのコラムを掲載します!
今年の10月に予定している小布施の市民劇の検討会議の折の話。
会議前、永井さんはコロナ禍で10月上演は厳しいと思っていたそうで。
私も同じだった。
何しろ演劇は稽古が重要で、市民劇なら最低3か月が必要。
あ、規模によるし、手法にもよるけどねー
これまでの夢幻がつくる市民劇はそれくらい稽古が必要でした。
当初は5月上旬に一般募集を開始
6月中旬から演劇ワークショップを行い
7月下旬から芝居の稽古に入る予定だった。
既に5月下旬・・・
公民館や北斎ホールなどの公共施設を
稽古場としてお借りできる状況にならなければ
プロジェクトの始動は叶わない。
が、長野県は感染者が減りつつあり
小布施町は未だ感染者は確認されていない。
緊急事態宣言も解除され、どうやら6月から
公共施設も条件付きで利用できそうな雰囲気。
そんな中で行われた会議―
私も劇団員もいない、町民だけの会議の中で
「劇」には、勇気づける・元気づける・
新たな視点をもたらしてくれる等
目に見えない形の力がある!!
と仰ってくださったのだ。
この状況下でも、演劇には見えない力がある!と
上演を後押ししてくださるとは・・・
こんなに嬉しいことはありません( ;∀;)
もちろんこれは私が常々言っていることだし
永井さんもこれまで町民の皆様に同様の言葉で
演劇の力を力説してくださっている。
が、今はその永井さんが尻込みするような状況なのだ。
理事の皆さんは、2017年、2018年の野外劇に携わる中で
出演者が大汗かきながら必死に稽古する姿や
小学生~70代の様々な世代の市民の心が一つになっていく場面や
本番での出演者のキラキラした表情、終演後に達成感を語る姿
最善を尽くそうと隅々まで気を配るスタッフさんの姿
観客の感動した姿などを見続けてこられた。
きっと心から「演劇の見えない力」を実感してくださっているのでしょう。
あー続けてきて良かった・・・
言葉にすると軽いけど、これが今の気持ち。
何としてもご期待に応えたい!
新しい生活様式に順応した舞台に挑もう‼
今年の題材も戦国武将・福島正則公。
同じ題材による公演3年目だが
異なる切り口で提出する予定。
今月末、一般公募が始まります。
チャレンジ精神旺盛な方、ご応募を待っています‼