エンジニアな日々~製袋機 株式会社ムラタ ブログ

日々の仕事での出来事をエンジニアの視点から書いていきます!!

熱板にフィルムが付いてしまう問題と対処法!

2010-08-03 20:45:11 | 製袋機のエンジニアな日記
こんばんは!株式会社ムラタの村田洋介です!

本日は香川県での最後の作業日となりました!夕方までお客様のところにいたのですが、なかなか問題が解決せずに焦るばかりでしたが、ご協力いただきどうにか終了することができました。また今後の対策もあるので、今夜もマクドナルドで図面を書きます!

さて、お客様とのやりとりの中でサーボスタートのカムポジのタイミングを変えると、シールの伸びがなくなるんだよ!と言われました。

最初は、そんなハズはないと思っていたのですが、昨日のブログに書いたように週末に頭をリフレッシュして考えると、そんな訳があることに気が付きました。

いままで社内で試運転をしているときに撮った動画を使い説明したいと思います!

今回の問題点は日本フルート製インパルスとボトムシールの兼用機で多くのお客様で熱板にフィルムが付いてしまう問題が発生しています。


▲シールをしたあとに熱板にフィルムが付着してしまいます。

サーボスタートのタイミングを変えると熱板にフィルムが付着している時間が短くなり、シールの形状がよくなりますが、実際は正規の動作ではないため原反が厚くなったときに冷却ができないなどの問題が発生します。

そのためこの問題ではシールをする前に、オモリをおくなどしてフィルムが持ち上がらないようにする方法を多くのお客様がとっていると思います。

できることならサイドシール機の様に熱板の前後に押さえを付けたいところですが、スペース的にも問題があるので一工夫が必要です!

それでは今日もマクドナルドのコーヒーを飲みながら、自分の世界に入っていきたいと思います!
コメント
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