観てきました。
君たちはどう生きるか を。
10時40分からのイオンシネマ岡山です。
ワタシアター、プラス会員に加入のクーポンで鑑賞料金は無料でした。
早く着いてしまったので、
発券した後、近くのスタバにて
ゆずシトラスティーをいただきました。
ゆず茶にいろんな柑橘の粒々が入っていて、爽やかです。
クッキーも買いました。
開場して、お客さんいないのかな?と思っていたら、
結局、3分の2以上は入りました。
私の観た後の回も、たくさんの人だったから、
夏休みになれば、子どもたちが来るだろうから、ほぼ満員になりそうな感じです。
いろんな年齢が多かったけど、平日だからジジババ率多し。
あらすじは詳しくは書けないのですが、
手描き背景の、それは美しいこと‼️
ポニョを担当された色彩の方が亡くなって、若い女性ふたりになりましたが、
様々な分離色をバリバリ使って
部屋のカーテンなど素晴らしい絵になっています。
シャンデリアの光の描き方など、しっかりご覧ください。
妊娠した女性の重心の不安定さも、よく描けています。
若い宮崎駿さんの元で働かれたアニメーターの方から
駿さんの性格をお聞きしていたので、
すごくしつこい、音楽でいうと達郎みたいなしつこさで
あそこまで描き上げたんだなと思いながら観ました。
たっぷりのバターにあふれるジャムのパンを食べさせてくれるんです。
この話、戦時中なので、
バターやジャムなんかまったくないんです。
91歳の母の戦前は、バターもジャムも母の実家の本郷会館で食べていましたから、
本郷会館というのは、東京市、湯島にあった母の実家で
秋田藩出身の帝大生を15人くらい、賄いつきの下宿をしていたんです。
ですから、バターやジャムは戦前は食べられていた。
この映画は戦時中の話だということが、
映画を観た若い人たちにわかるだろうか?
戦争の話はほとんど出てこないのですが、食糧がないことは描かれています。
ですから、戦争を少しでも知っている人が、
戦争を知らない人に説明するようになっているんです。
私くらいの年齢でも、両親から聞いた戦争の話は、話していけるんです。
宮崎駿さんも全てを描ききれない。
誰かに、伝えてほしいと、委ねているんです。
さすが、駿ワールド、
宮崎駿さんと同時代に生きて
封切りを観れて、本当に幸せです。
背景の手描き画が素晴らしいから、
絵の好きな人は観に行かれたらいいですよ。
走馬灯のようだ、とか
今までの駿作品のオマージュだと言われますが
さらにさらに、駿ワールドの規模がデカくなっているので、
駿、神様に近づいたか⁉️
とさえ思いました。
手描きとデジタルがうま〜く馴染んでます。
細かく何回も観たい。
できたら、いちいち止めて隅々まで観たい。
暗と明
夜と昼
死と生の世界