瞑想と精神世界

瞑想や精神世界を中心とする覚書

恐怖と不安

2007年06月19日 | 瞑想日記
夜中に目覚めてトイレへ行く。少し恐い夢を見ていたようだ。かすかな恐怖や不安、悲しみの余韻を感じながら用を済ます。その不安や恐怖は、事故や病気でいつ傷つき、終わるかもしれない、限りある肉体(いのち)に根ざしているようだった。

日常生活の中でそういった恐怖や不安を忘れてしまうのは、もちろん抑圧するからだ。一方で、一切の抑圧から解放されているがゆえに、恐怖や不安や悲しみといった感情からも、ある意味で解放されてしまった人も存在するだろう。

幻想としての「自己」が、肉体を同一化して、それに執着していく限り、恐れや不安、悩み、苦しみが止むことはないのだろう。

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