エンジニアな日々~製袋機 株式会社ムラタ ブログ

日々の仕事での出来事をエンジニアの視点から書いていきます!!

温調器のオートチューニング

2010-08-11 13:44:42 | 製袋機のエンジニアな日記
こんにちは!!株式会社ムラタの村田洋介です!

本日は滋賀県に来ております!!製袋機の調整なのですが、1年前に行った改造工事の際にカラーセンサを取り付けたのですが、このカラーセンサが悪さをしていたようです。

はっきりとした原因はメーカーに調査を依頼するとして、保守の方のご協力もあり機械は動作しておりました。迅速に原因を解明したいと思います!

森○さまご迷惑をおかけして申し訳ありません。

さて、昨日は移設してきた野崎製製袋機を見て欲しいと言うことで拝見させて頂きました。
その中で、熱板の温度が設定をした温度より少し上下に震れるとご相談を受けました。


▲野崎製製袋機の温調器


これはPID制御の設定値が狂っているために起こる現象で、通常のデジタル式温調器ならオートチューニングを行うことで自動で設定されます。

PDI制御の設定値はヒーターの反応速度にも関係しますので、長年ヒーターを使っているとヒーターの劣化により反応速度が遅くなります。

少し設定値と温度のばらつきが発生したら、オートチューニングを行うことをお薦め致します。

またオートチューニングの仕方がわからなければ、お問い合わせ頂けたら電話にて操作手順をご説明させて頂きます。


昨日はその他にも移設した中古製袋機を組み立て試運転を行ないました。
動かすことは問題はなかったのですが、製袋を行うとなるとあと少し手を加える必要があると感じます。

今○社長さま及び現場で作業を手伝っていただいたスタッフの方ありがとうございました!!
コメント
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