こころ模様

人はなぜ生きるのでしょうか。希望、居場所、時間というキーワードから、人生とは何かについて考えていきます。

ルーツ

2006-12-03 10:18:04 | 自己
あたたかな気持ちのあるところに出てくる二郎さんは、私の祖父がモデルだ。姫路出身の祖父は、髭を生やし、いつも着物姿だった。東京の湯島にあった鍍金会館に住み、鍍金協会の会報誌の編集をしていた。

インターネットで調べてみると、日本鍍金協会のホームページに、祖父の名前が出ているところがあった。十日会の創立者と記されている。「討論する・司会する・協力する」の修練を目指していたという。

「我々は二度と通れない道を歩みつつある。我々はもっとしっかり歩まねばならない」。祖父の言葉が、今の時代に生きる私の心に、大きく問いかけてくる。

十日会道標