小諸 布引便り

信州の大自然に囲まれて、風を感じ、枝を眺めて、徒然に、社会戯評する日帰り温泉の湯治客です。愛犬の介護が終了しました。

旧式のアナログ・一眼レフ・カメラを引っ張り出してみる

2011年10月10日 | 社会戯評
確か、今から、もう30年程も前、駐在に出るのに際して、一眼レフ・カメラが、必要になるということで、当時、5万円位で、ミノルタX-70という当時の最先端の機種を購入したが、帰国後、タンスの肥やしと化していた。先月、上田の真田祭りを見に行ったときに、隣の人が、大きな望遠レンズのデジカメ一眼レフを使用して、撮影していたので、確か、そういえば、自分も一眼レフ・カメラを使っていたことを想い出した。何せ、カメラの想いでは、余り、よい思い出がない。それも、学生時代、友人達と伊豆へ、旅行に行ったときに、父の旧いカメラを借りて、勇んで、撮影したつもりが、どういう訳か、フィルムが、うまく装着されていなかったので、せっかくの想いでのポーズも、写っておらず、それ時以来、トラウマと化して、以来、デジカメ派である。フィルムス・キャナーも、高額だったのに、その後のUSB接続の技術革新の普及で、当時のSCASIケーブル接続は、その後のPCに、接続できずに、今でも、眠ったままである。(廃棄するにしても、もったいなくて、出来ません。女房殿は、うるさく、訳に立たない無用の長物は、早く処分すべしと、圧力をかけてくるが、「無用の要」にも、利があるとか、何とか、訳の分からぬことを言いながら、今日に、至っている。)成程、一眼レフ・カメラというのは、さすがに、腐っても(?)大した代物である。試し撮りの我が老犬の毛並みは、その1本1本までもが、はっきり、くっきり、これなら、顔の皺、白髪の1本までも、写ってしまうでは無いか?光学ズームに較べて、タムロンの望遠レンズを装着しているので、これ又、苦労せずに、一定の距離からも、背景が、程よく、ぼけて、手前はくっきり、背景は、モヤッと、何とも、良い感じである。今後の課題としては、PCへの画像の取り込み手段である。どうしたものであろうか?心配していたレンズのカビも、なさそうである。新たな愉しみが出来たのは良いが、何とも、悩ましい話である。