「木下黄太のブログ」 ジャーナリストで著述家、木下黄太のブログ。

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徳島新聞のコラムに長井さんの話題が出ています。

2008-05-04 00:07:14 | その他
徳島新聞の「ぞめき」という有名コラムに
長井さん関連のコラムが出ていますので
ご紹介いたします。
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ビルマの長井さん銃撃事件 
(『徳島新聞』2008年5月1日付け夕刊、コラム「ぞめき」)

「捨身」。この言葉で何を連想するだろう。
たとえば小説『塩狩峠』。主人公の鉄道員は
暴走しかけた客車を止めようと自ら車輪の下敷きになった。
彼はその日が結納だった。婚約者の笑顔が脳裏に浮かんだが、
あえて身を捨てた。
または寺山修司の詩。
「マッチ擦るつかのま海に霧ふかし 身捨つるほどの祖国はありや」。
殉国した戦死者を哀れむ反戦歌とも読めるし、
目標を探して苦悶する若者の心象風景でもあろう。
最近なら、この写真を連想するかもしれない。
逃げ惑う民衆と追い回す官憲。その手前で横たわる一人の日本人。
すぐ横を銃を持った兵士が駆け抜ける――。
倒れているのはフリージャーナリストの長井健司さん
(当時50歳、愛媛県今治市出身)。
昨年9月に起きたビルマ(ミャンマー)での反政府暴動を取材中、
政府軍に射殺された。銃撃直後を捉えたこの写真には先月、
ピューリツァー賞が贈られた。
もらったのは撮影した通信社の記者だが、
長井さん自身の活動も同様の賞賛に値しよう。
ノーベル平和賞のアウン・サン・スー・チーさんを軟禁し、
民主化を抑え続けるビルマの軍事政権。
僧侶が率いた今回の反政府デモは大きな事件だった。
長井さんは、
「地を這うような取材をしたい。殺されたらテープを日本に送って」と知人に語っていたという。
そして当日、撃たれてもなおカメラを離さなかった。
身を捨ててまで民衆の窮状を世界に伝えようとする姿であった。
しかしビルマ政府は「流れ弾に当たった」と説明し、
カメラも返さない。
これに抗議するため、報道関係者、評論家らが
署名集めや講演活動に立ち上がった。
徳島でも5月11日に講演会がある。
「最前線のジャーナリズムと長井健司」と題して、
宗教学者の島田裕巳氏らが話す。
島田氏はオウム真理教の評論で注目され、
近著『日本の10大新宗教』もベストセラーになっている。
「捨身」は仏教用語でもあるし、
キリスト教にも犠牲の概念がある。
「利他主義」は宗教に共通する思想だが、
今の日本社会ではむしろ「利己主義」が幅を利かす。
長井さんの死が問いかける意味は深い。
講演会は徳島大学総合科学部4号館201教室で、午後4時から。
入場無料、駐車場有。詳細は徳島大学のホームページに。(饗)
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四月末の集計で署名は
五万人を超えました。
50900人を超えています。

本当にありがとうございます。
ようやく目標値の十万人署名の
半分まで到達いたしました。
ことしの九月末までに、
長井さんの一周忌までに
十万人の署名を達成したいと考えています。


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神戸で開催いたします。

トークイン神戸 ピューリッツア賞記念講演会
「日本社会の問題と長井健司」

日時:5月10日(土)18:00~19:30
(開場 17:45)
講師:島田裕巳
長井さん署名呼びかけ人。宗教学者、中央大学法学部兼任講師。
「日本の10大新宗教」「宗教としてのバブル」(幻冬舎新書)など著書多数。
進行:岸野亮哉 当会副代表。僧侶。写真家。
イラクやビルマ、スリランカ「解放のトラ」などの単独取材も行う。

場所:神戸市勤労会館 講習室308  
神戸市中央区雲井通5丁目1-2
アクセス  三宮駅から徒歩約5分

先着100名 資料代500円
予約: TEL03-3746-0065 
EメールKansai_nagai@yahoo.co.jp
※なるべくご予約ください。お問い合わせも受け付けております。
主催:「ミャンマー軍による長井さん殺害に抗議する会」
http://blog.goo.ne.jp/nagaikenji20070927/
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また、5/11の日曜日のトークイン徳島が
国立大学である徳島大学のホームページに
掲載されています。
http://www.tokushima-u.ac.jp/ 徳島大学トップ
トークイン徳島 ピューリッツア賞記念講演会
「最前線のジャーナリズムと長井健司」
日時:5月11日(日)16:00~18:00
場所:徳島大学総合科学部(常三島キャンパス)4号館201教室
徳島市南常三島町1丁目1番地   
講師:島田裕巳 氏 
宗教学者。中央大学法学部兼任講師。
長井さん署名呼びかけ人。
「日本の10大新宗教」「宗教としてのバブル」(幻冬舎新書)、
「慶應三田会」(三修社)など著書多数。

   饗場和彦 氏 徳島大学教授、元新聞記者。

進行:木下黄太 当会代表、ジャーナリスト

予約:03-3746-0065 
または tokushima_nagai@yahoo.co.jp
※なるべくご予約ください。お問い合わせも上記で受け付けております。

主催:「ミャンマー軍による長井さん殺害に抗議する会」
共催:徳島大学総合科学部 
   国際政治学研究室/饗場和彦教授

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トークイン湘南第1回ピューリッツア賞記念
「現代日本の問題と長井健司」
日時 5/18(日) 午後六時より午後七時半

開催場所
「湘南アカデミア」 7階教室 
藤沢市鵠沼石上1-1-1江ノ電第2ビル7階
JR藤沢駅前すぐ
TEL 0466-26-3028
(会場に関しての問合せは江ノ電沿線新聞社まで)


講師 島田裕巳
長井さん署名呼びかけ人。
著述家、宗教学者。
中央大学法学部兼任講師。
「慶應三田会」(三修社)
「日本の10大新宗教」「宗教としてのバブル」
(幻冬舎新書)など著書多数。

参加費五百円
先着50名限定
予約: TEL 03-3746-0065 
Eメールshonan_nagai@yahoo.co.jp
※なるべくご予約ください。
お問い合わせも受け付けております。
主催:「ミャンマー軍による長井さん殺害に抗議する会」
http://blog.goo.ne.jp/nagaikenji20070927/
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第3回トークイン京都 日時:5月18日(日)
19:00~20:30
京都駅前 京都キャンパスプラザ
講師:大野元裕(中東研究者)、岸野亮哉

「イラク戦争をめぐる世界情勢と長井健司」
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長井さん殺害事件の署名活動です。
署名の用紙のPDFファイル設置しました。
ダウンロードして手書きで署名する方のためにお使いください。
http://hal.sakura.ne.jp/shomei.pdf
送付先は下記まで郵便かFAXで。
「ミャンマー軍による長井さん殺害に抗議する会」
 〒1060032
港区六本木7-8-25永谷リュード六本木306  
FAX 03-3306-5181

肩書きは具体的な所属先でも、
「会社員」などの一般的なことばでもかまいません。
もちろんネット環境になんらかの問題がある場合は
メールやファックス、郵便物などで署名を頂いても結構です。
なお、会には電話も一応ありますが、
不在も多いため
何かご連絡のある方は(メディアなども)
できるかぎりまずメールでご連絡をお願いいたします。

「ミャンマー軍による長井さん殺害に抗議する会」
http://blog.goo.ne.jp/nagaikenji20070927/(ブログ) 
nagaikenji20070927@mail.goo.ne.jp(メール)
 〒1060032
港区六本木7-8-25永谷リュード六本木306  
TEL 03-3746-0065
(平日10時から17時で対応)
FAX 03-3306-5181


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署名フォーム(クリック→)https://hal.sakura.ne.jp/syomeis/sign
携帯電話はこちら(クリック→) http://hal.sakura.ne.jp/sign.html
署名フォームはhttps使用のため、セキュリティアラームがでますが
安全上の問題は何もありませんので、先に進んで署名してください。
署名は未成年でも、小中学生でも、ぜひ署名してください。
もちろん日本国民のみならず、
他国の皆様の署名も歓迎しています。
なお、都内近郊を中心に、
署名活動にふさわしい場所がある方は教えてください。
また、まったく他のイベントを企画開催されている方で
会場の内外で署名活動に許諾、ご協力いただける方は
ぜひ会までメール下さい。
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