比企の丘

彩の国・・・比企丘陵・・・鳩山の里びと。
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天草の旅・・・鬼池港

2007-12-21 | 道を行く 九州の諸道
鹿児島から天草にやってきました。けっこう遠かった。
昨晩は天草上島から天草下島へ渡った本渡に泊まりました。街から少し離れた丘の上、南欧風の明るい雰囲気のホテルです。
朝飯をすませて島を北周りに回ることにしました。

鬼池港。オンノイケというらしいですが近頃ではオニイケともいうようです。
早崎瀬戸という潮の流れの早い海峡を挟んで向うに見えるのは島原半島の口之津。


海上7km。口之津←→鬼池30分、島鉄フェリー、島原、雲仙、長崎、ハウステンボス最短コース。
陸路を行くとすれば天草五橋で熊本に出て,福岡県、佐賀県と回ってようやく長崎に行けるのだ。

    オドマ島原の オドマ島原の
         ナシの木育ちよ
      何のナシやら 何のナシやら    
       色気なしばよ しょうかいな
       早よ寝ろ泣かんで オロロンバイ  
      オンの池ン久助ドンの連れんこらるばい


島原の子守唄」島原鉄道常務宮崎康平の作詞・採譜。1957年島倉千代子でレコーディング。鬼の池ン久助ドンというフレーズが出てきます。「鬼の池ン久助ドン」は女衒のようです。実在したかどうかはわかりません。背中の子供に対する脅しとしたら悲しい話です。子守歌というのは怨み節が多いようです。遠いむかしの農村の貧困さを現しています。



昨年の春、島原の原城跡から天草方面を望みました。天草への思いが強くなったのです。これから富岡城址、大江天主堂、埼津天主堂方面に向かいます。


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