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こころ模様

人はなぜ生きるのでしょうか。希望、居場所、時間というキーワードから、人生とは何かについて考えていきます。

日は昇る

2011-03-16 14:52:10 | 希望

14時46分に地震が起きたときには、9階の演習室で大学院ゼミをやっている最中でした。二人目の発表の途中で、みんな何が起きたのかわからず、その場にとどまっていました。

長く強い揺れが収まってから避難する前に、同じフロアーにある自分の研究室に入ってコートと鞄を取ろうと思ったのですが、書架から落ちてきた荷物でドアがふさがれて、すぐには入れない状態でした。何とかこじ開けて中に入り、必要なものだけ手に取って院生と一緒に建物の外に出ました。

今週月曜日に大学に行き、部屋を点検したところ、かなりの本が書架から落ちていました。壁に掛けてあった時計は床に落ちて壊れており、15時2分を指して止まっていました。

プリコジンの『確実性の終焉』も落ちていました。何という皮肉でしょう。

でも日は昇ります。必ず、また日は昇ります。


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4 コメント

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確実性の終焉 (yuta)
2011-03-16 18:31:51
都筑先生、こんばんは。
今日は、埋もれていたデスクトップPCをやっと立ち上げてみる気になり電源を入れたら・・・やっぱりダメでした。。。。何か自分の過去が失われたようで・・・、でも、きっと心にブレーキがかかっているらしく、思ったほどショックになっていないのが逆に怖いかもです。
>プリコジンの『確実性の終焉』も落ちていました。何という皮肉でしょう。
というところで、笑ってしまいました。
まだ笑えるから、大丈夫と思います。

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若者の夢と希望 (前嶋英輝)
2011-03-17 09:42:16
都筑先生

お見舞い申し上げます。
大変な災難が続いていることを心配しております。

先生方にお世話になった学生支援GPの報告書ができました。
本当にありがとうございました。
印刷所から直接発送にしています。
本学のGPブログのタイトル『若者の夢と希望』も3月いっぱいで締めることになります。でも本日卒業式の若者たちは、きっと夢を持ち続けてくれることでしょう。

都筑先生もyutaさんも必要なものがあれば送りますので、ご遠慮なく申し付け下さい。
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笑う (都筑)
2011-03-17 21:37:49
yutaさん、昨晩はテレビで放送していた「はじめてのおつかい」を見ました。子どもたちの健気で元気な様子に笑いながら勇気づけられました。笑いは大切です。そう心から思いました。
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希望を持って (都筑)
2011-03-17 21:40:55
前嶋さん、お心遣いありがとうございます。私の所は被害は大したことはありません。気がかりなことはありますが、いつもどおりに毎日を過ごすことが一番大切なことだと思っています。希望を持って生きます。
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