小諸 布引便り

信州の大自然に囲まれて、風を感じ、枝を眺めて、徒然に、社会戯評する日帰り温泉の湯治客です。愛犬の介護が終了しました。

ハザード・マップを考える

2011年10月16日 | 社会戯評
何でも、長いこと住んでいれば、昔は、この土地は、ああだったとか、こうだったとか、伝承がされるが、著しい宅地造成や、山をも崩すような機械の前では、そんなことは、どこかに、一緒に、埋められてしまいそうである。何年か前に、都心で、これまで経験したことのないような亜熱帯性ゲリラ豪雨が、自宅近くであり、隣の家の地下ガレージが、急な坂の下の下水道のマンホールが、一挙に、溢れてしまい、その為、水没してしまったことがあったが、その時も、我が家では、代々、この付近は、地下室を作らない方がよいと言い伝えられていたのを想い出した。この間、浅間山のハザード・マップを見ていたら、夏場の噴火による火砕流とは別に、何と、冬季の冠雪時の噴火を想定した、泥流によるハザード・マップであった。成程、豪雨、泥流、地震、津波、深層崩壊、火災、交通事故、原発、放射能、等、数え上げれば、数限りないハザード・リスクが、あげられるものである。いやはや、大変な時代になったものである。子供の頃は、避難訓練などは、授業がサボれる(?)程度にしか、考えていなかったが、今や、それどころではない。そんな悠長なことを言っていたら、罰が当たりそうな勢いである。「運を天に任せる」等と、口が裂けても、言えません。我が老犬には、「その時は、頼むよ」と、いつも、お願いしているが、、、、。動物的な本能に、依存していたら、駄目でしょうか?もっとも、3.11 の時も、女房殿曰くでは、泰然自若としていたらしいので、やはり、駄目でしょうかねェー。