エンジニアな日々~製袋機 株式会社ムラタ ブログ

日々の仕事での出来事をエンジニアの視点から書いていきます!!

ファイバーカッター!

2012-03-13 08:59:30 | 製袋機のエンジニアな日記
おはようございます!株式会社ムラタの村田洋介です!!

昨日は久しぶりに弟と再開し彼が行った仕事の様子をみました。製袋機の配線はできるようになったのですがプログラムの方で少し四苦八苦しているようです。

ただ、今回の仕事の内容をチェックした感想では、デバッグから試運転まで問題なく行えるようになるのもそう遠く無いはずです!!

さて、産業機械で良く使われているファイバーセンサは製袋機でももちろん使用されております。

ファイバーセンサはアンプで創りだされた光を純度の高いガラス、プラスチックの細い繊維を束ねたもの(つまりこれが光ファイバーです!)を使い検出体に照射します。

この光ファイバーは透過率が良く通常の製袋機での使用ですとほとんど光のロスがありません。1キロの長さで数%ロスがあると言われています。また光なので1秒間に地球を5周するとも言われています。

そのファイバーケーブルですが、切断するときに気を付けないといけないのが繊維を潰してしまわないことです。

カッターの刃などを電子顕微鏡で見てみると、細かな刃欠けなどを確認できますがこれが繊維を潰す原因になります!!

そのため1穴1回のみの使用と言うことでファイバーカッターがセンサに同封されております!


▲ファイバーカッター!各穴は1回のみの使用とされています!!


通常ファイバーの長さを決めてしまうと再度使うことがないのでお客様へ行くことはありませんが、上の写真がファイバーカッターです!!

ちなみに株式会社ムラタでは一度使った穴に☓印を付けるようにしております!!
コメント
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