娘2人の、合わせて3人の孫は、26、24、20歳になる。
一番上の女の子はすでに外資系企業に勤務する社会人である。
とは言っても、まだまだこれから多くの苦労、試練があろう。
下の男の子、女の子はともに学生。
学業に励んだうえで、旅立つ日を迎えなければならない。
早いもので、もうこんなにも大きくなった。
もはや、祖父母が手出し口出しできない、
いや、すべきではない年頃である。
少々、寂しくはあるが、
幼き日々の出来事を思い浮かべながら心和ませるしかない。
ベランダの花々が蕾をつけ始めた。
「出ずる日蕾む花」(いずるひ つぼむはな)
前途洋々たる若者たちに贈る言葉だ。
3人の孫たちに思いを馳せる。