版画を観賞していると、何故、こんなに、力強いタッチが、表現できたり、或いは、繊細な筆使いのような表情が、出せるのかと、その技術の高さに感心してしまう。成人した時に、両親が、木製の表札を記念に、作ってくれ、それを、結婚した時に、掲げていたが、家の建て替えの際に、外人にも分かるようにと、英文に替えたので、小諸の家へ、持ってきた。もっとも、ポスト横の表札には、マッチしないので、新しく、表札を、彫刻刀で、手作りしてみることにした。彫刻刀による作業は、小学校か、中学校以来である。なかなか、複雑な漢字を彫るのは、難しいものである。又、筆使いの感じを出すための止めや、ハネにも、結構、気を遣う。もちろん、指を切らないように注意することは、基本中の基本であるが、、、、。何とか、形に、出来るまで、コツコツと、時間をかけて、少しづつ、製作する。果たして、その出来映えは、どんなモノだろうか?グルー・ガンで、ドングリと松ぼっくりを使って、100円ショップで購入した木枠の周囲を、デコレーションして、ニスを塗って、完成である。ポストの方は、既に、20余年も前に、手造りしたものを、ペンキを塗り替えながら、今日に至っている。これで、完成である。