ムルマンスク便り

-夏の完全白夜、冬のオーロラ- ロシア連邦北西部にあり北極圏最大都市ムルマンスク市(ムールマンスク)の現地情報をお届け。

モスクワ⇔ムルマンスク1965kmの旅(3)

2008-01-17 23:59:59 | ムルマンスク⇔モスクワ 1965kmの旅
1月2日に車窓から初めて今年の太陽を見ました。

出発から36時間後の1月4日(金)午前7時、モスクワのレニングラーツキー駅にやっと到着しました。この駅はムルマンスクだけでなくサンクトペテルブルク(昔のレニングラード)や、世界遺産になっている木造教会で有名なペトロザボーツク方面からの列車の終着駅になっています。

この駅周辺にはカザン方面からの列車の終着駅カザンスキー駅や、ヤロスラブリ方面からの列車の終着駅ヤロスラフスキー駅が集結していて、かなり大きなところです。

駅の目の前にはロシアのサンタクロースであるジェットマローズや、その同伴娘スネグーロチカの巨像が飾られていてとても賑やかでした。

この日は午前中にパスポート更新他の要件で日本大使館領事部による予定でしたが、開館は午前9時半。朝7時に到着したので、その間朝食を摂り、駅の待合室で待機していました。
この日は晴天。恐らく大寒波が訪れていたのでしょう。駅のコンコースの気温でさえ-6℃でした。
外の気温はわかりませんが風が吹き、①顔がこわばる②口周辺が痺れだす などの症状が現れたことから、体感温度-20℃(予想)はあったと思います。

駅から領事部までは徒歩10分くらいで便利。以前大使館等はレーニン図書館近くのカラシーヌィ横町にありましたが、最近グロホーリヌィ横町に移転したようです。とても大きく綺麗な建物。セキュリティは万全。室内はとっても暖かかったです。

早速申請窓口に寄りましたが、どうやら外気にやられたようで、脳みそと呂律が良く回りませんでした。解凍(?)に時間を要しました。
(つづく)