NHKで紹介された茶梅の作り方を見ますと、梅1キロにつき、塩50gで梅酢を出すようになっています。
我が家は、梅干しも塩は
梅の重さに対して、
無塩、3%、5%、10% と4種類作っていて、
腎臓のために、茹でこぼした梅と普通の梅と作っています。
茹でこぼした梅は無塩にして、
赤シソをもむのに10gの塩だけ使って
無塩に近い梅干しにしています。
ですので、NHKの茶梅の1キロに対して50g の塩というのは、
梅干しならまだしも、
その砂糖漬けというのは、
辛すぎて食べられないレベルです。
その梅酢などとても使いようがありません。
捨てるしかないです。
私は茶梅というものをあまりよく知らないのですが、
台湾茶梅の塩漬けの塩は50gどころか、
100g以上と、
かなり強く効かせるらしく、
暑い台湾の保存食品としては
そうなるんだろうと思いました。
塩漬け後の砂糖はカビがきやすいですから、
塩を効かせないと、常温保存は無理です。
でも、アルコールと冷蔵庫があれば、大丈夫なんじゃないかと思い、
梅1キロに対して塩5gと10gのを作ってみました。
塩5gのは、梅を茹でこぼししました。
アルコールはホワイトラムを梅1キロで最低200cc使っています。
ホワイトリカーでも、ブランデーでも、茶色のラムでもいいと思います。
岡山はインドネシアより、沖縄より暑いですから、
必ず冷蔵庫保存です。
梅干しには赤シソがありますが、
茶梅はほぼ砂糖漬けになりますから、夏は冷蔵庫ですね。
梅茹でこぼし、塩5gを4キロ、
普通の梅、塩10gを6キロ仕込みました。
お茶は、静岡県産の赤烏龍茶と岡山県産のほうじ茶を使っています。
今年は作りませんでしたが、岡山県産の紅茶もおいしいので、
来年は紅茶の茶梅を作りたいですね。
1ヶ月後に食べられて、
冷蔵庫で1年は大丈夫と思います。
今夏も10月まで暑いらしく
暑さを乗り切るお茶受けにします。
もちろん、家族、親戚に送ります。
塩漬けした梅から出る梅酢は
一度、煮立ててから冷まして保存します。
塩が少ないから使える梅酢になります。
50gの塩の梅酢は使えないです。
早速、梅酢100ccに対して
てんさい糖大さじ1で甘酢を作り、
色づけに2019年の梅干しの赤シソを使いました。
鍋で煮立て、冷ましてから、
さっと湯通しした生姜を漬けます。
生姜の梅酢漬けです。
これは、フレッシュな味がしておいしい❣️
梅仕事は面倒くさいようですが、
後々に、作っておいてよかったと思うことがほとんどです。
3年前に漬けたブランデー梅酒に
クラフトジン岡山を小さじ1を入れて炭酸で割って
おいしいサワーを毎晩飲んでいます。
市販のサワーよりおいしいですよ。
3年前に漬けていたから、今、楽しめる味です。