比企の丘

彩の国・・・比企丘陵・・・鳩山の里びと。
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九州の旅・・・大宰府・・天満宮・・・梅が枝餅

2006-10-01 | 道を行く 九州の諸道
九州の旅です

大宰府天満宮。マツリゴトの派閥争いに破れた菅原道真さんの怨念の社だ。
むかし村にも天神様があって鳥居の上に石をほりあげてのせると頭が良くなるといわれたが効き目はなかった。
ここは神社としての舞台装置がいい。門前町があり鳥居があり本殿までの花道がいい。樹木も社の杜として風格がある。
いつものことだがご縁がありますように5円を賽銭箱に奉納。

門前町で梅が枝餅の店を物色する。「松屋」という店に入る。ちょうど歩いていて止まったところだ。賞味期限を聞くとチョットヤバイ。空港の店に冷凍があると教わる。いい店だ。裏庭があって喫茶をやってる。梅が枝餅とお茶を頼む。ここの庭は素晴らしい。大宰府に行ったら「松屋」の裏庭でお茶を飲むといいですよ。

大宰府の跡に行く。ここは公園です。お花見をやってる。散歩の人もいる。

大宰府。ここの開設はいまから1400年くらい前だろうか。確かな記録はないようだ。大和王朝の九州出先機関です。徴税、軍事、司法などすべてを司ったようです。何しろ都からは遠いところです。
役所として体制を整えたのは663年朝鮮の「白村江の戦い」でボロボロにやられてからのようです。それ以来、外交、軍事のフロントとなります。関東地区から「防人」が徴用されて行きます。奈良朝、平安朝の時代には役人の左遷先になります。蒙古襲来もあり鎌倉時代、室町時代になるとなし崩しに組織が崩れていったようです。

いまは庁舎の柱の礎石が残るだけです。歴史を感じます。

福岡空港に行きました。ヨネチャンが見送りに来てくれました。驚いた。彼の奥さんはサッチャンといいます。

九州の旅は終わりです。楽しかった。


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