比企の丘

彩の国・・・比企丘陵・・・鳩山の里びと。
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荒川・・冠水橋・・・原馬室橋

2007-05-18 | 冠水橋・潜り橋・渡し場
「荒川」、奥秩父の「甲武信岳」を源流にして東京湾に注ぎ込む全長173kmの大河です。
埼玉県鴻巣市の河川敷にポピーを見に行きました。冠水橋がありました。原馬室橋です。

法面にコボレ種から出たポピーが咲いてます。地籍は鴻巣市原馬室。

全長59m、巾2.7m、高さは約10m。2001年流失、2002年建造。
ブルーの橋桁の上流側に流下する物質の衝撃留めが立てられてます。
手すりはポールに張られたワイヤーです。

堤防から堤防に架設された橋ではありません。河川内に渡された橋です。洪水になれば冠水して流失することもあります。事実、この橋も1965年、2001年と流失しています。
「荒川」その名前は全国にいくつもあるのだそうです。「荒ぶる川」です。かつては荒川や利根川には数え切れないくらいの渡し場(河岸)がありましたが明治以降に渡し場から冠水橋にと変わってきました。
ねぜ永久橋に変えなかったというと、永久橋に比べ何10分の1かの費用で架設できるからです。流失するのも計算のうちです。つい最近まで(数10年前まで)は木橋でした。
そして今もこうしていくつかの冠水橋が残ってます。それは河道の付け変えにより農作地が川を越えてしまったからです。農業耕作用の橋ともいえます。

橋の袂の下にはノンビリと釣り糸をたれている人がいます。
見渡す限りの葭原です。ツツガムシ病はどうなんでしょうか。ツツガナク行きたいですね


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