「木下黄太のブログ」 ジャーナリストで著述家、木下黄太のブログ。

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避難した我が子が運動中に、心臓異常で、二回、突然死寸前の恐怖。誤魔化す女達への不信。

2012-10-01 00:10:46 | 福島第一原発と放射能

 くわしい話は伺っていますし、かなり細かく詳細も分っていますが、お母さんから最終的に掲載可能な内容として、送られてきたメールは下記のとおりです。スポーツをしていた中学生が、運動中に、二度、突然死寸前まで至った話です。

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関東では比較的低汚染だといわれている地域から、昨年秋、西日本に移住しました。
理由の一つは、私の子供達が真剣に取り組んでいるスポーツがあり、
土埃の舞う屋外で、長時間呼気被曝することが気になったためです。
 
しかし、この1年間で、中学生の子供が2回も倒れました。
突然死寸前だったのです。
心臓に異常が見つかり、スポーツはやめました。
 
そして、最近、地元の高校生が、体育祭の翌朝布団で亡くなっていたと聞きました。
親として、声も出ないくらい驚き、悲しんでいます。
 
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 今回も救命措置が功を奏し、命は救われました。実は、半年前に、同じような事象がおきた時にも、このお母様とは、僕は電話でお話をしていて、もちろん被曝の影響と断定はできませんが、心臓に何か異常があることはあきらかだと思われたので、とにかく、「僕は直感的には運動は控えめにしたほうがよいと思います。」というメッセージは、電話でもメールでも、お伝えしていました。
 心肺停止に近い状態に、中学生が一年に二回もなることは、極めて珍しいと思います。前回も徹底的に検査をして、確たる異常が見つからず、気を付けて運動を再開されていたようですが、また、こういうことがおきたという話です。
 もちろんこの話が、もともと生体的に、心臓機能に異常があって、引き起こされている可能性もあると思います。ただし、3.11.前にはこうした事象がなく、一定期間、被曝地で土埃まみれで、スポーツをし続けていたお子さんにおきている話ということはご理解ください。心臓周りに与える放射性物質の影響、バンダジェフスキー博士の主張するセシウムの影響も、考慮していく必要はあります。

 こうしたおきていなかった顕著な肉体現象が、被曝していた方々にみられる話を、僕は確認して掲載していきます。本来は個人個人のプライバシーにまつわるような情報を掲載することは、極めてハードルの高い状況で行っています。そのことは、ご認識下さい。

 ところで、きのうは京都の梅小路公園の緑の館で、平智之代議士と緑の党の長谷川共同代表とトークセッション。台風にもかかわらず、百人程度が参加です。晴れていたら、ガラス全面に緑が広がる素敵な場所であろう館のホールは満席でした。
 「表舞台は女性中心の日本に変えないとダメでしょうし、平議員と僕は下支え役ですね。」という事で見解一致しました。そして、長谷川さんは、「観客席にいる貴女が、今度はこちら側に来てほしい」とスピーチしました。一般人だったご自身が、3.11.以降、運動体の中核になり、一年半後に、「緑の党」共同代表になっていったことなども。いろんな変化の息吹が感じられて、面白い内容でした。

 もう一つは「直感」。何よりも、「直感」で感じたことを優先していくのが、正しいかもという話にもなりました。(直感的に危ういことは、どんなごまかした説明をされても、実は直感が正しいなど)

 僕は女性が中核を担う事が、大きく社会を、国を変えることには、賛同しますし、協力したいと思います。そして、無理やりにでもそういうシステムを作っていくことは賛成です。それで構わないと思います。日本社会は、特にバブル期以降、女性の意識を中心に社会は組み立てられていましたし、それが権力構造や、政治構造、経済界にまで一定程度拡大することは望ましいと思います。

 ただ一つだけ、感じていることがあるのは、日本社会の中核にいる男の問題は完全に認めるのですが、実は女たちがこれまでそうした男たちの在り方を促して、放置した事態もあると思います。妻たちが、放射能クライシスに向わない夫たちに裏切られた思いを抱くケースは多いですが、そうした男を選び、男をそういう在り方にさせていたのは、実はあなたたちの中にそうした原因が強かったのではないのかとも、僕は思います。

身から出た錆ではないのかと。

 これは、母親ばかりの話だけではありません。僕は、今、日本のメディアにいる女たちには、特に感じますし、東京で、企業や社会の中核で、仕事をしている女たちが、この過酷な現実を直視しない状態は、実は男の比ではない気がしています。彼女たちの誤魔化しは尋常な話ではありません。ある意味、周りに絡め取られていて、隷属するのは、そういうビジネスウーマンの方が深刻です。女の記者が、本質的なジャーナリズムと無縁なことも、確実に多いと僕は思います。

 僕は、許せないんです。

 僕みたいに異議申し立てを行う、ある種の気違い人間は、ほぼ女性には存在しません。誤魔化す、エリート女というのは、若い世代から年配まで、本質的に、最も厄介な存在だと確信しています。

 もしこの後、社会を変えていく女性たちには、こうした女たちとは違うかたちになってほしいと僕は念願しています。まあ、幻かもしれませんが。念願するしかありません。男など、所詮、使い捨ての道具なのですから、結局、何にもなりません。

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健康被害と思われる症状が急増、深刻化しています。

報告、相談はまずメールください。nagaikenji20070927@yahoo.co.jp                                 

 

事故発生当時の行動記録や数値データなどを細かく教えてください。問い合わせの内容も書いてください。健康被害の状態を皆で共有化し、事態の推移をあきらかにしていく作業が最も必要です。

 

「関東・南東北の被曝エリア(東京全域を含む大半のエリア)にいる皆さんは、放射性物質の少ないエリア、できれば愛知県から西のエリアに、移住するべきです。妊婦、子供、未成年、妊娠可能な女性は優先して移住すべきです。他の皆さんも極力移住してください。被曝から一年半近く経過しています。初期被曝は深刻で、慢性被曝の影響がさらに危険です。食物、飲料のみならず、吸気による被曝も軽視できません。回避する方法は限定的です。あなたやあなたの家族の命が何よりも大切です。一刻も早く移住してください。」

 

甲状腺の検査、甲状腺のエコー検査、さらにふつうの血液検査のうち、血液像の検査(白血球、特に好中球)や異型リンパ球の確認、大人の女性はサイログロブリンの数値も確認した方が良いと思います。

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【10/13(土) 木下黄太講演 IN 金沢】

 

★☆★~ 大丈夫?! 震災ガレキの埋め立て ?? ~★☆★

日時:10月13日(土)14時~16時(13:30開場)

会場:金沢歌劇座 大集会室
(下本多町六番 )

参加費:500円(前売りチケットあります)

 

予約アドレス→d-t-r-s@mail.bbexcite.jpにメールを。お名前、連絡先電話番号、参加人数を明記してください。

 


主催:子どもたちを放射能から守る石川の会
共催:そらまめクラブ、わらべうたとえんげきの広場

*お車の方は、周辺の有料駐車場をご利用ください。
*会場内後方に、キッズスペース、授乳スペースあります。