比企の丘

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奥羽本線・・・最高海抜駅・・・スノーシェルターで覆われた・・・峠駅

2018-10-22 | 鉄道と駅 北海道・東北編

JR東日本・・・奥羽本線・・・通称山形線の最高海抜駅(626m)・・・その名も峠の上の「峠駅」・・・山形県米沢市大字大沢峠。
福島の中通り・・・東北本線福島駅から分れて奥羽山脈板谷峠を越えて山形の米沢方面に向かう奥羽本線、峠駅は1899年開業。
1990年山形新幹線開通にともないスイッチバック駅であった駅が本線上に。

ホームはスノーシェルターの中に島式1面2線、構内踏切式。1日の乗客数10人(2004年調べ)。

スノーシェルターはスイッチバック時代、複雑な線路やポイントを深い雪から守るための設備、直線化された駅になっても流用されている。
※撮影日は2011年7月2日。
板谷峠・・・福島市と米沢市を結ぶ奥羽山脈越えの板谷街道の峠、大平洋側の阿武隈川水系と日本海側最上川水系との分水嶺、最高標高地点755m、板谷街道(米沢街道とも)は近世江戸時代に米沢藩の参勤交代の道として、また米沢藩の御蔵米を阿武隈川福島河岸まで搬出する経済道路でした。明治期の1881年に栗子峠越えの新道(萬世大路、現国道13号線)が開削され、いまは奥羽線、新幹線のみのルートとなり、かつて上杉鷹山も通ったという街道はほとんど廃道状態だそうです。

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