イコンのもとに


在宅介護16年が終了後、やっと自分のために生きられる。イコンも描いてます。ブログは書いたり書かなかったり、気分で。

1ヶ月経ち

2024年04月18日 | その他
働き始めて1ヶ月、
働きに出て本当によかったと思います。

身体に負担のない時間で仕事しており、
契約は、1日4時間、月に18日勤務(実際は締めと暦の関係で19日や20日にもなる)
休みは2日か3日仕事して、1日か2日とある。
週に4日、5日勤務。

若い人からは、こんな短時間でいいのか?と言われたけれど、
62のばあさんであることに変わりなし。
認知症予防が大部分をしめており、人と話す脳トレーニング、減量と筋トレも兼ねている。
身体を傷めたり、疲れすぎもよくない。
くたびれていても、翌朝、6時には目覚ましなしでパッと目が覚めることが目的。
お金ももらえて、充分なんである。
減量もでき、筋肉もついてきた。

63くらいから、
同年代でも個体差が急激に出るのは前から知っていた。
シワだらけ、シミだらけに急になる人や、妄想や暴言が始まる人、
痩せすぎたり、太りすぎたりする人、
脳の中は自分ではどうしようもなく、
できるのは、筋力を今のまま維持すること。
動くには働くのがよくて、仕事に出た。

仕事内容は主婦、子育てを長年してきたなら、充分できる仕事で
店もしていたから接客経験有り、クレーム対応も大丈夫。
暴言扱いは精神的DVをイコン画家夫婦から受けてきたからうまくやれる。
あんな、ろくでもないもの、鼻であしらえる。
精神的DVは、こいつら人間じゃないからなと思いながら接する。
犬猫の方が優しい。
人間じゃないやつらとは関わらない。

何が困ったか?というと
在宅介護で16年も家の中にいて、
たまに医療、福祉の人と話すだけで、ほとんど家族としか話してないわけだから、
たくさんの従業員やお客様の大量の会話、言葉を瞬時に理解できなかったこと。
これは、やばかった。
そして、社会復帰して、脳が衰える前に、まだ間に合ってよかったと思った。

家族との会話は自分中心だし、都合のいい話しかしない。
でも仕事ならば、様々な情報と理解と処理能力が必要だ。
嫌な話も黙って聞くことになる。

実際に仕事場の私より年上の方々と話すと反応が早く、
会話内容もあらゆるもので
雑談で新しいことを私は知る。
会話で学んでいる。
お元気な高齢者って、こうなんじゃないかな?と思った。

ニュースを見ていると、社会は70代まで働くのは当たり前みたいな感じになってきているし、
会社側も働ける人は働いてよ、になっている。
健康診断の貼り紙に、70代の方も受けるように書いていた。

私も短時間なら働けると思って仕事を探したから、
若い頃のアルバイト30数種類とか、店をしたり、学生に教えたりしたことが
全て役に立っていて、
しかも、最大に気になっていた両親の介護は
ふたりとも、本人たちの希望通り、遺言通りに見送ることができ安心したし、
今働いていることが自分でとても満足したものになっている。

これ以上は欲張らない。
今の日本が戦争でないだけ、充分幸せである。
欲張ったら、とんでもない人生になる。
小さな幸せで充分です。


ちなみに画家は座り仕事なので
認知症発症は50代からと若いんだそうです。
どうりで、座り仕事の職人や作家が暴言を吐くシーンが小説やドラマであるはずだ。
ほとんど歩いてないから。

筋肉を動かす、筋力をつけることで発症を遅らせるそうです。
座って描いたら、筋力トレーニングです。
認知症予防を意識しながら動くのがいいと思います。







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