・・・彩風人の写真帳・・・
スイッチバック駅に魅せられて・・・えちごトキめき鉄道「二本木駅」からJR篠ノ井線の「姨捨駅」へ。
JR東日本篠ノ井線「姨捨駅」・・・1900年開業、大正モダンの洒落た駅舎は1934年建造、2010年むかしの設計のままにリニューアル。長野駅管理の無人駅。乗車駅証明書発行機あり、販売枚数が2017年は約3600枚。1日の乗客数2019年調べ53人。標高551m、ホームから善光寺平、田毎の月の棚田が一望。2007年日本経済新聞アンケートで全国尋ねて見たい駅2位。2008年アンケートで全国の月見ポイント1位。
ホームから見たスイッチバック式レール敷設の仕組み・・・右下から稲荷山駅方面からの本線は右上冠着駅方面に通過可能。左奥は引込線。
冠着駅側の踏切から駅方面のスイッチバック式レール敷設を見る。ホームは相対式2面2線。
稲荷山駅方面からの本線が下側に、上は姨捨駅構内。本線の勾配は25‰。
※撮影日は9月1日。
★日本のスイッチバック式駅
①通過不可能形・・・全国で4駅、勾配の急な坂を折り返しながらZ字状に登坂してゆく、折返し点に駅がある場合と本線だけの場合がある。
②通過可能形・・・全国に9駅(内、信号所3、1駅は貨物線のみ、実質5駅)、急勾配の本線からの水平の引込線と駅を設営、急行、貨物などが本線上を通過可能。
③折返し形.・・・全国で19駅(内、列車が通過せず終着になる駅5駅、信号所2、実質12駅)、勾配には関係なく地形上の関係、他線との関係でV字状に線路が敷設。小田急江ノ島線藤沢駅、西武池袋線飯能駅、東武野田線柏駅など。箱根登山鉄道大平台駅、上大平台信号所、出山信号所は急勾配通過不可能型であるが本線折返しがないので③に。
④終着駅形・・・全国で1駅、岩手開発鉄道岩手石橋駅、本線上で折返し終着駅に、旅客用ではなく、貨物専用鉄道。
数えてみると全国で33駅(かつては80駅近く)、信号所、貨物専用駅、通過電車なし、さらに平地の折返し駅などを外すと実質10駅、レアな存在に。
※コメント欄オープンしています。
・URL無記入のコメントは削除します。
・URL無記入のコメントは削除します。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます