535 コロナと共に

先日、久しぶりに電車に乗った。行きは空いていた。帰りの電車に乗るときのことだ。やってきた電車に乗ろうとしたら、乗客が多いことに気づいた。そこで、足が前に進まなくなった。隣のホームに先にやってきた各駅停車。そちらは、乗客がまばらで空いている。私は、踵を返して、そちらの電車に向かった。コロナと共に生きるとは、こういうことなのだ。