最近、職場に派遣さんがやってきた
当然会話に眼鏡用語が飛び交うが、
その初めて聞くだろう言葉に、派遣さんは・・・??
そらそーだろう、この業界に馴染みのないお方なら、
眼鏡に関する部品名称など、
聞いたことない呪文のようなもんでしょうネ
ある部分においては、海外でも通用する呼び名だったりするんですケド、
ある名称においては、
おそらく鯖江だけでしか通じない言葉だったり・・・
そんな中で、「ヤゲン」ってのがあるんですケド、
眼鏡のレンズを保持するのに、「溝線」ってのが、こんな断面で・・・
レンズを外したあとの、このV字状の溝部分を「ヤゲン」と呼びます・・・。
ここでレンズがはまるンデ・・・
(あぁ、すでに伝わっているのかギモン)
V字状の断面形状から、漢方薬を摩り下ろす道具の、
「薬研」(ヤゲン)と似ているということが、
その名の由来だと言われています・・・。
「薬研」
業界人の方々からすれば、
「知ってるよぉ~!!」っていうお方もいらっしゃるでしょうが、
意外と知らないヒトもいるようで・・・・
う~ん、なんだかまだまだ理解しづらい眼鏡用語があるんですケド・・・・
つづきはまた次回・・・・
なじみ深い眼鏡のその部分がヤゲンとは知りませんでした。
以前の職場の隠語ならいくつかありますが・・・
下北半島の薬研温泉も、
源泉の湧き出る渓谷がV字状の深い渓谷から、
そう名付けられたと・・・
それにしても、一番最初にレンズをこうして保持しようと考えたヒトは素晴らしい
薬をすりつぶす薬研は、このようにレンズを作る過程において、医学的なことがあるのかも知れませんね。
ドイツ製の頃のかつてのローデンストックのフルリムフレームには、
このヤゲンの中にシリコンゴムが塗られており、
ガラスレンズが欠けにくいような処理がなされておりました・・・
↑今はそこまで手間隙かけて作った商品はナイかな??
プラスティックレンズだし・・・
ゴリゴリ・・・ってやってる『アレ』ですね。確か?^^;
伝統ある世界には、面白い事が色々と残っていますね。
そうです
あのごりごりデスネ
私も長い間、それの名前を知りませんでしたぁ~