徹子の部屋で、
中尾ミエさんと伊東ゆかりさんのスターダストを聞きました。
この曲はシャボン玉ホリデーの最後の曲で、ザ・ピーナッツが歌ってましたね。
中尾さんと伊東さんの声がとても素晴らしく、
あんな喉奥で響かせる声は、
やっぱり毎日トレーニングしてないと出ないんじゃないかしら?と思いました。
ふたりのハーモニーの美しいこと❣️
TVerで再放送、ぜひご覧になってください。
中尾ミエさんは私が生まれた1962年に16歳でデビューですから、
中尾さんが出る番組は見たいと思って意識していました。
本当に素晴らしいです。
今描いているチャリティイコンは
聖路加、聖ルカです。
昨年、亡くなった母が聖路加看護の出身でしたから、
私は聖路加の話ばかり聞いて育ち、
聖ルカのイコンの絵を見ながら
落書きをしていました。
ですから、イコンの中でも聖ルカは特別なんです。
それに、聖ルカは医者と画家の守護聖人ですから、
死ぬまで描いていきたい聖人です。
今回は、大きな災害で
その土地の文化が途絶えませんように、と思いながら描いています。
イコンには個人的な気持ちや念を入れないように注意しながら描いていますが、
今回の願いは神様も許してくださるのでは?と勝手に考えています。
私がイコン画家でもないのに、
イコンをどんどん描いて公開、販売していくのは、
教会だけでなく、家庭用のイコンを描いていきたいと思っているからです。
ですので、価格も買える値段で、
画家として次のイコンの絵具代を残すため、
そして、収益の3分の1を寄付にと考えています。
どんどん描いていくので、驚かれた方もいるかもしれませんが、
イコン工房ではなく、私ひとりで描いています。
なぜ描けるか?
それは、美術大学出身であること、
ここは日本ですから、
イタリアのようなイコンとか、
ギリシャのようにと言っても
全く違う環境ですから、
日本画の知識があることは必要なんです。
いくらエッグテンペラ描いてもカビだらけで朽ち果てるのは
湿度がますます高くなっている日本の環境を考えないと
描いても悲惨なことになります。
祖母も日本画家で仏画も描いていたこと、
大学の先輩や友人もプロ画家や
文化財修復士なんです。
日本画家なら、アクリル絵具のイコンは描けると思います。
日本画は絵画の原始的な基礎を学びますから、
絵具がアクリル絵具に変わるだけです。
現代美術の油やアクリルを使う日本人画家たちも日本画を学びなおしています。
海外に出た時、日本画(国画)を知らないと恥をかくからです。
イコンは誰でも描けますが、絵の知識がないと描けないんです。
絵の知識とは、画材と技術です。
それがあれば、
小さなイコンを描くぐらいは、そう難しい絵ではないんです。
画材と技術を勉強したらいいんです。
私がイコンを描いていくことは、亡くなった両親の希望でしたし、
神様と昔のイコン画家アリンピーと私の約束ですから、
どんどん描いていきますね。