小諸 布引便り

信州の大自然に囲まれて、風を感じ、枝を眺めて、徒然に、社会戯評する日帰り温泉の湯治客です。愛犬の介護が終了しました。

ウーファーになろう!:現代版住み込み書生か?

2013年03月26日 | 社会戯評
ウーファーになろう!:現代版住み込み書生か?
何とも、新しい形での「食事と宿泊場所」と「力」を交換する仕組みだそうである。ウーファーWWOOFerとは、ホスト・ハウスに往き、力を提供することで、その交換として、
手助けする労働者でもない、学習者、サポーターのことを言うらしくて、海外からの若者が、安い費用で、日本の文化や生活を体験できる仕組みのことらしい。海外旅行者向けのゲスト・ハウスともことなるらしい。実際、茶房、読書の森で、こうした受け入れ体制を、整えることで、その目指すところの地域文化や芸術・音楽・アートなどの活動を一緒に体験して行けるそうである。ホーム・ステイやワーキング・ホリデイのようなシステムとも、一味、違うようである。力というから、労働力化と思いきや、必ずしも、全て、そうでもなさそうである。
参考までに、詳細は、下記サイトを参照してみて下さい:
http://www.wwoofjapan.com/main/index.php?Itemid=31&id=16&lang=ja&option=com_content&task=view
別に、宣伝するわけでも、支援するつもりでもありませんが、(まだ、よく、飲み込めていないので)こうしたシステムも、海外観光ツーリストのインバウンドの増加のツールにも、なるのかも知れません。謂わば、「草の根の労働奉仕を通じた文化交流」の一種で、何も、一流のホテルではなくても、若い人達が、再び、それこそ、結婚してからとか、或いは、孫を連れて、40年後にでも、リピーターで、やってくるかも知れませんね。もう少しばかり、勉強をしてから、再度、論じてみることにしましょう。随分と、世の中には、知恵を絞れば、何も、莫大な費用を使わずとも、草の根で、相互に、文化交流できる手段があるものであると感心します。謂わば、今や、絶滅してしまった昔風の「住み込み書生」に近い雰囲気でもあろうか?3月26日付けの信濃毎日新聞に、「茶房、読書の森」での具体的な体験事例が載っていたので、参照されると宜しいかも知れません。都会でのセイフティー・ネットや、貧困対策などに、税金をたっぷり、つぎ込むのであれば、ハロー・ワークなども、行政側も、観光協会も、こうした活動に、助成した方が、もっと、効果的ではないかと思われますが、如何なものでしょうか?