This is the football !長野市で活動していた吉田サッカークラブです。

活動期間1997年4月~2021年3月です。活動時はチーム公式ブログ、休止後はサッカー関係の随想をつづっています。

間と仕切り直し

2010年07月15日 | サッカー
サッカー界の流れに沿って、スペインが優勝しましたね。

流れに沿ったとは、
”今後こういうサッカーを目指しましょうよ!”
と、言いやすいチームが勝ったということです。

”勝つためには容赦なく削ることが必要です!”
とは、言えませんよね。”

とは言え、ワールドカップの初優勝が掛かった試合です。
オランダがああいう試合をした事には僕はどちらかと言えば共感しました。

願わくばウェブ主審が場の空気なんて読まずに、どんどん退場にしたほうが良かったと思うだけです。
タイトルが掛かればあそこまでやってもとりあえず一発退場は無しだね。と思わせないために。


よく審判が試合を壊したと言われることがありますが、ファールして退場になるのはプレーヤーがしている事で、審判はルールに則って判断しているだけだということをお忘れ無く。

審判は跳び蹴りを事前に阻止出来ません。



さて、再放送などでデンマーク戦の例の美しいFK2本を何度も眺めて感じた事。

やっぱり日本人は仕切り直しがうまいな。


さあ、フリーキック。
よし、ボールセットした。
狙いは決まった。
キックはこれ。
行くぞ!
ヨッシャー!!

日本人が長年親しんで、好きで、得意なスポーツはみんなこれですよね。
相撲、野球、柔道、レスリング、などなど。

カメラワークも追いつかないようなFKのリスタートや(オランダ-ブラジルでのオランダの同点ゴール)、
トリックCK(ロッベンがさもキッカー交代するかに見せかけて実はちょんと動かしていた)など、
バレーボール選手ですか!?とつっこみたくなる両手ブロックをして素知らぬ顔で立ち去ろうとしたスアレスとか

のプレーは苦手ですし、もしそれで得点しても共感は得られないでしょうね。

ニッポンは良くも悪くも正々堂々!!


今後サッカーで世界一になるために、サッカーの世界では美徳とされる抜け目の無さを南米並みに身に付けるか、正々堂々を貫いて行くのか?

大げさではなく国民の同意が必要でしょうね。