心の中のBYJと共に!

ようこそ!老年期まっしぐらのハルの韓国旅行時々国内旅行の記録です。最近は旅には出ても、報告アップが滞りがちですが…

オンニチプロ カジャNO10ーナドゥリ

2016-06-20 | 地方旅行
オンニのお家に遊びに来て三日目、今日は少し遠出です。その為昨夜は行き先を
決める巨頭会談が開かれました。オンニたちは私を慶州か外島辺りに連れて行って
あげよう考えていたそうです。
どちらも既に行ったことがありましたが、慶州はまだ足を踏み入れていない所も
多く、何度でも行きたい思いもあり魅力でした。とりわけ三国を統一した金春秋
の息子文武王の海中にあるというお墓は、知った時から是非行きたいと思っていた
場所です。

慶州に凄く心をひかれながらも、私からは浮足寺を提案しました。丁度オンニの所へ
出かける直前の頃に、ヨンチングからのコメントで、慶尚北道に憧れの美しいお寺が
あると伝えられました。それが浮足寺だったのですが、オンニの家がやはり慶尚北道
だったので、お家にお邪魔しながらちょっと出かけるのに良い場所ではないかと
思っていました。

するとオンニ達も行ったことが無いから行ってみたいと賛成してくれました。でも
ちょっと遠いとかなんとか~~。
こういう時大活躍してくださるのが、オンニの娘、ジョンヒさんです。すぐスマホを
手に検索し色々な情報を集めてくれます。そして近くにソンビ村があるから、行く
ついでにそこも見て来ようと相談がまとまったのでした。こうして日帰りでお楽しみに
出かけることを、韓国ではナドゥリと云います。

5月15日朝ご飯を終えると、オンニはお店の方のキッチンへ行き冷蔵庫にあるスイカを
取り出してザクザク切り大きな密閉容器に入れ、他にオレンジやヤクルト、昨日お寺で
いただいたお餅、そしてお水はもちろんたっぷり積み込んで出発!したのですが、5分
とたたず、どこかのお宅の庭に車を入れ「ちょっと3番目の娘に紹介するから来て!」と。

この時私は初めて、オンニに3人のお嬢さんが居ることを知ったのでした。お家の
インタホンをピンポンと押すと、3女のお嬢さんとそのお子さんの小学3年位女の子と
就学前の男の子が玄関に現れました。


男の子はオンニを見るなり「ハルモニ!」と両手両足でオンニに飛びつき、しばらく
離れないほどハルモニ大好きっ子のようでした。お嬢さんもお孫さんもみんなオンニが
大好きで、厚い信頼で結ばれていると思われ羨ましかったです。日曜日なのでお婿さん
も在宅で、優しく頼もしそうな人で、そんな娘さん一家がすぐ近所にお住まいと
分かって安心しました。

娘さんのお家を辞すと、今度は本当に出発です。高速に乗る前にガソリンを入れると
言うので、私に払わせて云いましたが、みんなで遊びに行くのだから私が出すと
譲らないジョンヒさん。仕方なくじゃあお昼は私が出すからね、じゃないとお昼抜きに
するわよ、食事時にちゃんと食べられないと、私機嫌悪くなるからちゃんと払わせてね
と宣言して、ガソリンは遠慮なくお任せすることにしました。

高速に乗ると楽しく快適なドライブです。お子さんが小さい頃、今日のようにお八つや
お弁当を摘んでご主人の運転で良く出かけたものだと一しきり思い出にふけるオンニ。
お幸せなご一家だったんでしょう^^

さて目的地ですが、かなりの距離を走ってもなかなか到着しそうにありません。それも
そのはず、同じ慶尚北道だから近いだろうというのは私の見込み違いで、永川市は南の
方、浮石寺のある栄州市はかなり北の方に位置していたのでした。

途中休憩で寄った安東の休憩所にあった大きな仮面のモザイク画


安東と云えば仮面劇で有名です。仮面劇に使うお面を小さなタイルに焼いて、その
タイルで作った仮面です。

オンニチプロ カジャNO9 ーオンニのお家ご飯

2016-06-18 | 地方旅行
5月15日(日)オンニのお家滞在3日目です。朝7時過ぎに目覚めると既にオンニは
起きて、お庭の手入れをしていました。私も身支度して外に出てみます。お庭は
家やお店などの建物に囲まれ中庭になっています。韓国のお家の中庭は、屋根のない
もう一つの居間風の役割を果たします。鉢植えの影になって見えませんが、写真左
にはソファが正面奥には縁台が2台有ります。煙や臭いの出る焼き肉をするのには
もってこいの場所ですね。


オンニの庭はお花の鉢で一杯でした。真ん中には大きな藤の木!すぐ側に鉄柱を
立て、伸びる蔓を其の鉄柱に巻きつけるように育てていました。切っても切っても
追いつかなそうによく伸びる蔓。


言わなくて良いことを浅い考えで口にしてしまいました。「棚を高く作って、這わせる
ようにすれば、庭に日陰を作れて、その下に縁台でも置けば涼むことが出来ていいん
じゃないかしら?」

そうしたいのは山々だけど、伸びた蔓が屋根の上まで伸びてオンニの手で管理できない。
ご主人が居る時は切ってもらえたけれど、ご主人無き今は全部オンニが一人でしなくて
はならないから、大きな太い木だったのを、枝一本を残して切ってしまったのだそうです。
見ると確かに私の両手では、とても足りない太さの痕跡が地面から4・50センチの所に
有りました。

ご主人と2人3脚で1男3女を育て洋品店を営んできたオンニ、お子さんは既に独立し
経済的な苦労は無かったでしょうが、交通事故という別離に当たって何の心の準備も
出来ずに、精神的支柱のご主人を失って、再び元気にお店を切り盛りするまでには、
本当に大変な時間が必要だったことでしょう。お店があって、オンニを必要とする地域の
お年寄りたちがいることが、きっとオンニの支えになったと思います。


お庭でおしゃべりしていたら、お嬢さんが朝ご飯の準備を終え呼んでくださいました。
朝からたくさんのお料理にびっくりしていると、韓国の朝ご飯は一番力を入れて作る
のだそうです。


全部をカメラに収めたくて真上から撮って見ましたが,その間にもお皿が増えて
角度を変えてもう一枚。手前右から時計回りに、にんにくの芽の醤油漬け、ムルキムチ
昆布と唐辛子のから揚げ、トマトのくし切り、真ん中のお鍋はテンジャンチゲ、その隣は
プルコギ、お鍋の向こうは裏庭(塀の向こう側)の畑で摘んだサンチュなど、テーブルに
並んだ半分以上が、いつでも出せるように作り置かれた常備菜です。


ボリュームのある朝ご飯をしっかり取って3日目の観光スタートです。(続く)

オンニチプロ カジャNO8ー天空の庭散歩と第2石窟庵

2016-06-15 | 地方旅行
帰国後ぼおっと過ごしていたらいつの間にか四日も経っていました。でも帰国
後、いえ滞在を切り上げてでもしようと思いたったことは、既に準備を済ませ
今日行動開始しました。もうボオッとなんてしていらせません。

ブログも再開致します。記憶が曖昧になっていますので、不明確な記述が多く
なるかもしれませんが、よろしくお付き合いいただけたら嬉しいです。
5月13日釈迦誕生日の前日にオンニの住む京尚北道永川市に出向いた私、到着
と同時に怒涛のお寺巡りが始まりました。NO8にして未だ2日目の午後です^^;

お昼をいただいて百興庵を後にした私たちは、オンニのお家に一旦寄った後
八公山の天辺にあるというお寺に向かいました。そこは北へ備えてのミサイル
基地が作られたために、普段は立ち入り禁止になり年に一度、釈迦誕生日に
だけゲートを開いて信徒を受け入れるのだそうです。

オンニのお家は八公山の東南側、頂上までは山裾をぐるぐる回る様にドライブ、
新緑が美しい木々の葉をそよがせて吹く風に、窓を開けて車を運転するお嬢さん
「シオナダ!(涼しい)」と気持ち良さげです。私は、内心PM2.5さえ飛んで
無ければねと、ちょっぴり複雑な気持ちでその言葉を聞いていました。



あれれ、今年はゲートを開けないようです?

でも折角ここまで来たので同じく八公山てっぺんにある「ハヌル チョンウォン
(天空の庭※)」を散策して、第二の石窟庵かどこか別なお寺に行こうということ
になりました。
それにしても、帰国後調べたら八公山の主峰は1,192㍍弱あるそうですが、天辺
近くまで車で行けてしまうってすごいです。
そんなところにまで散策路を創る発想も登山好きの韓国人ならでは?(本格登山で
なくても登山気分が楽しめる散策路です)
第二石窟庵も興味があります。慶州の石窟庵のように、ガラスの扉に隔てられて
はいないそうです。

【天空の庭】


山中に作られた散策路で、登ったり下ったりがあるようですが、北岳山の城壁
巡りを体験済みの私、少し自信がありました^^;







登りきると少し開けた岩場があり、先客達がシートを敷いて楽しそうでした。

その岩場からは、谷間を隔てて先ほど入場を拒まれた基地が手に取る様に見えました。





谷を覗きこむと吸い寄せられそうで少し怖い思いもありましたが、何しろ気持ちの良い
風にしばしそこで憩っていました。





一しきり天空のお庭に堪能しそろそろ次の場所と移動しかける頃、件の一行
に見知った人を見つけ談笑するオンニ、義理の弟さんのご近所さんだとか~。



一しきり懐かしい話の後、出発。この方たちもこれから第二石窟庵に
向かうそうです。

駐車場に降りてからもスマホでオンニと私を写すのに余念のないお嬢さん
こんな写真が撮れたと盛んに不思議がっていました。



【第二石窟庵】

第二と呼ばれていますが、こちらの方が作られた年代は一世紀程古いそうです。
参道には美しい松林があります。




断崖絶壁に彫られた石仏3体は、左に観世音菩薩、右に勢至菩薩を従えた阿弥陀様
だそうです。









日本人の訪問もあるのでしょうか、日本語の解説もありました。



お参りを終えて帰りかけたところで、天空の庭で出会った方達にまたばったり
食事をして行くよう勧められてピピンパを軽くいただくことになりました。
とても美味しいナムルが入っていたと思いますが、何だったかは残念なことに
失念しています^^;(続く)



※ハヌル チョンウォン空の庭園:直訳
           天空の庭:はる翻訳 





ただいま~無事帰国しました^^

2016-06-12 | 日記
6月11日アシアナ1045機にて午後5時30分少し前、到着予定時刻より若干早く3カ月ぶりに
無事帰国いたしました。到着は早目だったというのに、2つ預けた荷物の一つが最後の方に
やっと出てきて、受け取りに時間がかかり、ほぼ満員の乗客中、ほぼ最後に入国ゲートを
潜る頃は、到着から裕に1時間は経っていました^^;苦肉の策の荷物談義追々アップして
いきますので、又聞いてくださいませ。


さて突然話がそれるのですが、一緒に帰って来た友人によると、韓国に行った時の飛行機も
定刻より早く出発し、従って到着も早かったとか。そういえば5月1日に連れ合いが乗った
時も、定刻より30分も早く出発したとか、・・・

やむを得ない事情で出発が遅れることはあっても、早めることがあるとは考えたことも
なかったので、びっくりポンなこと航空会社の飛行状況を続けて聞きました^^?


それはさておき、入国するや韓国滞在中、日本の携帯会社との契約は保留にしていた
ので、再開手続きを出国時と同じく、空港のドコモショップで済ませました。
帰宅のリムジンバスにやっと乗ったのは19時10分。バスの中では、連れ合いを皮きりに
韓国チング、家に戻って夕食を済ませてから、昨日まで一緒に旅行した日本の友人に
連絡してやっと一息ついて帰国初投稿です。明日から又滞在中の報告をしていきますので
よろしくお願いします<(_ _)>










3か月の下宿生活の締め括り(追記あり)

2016-06-06 | 日記
昨日に引き続き今日も洗濯をしています。昨日は私物、今日はお借りしていた
寝具。今日中に乾いたとしても、折角洗ったのに使用しては意味が無いから
今夜はチムジルパンへ行って、一晩を過ごしてくる積りです。

チムジルパンはサウナに似ているけれどサウナよりもっと健康に良さそうな
大衆浴場の一種です。24時間営業なので、アパートを突然追い出されたり、
家を失って行き場をなくした人が、当座のねぐらに利用するのをテレビドラマ
で時々見ます。汗蒸幕(ハンジュンマク)に出たり入ったりしながら、体の芯
に溜まった諸々を汗と共に絞り出し、体の凝りは待機している指圧師にマッサ
ージしてもらったり・・・

韓国人、とりわけ女性たちはチムジルパンで日ごろの疲れを回復するのを
楽しみとする人が多いようです。下宿のセスクシも以前はチムジルパンに
通っていましたが、最近はもっと近くにある목욕탕(モギョクタン沐浴湯)
にしたそうです。週2日、行けば2・3時間はそこで過ごすというので、忙しい
忙しいが口癖のセスクシ、ただやみくもに働くばかりでなくて良かったです。
ただその所為で、通いのアジュモニが3日間泊りこみで私たちの食事のお世話を
してくださいます。

泊りこみということで驚くべき大変さを知りました。韓国の男性とりわけ
年配の男性には、妻が病気であろうが、用事があろうが、自分の3度の食事を
自ら作って食べる習慣が根付いておらず、そのアジュモニは、朝夕の食事の
世話をぬって金浦空港の近くにある遠い自宅まで、ご主人の食事の世話を
するために帰るという話を聞きました。さすがに毎日では無かったようで
ほっとしました。

本当に韓国の夫属というのは伊達に令鑑(ヨンガン)・両班(ヤンバン)など
と呼ばれているのではないなと思いました。令鑑も両班も昔の高い身分の男性
を指したり、その身分をあらわす言葉ですが、韓国女性が夫の話をする時
その呼称を使うことが普通によくあります。

話が随分それてしまいました。
午後の買い物は、ポジャギチングが付き合ってくれるそうです。休暇で来て
いた息子さんを、見送ってから出て来てくれるそうです^^; 

韓国人がパンチャン(ご飯のおかずの常備菜)によくつくるジャコとナッツの
甘辛いため、あれの材料を是非買って帰り、家で作ってみようと思います。
他に乾燥椎茸や蕨も、ということで乾物を多く扱う中部市場へ行くんですが、
なま物を購入するには早いので、もう一度最後の日にも時間を見つけて
どこかの市場に行けたら良いのですが・・・。




【追記】
お昼は中部市場にある有名なピピンネンミョンのお店で、フェネンミョンを
いただきました。お昼をあえてはずして1時に行ったので、お昼休みの人たちは
もういないだろうと思ったら…
三連休だということをもう忘れていました!お店の前はごったがえしていました。
並んでいる人にどれくらい並んでいるのか聞いてみたら、麺だからすぐ食べ終わる
でしょう、なんていうから列に並びました。

すぐだなんて、なんの何の30分は並びました。それでも1・2階に座席があるので
確かに回転は速そうですが・・何しろ多かった!

やっと席に着くとまずおやかんに入ったスープ(ユクス)が、お茶代わりに
運ばれてきます。


温かくてお腹に優しい気がして好きです。注文はフエピピンミョン。



食後はチングのお陰で、効率よくかつ知らなかった材料も教えていただき、無事
買い物を済ませ三清洞で間食して帰りました。


下宿に戻ると、セスクシがミョヌリとお手伝いのアジュモニを従え貝の殻むき忠、
大慌てで荷物を簡単に始末し、夕食は後にして手伝いました。
私の手が増えたと見るや、現金にもミョヌリがさっさと抜けて~、オットケ!
とは思ったけれど、子育て中のオンマだからまあ大目に見ましょう^^


無事セスクシの顔も見たし、手伝った後はピットルギというへそ曲がりと同じ名前の
貝をテンジャンチゲにして食べさせて頂きました。採りたての貝、作ったばかりに
テンジャンチゲ、丁度蒸し暑かった今日の気候に青トウガラシがピリッと利いた
チゲはとても美味しかったです。

ということで、これから支度してチムジルパンです。そして、これにてPCは鞄に
仕舞います。スマホデ短い報告はできるかもしれませんが、詳細や実報告の【オンニ
チプロ カジャ」などは、帰国アップしていきたいと思います。よろしくお願いします。





※ただ今、コメント欄を閉じさせていただいております。帰国しましたら
また再開しますので、よろしくお願いします。<(_ _)>