イコンのもとに


在宅介護16年が終了後、やっと自分のために生きられる。イコンも描いてます。ブログは書いたり書かなかったり、気分で。

できる時にしておく大切さ

2022年03月12日 | イコン
知人の子どもたち、
海外の留学を早めて、帰国するそうです。

キエフ侵攻となれば、
第3次大戦になりかねませんから、
出国も難しくなったり、
空路がどうなるかわかりませんから、
早めに帰ってくるそうです。
日本も今よりさらに、揺さぶられるでしょう。

私が、40歳代初めに出会った
宝塚のパッチワークの先生が、
「50歳代は親の介護が始まるから、
動けるうちに動いて
いろいろ吸収しなさい」
と、アドバイスをくださって
それから、日本国内も勉強に出かけましたし、
海外へのキルト作品展示や
ワークショップへも参加しました。
参加したワークショップは国内外で50以上です。
勉強しました。
作品は世界をまわりました。
作った大きなキルトは海外で販売しました。

2016年から、
久しぶりに日本画の知人たちとも交流しましたが、
知っている日本画家たちは、
ほとんどが海外での展示を経験したことがなく、
「こりゃ、日本画を海外の人は知らないはずだ」と思いましたね。
海外展示や販売をした日本画家に会ったことがない。
有名な画家を除いて、
私の知っているのは、大学の同級生夫婦の日本画家のみ。
海外の人は日本画など、見たことがないんだもの。
息子さん、娘さんが海外に住んでいるという日本画家たちもいましたので、
なぜ、彼らの住む場所で展示しないのかしら?
と、すごく不思議でした。

日本のパッチワークキルト作家の方が海外展示に慣れていますし、
考え方もグローバルでした。
日本画は先細りの意味がよくわかります。
残念ですが、
コロナや戦争になってしまいましたから、
日本画を広めようにも今は止まった状態ですね。
疫病や戦争は、文化をも停滞させます。

若い方は、動けるうちに
やりたいことはしておいた方がいいですよ。
私の経験談です。

ウクライナのために描いている
携帯用のイコンを入れる袋
手縫いで、ちくちく縫いました。
縫い物の経験も役立ちました。
ループエンドもつけたいと思います。

どちらか、お好きなのを選んでいただきます。



東北の大震災後、
釧路の神父様から
「手で持てる小さなイコンを」とのお話があり、
11年の間に父を在宅で看取り、
私も病気になったりして、
今年、やっと実現しそうです。



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