小諸 布引便り

信州の大自然に囲まれて、風を感じ、枝を眺めて、徒然に、社会戯評する日帰り温泉の湯治客です。愛犬の介護が終了しました。

猛禽類の狩りの後に遭遇す=ノスリだろうか?

2011年10月18日 | 自然・植物・昆虫
車を発進させると、カーブのところで、カラスが、一羽、道路の上に、立っていて、その先に、薄茶色した大きな鳥が、鋭い視線をこちらに、向けて威嚇している。何やら、足許の鋭い爪に、鳥のような物を、しっかりと、掴んでいるようである。さっと、舞い上がると、地上から、30cm程の高さを、低空飛行で、翼(60-70cmくらいか)を拡げて、静かに、悠然として、車を恐れることなしに、ゆったりと、左前を、滑空していく。たまたま、飛翔していく先が、車の行き先だったので、それに従うように、追いかけると、体長10cm位の茶色色をした野鳥が、目をつぶり、首を下に垂らした、ぐったりした様子で、両脚の爪に、しっかりと、掴まれている。どんな野鳥かは、峻別出来ないが、明らかに、既に、事切れている様子が、見て取れる。結局、ノスリと思しきその鳥は、そのまま、滑空しながら、森の中へ、消えていった。昔、やはり、車で、山中を走っていたら、右後ろから、突然、車の前を横切るように、大きな鳥が、鼠を捕食しようと、上空から、舞い降りてきた瞬間を見たことがある。残念ながら、その時は、鼠を捕らえることができず、そのまま、再び、上空へ、舞い上がっていったが、、、、、。又、NZに滞在していたときには、明け方、ドライブしていたら、車に、はねられた小動物を、道路の真ん中で、堂々と、大きな鳥が、食べていて、ライトで、照らすと、瞬間、その目と目があった経験をしたことがある。その目つきの鋭さは、猛禽類独特の物で、今でも、その光景は、記憶に、新しい。今回は、フィールド・ガイド(日本の野鳥)で、調べると、どうやら、トンビやサシバではなくて、(目の上に、白い筋はなかったので、)どうやら、ノスリのようである。きっと、身近な自然の中では、知らない処で、知らない内に、毎日、狩りが、当たり前のように、行われているのであろうかと、改めて、気付かされる。