「木下黄太のブログ」 ジャーナリストで著述家、木下黄太のブログ。

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放射性物質について、産廃施設周辺の町会などに同意を必要とする基準を緩和していないか、全国で確認を。

2014-04-07 11:25:20 | 福島第一原発と放射能

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全国でこの春に確認をしておいたほうがよいことがあります。

実は三月議会でこのようなことをしている自治体があります。金沢市です。


「青森から長野までの17都県から産廃を受け入れる際に民間事業者に課している放射性物質に関する規制を緩和する方針を示した。

国基準である産廃1キロ当たり8千ベクレル以下の場合は、産廃施設周辺の町会の同意を不要とする方向で検討する。

(中略)

食品の出荷制限に関わる区域とした17都県から産廃を受け入れる際に、原発由来の放射性物質が検出された場合は8千ベクレル以下でも地元町会の同意を事業者に求めている。

国基準より厳しい規制をしているのは中部・関西地方では石川、福井両県のみ(後略)」(『北国新聞 2014.3.20より』)

これはもともと地域によって違いますが、8000Bq/kg以下の産廃はなし崩し持ち込めることを想定している話です。

産業廃棄物というのは、地元の町会の合意がないと、いろんなものを持ち込めない取り決めが、その自治体ごとにいろんな形で為されている場合があります。これは、当然のことなのですが、放射性物質に関しては、国がゆるい基準で産廃として流通させようとする流れが固定化しています。これは非常に危険な話です。そのことを食い止められるのは、最後の最後は、隣接する町会や自治会の住民意向しかありません。

民間施設には最後はそこしか歯止めがありません。

その歯止めを取り外そうとしているのが、この話です。

おそらく全国で、国の基準より厳しく防御していた自治体があったと思います。しかし、国の意向により従い、最近になって、基準を緩める思考を行う自治体があなたの自治体でないのか、一度先んじて確認をして、緩めるような動きがあれば反対の意向を伝え、厳格な基準を続けている自治体にはエールを送る作業を行うことが、肝要であると僕は思います。定例議会のこうした動きを見落とさないでください。あなたの見落としが決定的なマイナスを招きますから。

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ウクライナ報告会はまだまだ続きます。


避難者のメッカとなりつつある岡山でのウクライナ報告会。

【4/19(土)ウクライナ報告会 in 岡山】

13時半開場 14時開演 定員250人

きらめきプラザ(岡山県総合福祉・ボランティア・NPO会館)3階 (岡山市北区南方2丁目13-1)

申込⇒http://kokucheese.com/event/index/148732/

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給食対応では全国でスバ抜けていた徳島でも開催。

【4/20(日) ウクライナ報告会 IN 徳島】

開場13:00 開始13:30~16:00

アスティとくしま 3F第2特別会議室 (徳島市山城町東浜傍示1)

申込⇒http://kokucheese.com/event/index/155644/

予約すると、当日料金よりは、やや安いそうです。

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 【5/17(土)木下黄太ウクライナ報告会in 函館】

13:30開場、14:00開演 

場所 市民会館大会議室 函館市湯川町1-32-1 

入場料大人800円、学生無料 (予約不要)

原発に反対する函館市で、原発の問題を考えている市民や、被曝による健康被害を考えている皆さんに、ウクライナでおきている現況をお伝えします。 

北海道内の他地域や函館近辺のエリア(対岸の青森)で開催希望がありましたら、僕にメールを下さい。⇒nagaikenji20070927@yahoo.co.jp

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 被曝防御という観点で、全国の給食関係者にどのような認識を持たせる事が可能なのか。まさにいろんなことをさらに始める必要があります。

前提として、日本全国の給食でどのような問題があるのか、この自治体ではこうだ、この学校ではこうだという問題について、メールで知らせてみてください。

 

もちろん、こんなに良い事をこの学校はやっているという話でも良いと思います。

いろんなことで意味がある話が多ければ、給食放射能防御110番を開催しても良いかもしれません。

給食関連もこちらへメール⇒nagaikenji20070927@yahoo.co.jp

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【優先順位が全く違う】大手マスコミ幹部が社内不倫と右翼団体記事化の件で、問い合わせはおやめ下さい。

2014-04-07 03:53:05 | 福島第一原発と放射能

 きょうは事務連絡です。

 右翼団体系統が出しているらしい新聞のようなもので、ある大手マスコミ幹部が社内の女性記者と不倫をしているという話を扱っている記事が出ているそうです。

 このことについて、僕のところに、複数の週刊誌記者などから問い合わせが来ています。

 まず、僕はこの話自体に、真偽も含めて何の関心もありません。

 その記事にも何の関心もありません。 読んでもいません。

 たぶん、当該、人物を知っていると考えて、問い合わせが入っているという気がしますが、知っているかどうかも含めて答える気もありません。

 三年も時間が経過して、この被曝問題を考え続けている立場からすると、日本の大手マスコミがどこまでいい加減であり、そうしたことに嘘をつき続けているのか、本当に日夜許せない思いは募ります。

 でも、そうしたことと比較すると、誰が誰と不倫しようがしまいが、世の中に本質的な影響は何一つありません。

仮に知っている人間であっても、その人間がそういうレベルのことをしていても、していなくても、何の関心もありません。

生きているマスコミ幹部で、僕が本当に信頼している人などは現段階で皆無と思いますし。

僕からすれば、マスコミはうそをつき続けて、本来すべきジャーナリズムの作業を行わずに、ごまかしにごまかしを重ねていることが問題なだけです。

こんな下ねたは真偽も含めてどうでもよいです。

三年も経過すると、例えばその間に直接会話もしていない人間が、何をしているかなんて、人は関心を何一つ持たなくなるものです。そもそも過去に会話したことがない場合は、何も存在しないですし。

僕の中で、昔は知っていたマスコミ人に対しても、今はおんなじ感覚だし、そもそも、マスコミ全体への虚無感が深すぎます。知りもしない人なら、なおさらで、何にもありません

特に東京のマスコミにはむなしさしか募りません。

僕には何の関心もない話なのに、相次いでこういう問い合わせがあると、なんなんだろうとおもいます。

優先順位というのは、どこまで違うんだろうなあと。

でも、こういう問い合わせは極力お止めください。僕の気分もさらに悪くなるだけです。

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【二年が経過して目が覚めた沖縄避難者の話】


 また、どうでもいい話ですが、沖縄でのウクライナ報告会の際に、複数の参加者から、

「木下さんが、あの人がおかしくなっていると二年前から言われていて、そのことで木下さんを疑っていたり、むしろ、その人をなんとか支えてあげようとしていてたんですが、まったく無理とわかりました。現在は、これこれこういう状態(プライバシーに配慮して書きません)で、ありえない話のオンパレードです。ようやく目が覚めました。」
という話を伺いました。

 間違えるといけないので、はっきり書きますが翻訳家の話ではありません(この話も報告会で、翻訳家についての見解よりも、翻訳家を刑事告訴する勢力を警戒すべきという話は致しました。しかし、私自身は翻訳家と追随するグループのメンバーとは一切関わりたくありません。)。

ネット上の言説で叩かれている話ではなく、現実のみの話です。

月日の経過とともに、事態の推移というのは、はっきりしてくるのだなあと、改めて痛感しました。

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【5/17(土)木下黄太ウクライナ報告会in 函館】

13:30開場、14:00開演 

場所 市民会館大会議室 函館市湯川町1-32-1 

入場料大人800円、学生無料 (予約不要)

原発に反対する函館市で、原発の問題を考えている市民や、被曝による健康被害を考えている皆さんに、ウクライナでおきている現況をお伝えします。 

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前提として、日本全国の給食でどのような問題があるのか、この自治体ではこうだ、この学校ではこうだという問題について、メールで知らせてみてください。

 

もちろん、こんなに良い事をこの学校はやっているという話でも良いと思います。

いろんなことで意味がある話が多ければ、給食放射能防御110番を開催しても良いかもしれません。

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