駒場公園に来ました
公園と言っても、ほとんどの敷地が、旧前田家本邸(洋館・和館)で占められています。
門を入ってすぐの立派なヒマラヤ杉に、圧倒されました
こちらが、旧前田家本邸(洋館)、
加賀百万石=旧加賀藩の第16代当主だった前田利為侯爵の本邸です。
屋敷のあった本郷の土地と、東大農学部のあった駒場の土地を等価交換して、
現在ある駒場の土地に本邸が建てられました(1929年築)。
靴を脱いで入ります(靴下を履いていない人はスリッパ)。
主な役割として、1階はお客様をおもてなしする社交スペース、
2階が家族が暮らす私的スペース・・・よって、2階より1階の方がはるかに豪華。
大階段のステンドグラスから、光が差し込みます。
1つ1つ素材&細工が凝っている、大きな暖炉。
絨毯がかわいすぎるぅ
特に、マスターベッドルームの絨毯いちご柄って珍しい。
帝国ホテル旧本館(フランク・ロイド・ライト設計)でもお馴染みの、
引っ掻いたようなスクラッチタイルが、この本邸でも使われています。
2階の図書室(三男の部屋)では、金沢の本(雑誌、本、ガイドブックなど)があり、
椅子に座って読むことができます
芝庭側にまわってみましょう
こうして遠くから見ると、イギリスのカントリーハウスや、
アメリカ南部のプランテーションみたいですね。
5年前に帰国したときは、洋館の修理復元工事中で、和館のみ見学しました。
今回、当時の雰囲気がよみがえった洋館を見ることができて、
とってもうれしいです
実は、洋館と和館は渡り廊下で繋がっています(見学者は立ち入り禁止エリア)。
廊下中央を境として、洋館側は洋風に、和館側は和風のデザイン。
5年前に見学した和館(1930年築)は、サラっと
1階広間は、無料休憩所になっています、
数人が日本庭園を眺めながら、縁側に座って、お喋りを楽しんでいました