Toshiが行く

日記や趣味、エッセイなどで描く日々

デジタルデトックス 

2022年06月04日 12時46分40秒 | エッセイ


「まだか、まだか」そうせっつくのはやめておこうと思う。
いまだガラケーの友人がスマホに変えた途端、
どっぷりはまり込んだら大変だ。

     

脳の情報処理は①入力②整理③出力─の順に行われる。
情報がほど良く入力されれば問題ないのだが、
大量の情報が絶え間なく流入すると、
脳内で整理されず、まるで「ごみ屋敷」みたいに溜まり、
「脳過労」の状態に陥ってしまう。そうすると、
物忘れや無気力などを引き起こす危険性があるという。
PCやスマホといったデジタル機器には、情報が溢れている。
それを休みなく使い続けると、先ほど話したように
脳が「ごみ屋敷」状態になりかねないのだ。

「デジタルデトックス」という言葉を最近知った。
デトックスとは「解毒」と言う意味で、
「デジタルデトックス」というのは、
要するデジタル機器の使い過ぎによって
「ごみ屋敷」状態になった脳をきれいにする、
あるいはそうならないよう注意を喚起するものだ。

     

日本デジタルデトックス協会なるものもあり、
そこがこんなことを注意している。
①寝室に機器を持ち込まない
②通話やSNSの通知をオフにする
③不要なアプリを消す
④目の刺激を減らすためモノクロ画面に設定する
⑤機器を使わない時は布をかぶせたり箱にしまったりして
 目につかないようにする

さて、これらをどれほど守れるだろうか。
ガラケーからスマホに変えて1年以上になるが、
確かにスマホを取り出す回数が多くなっている。
これ以上、脳が「ごみ屋敷」状態になってしまっては困る。
と思いつつ、またスマホを手にしてしまう。
困った奴だ。