森長岡市長が、原発推進側の応援で、新潟県知事選挙に出馬する意向を固めたと、読売新聞が報じています。地元紙・新潟日報も、同様の方向で記事を出しています。
全国市長会のトップを長年続けている森氏。自治体関係者には全国的によく知られている方です。
この森市長が紹介されている記事を、偶然にも、最近、江川紹子氏が書かれているようです。
「【災害支援】長岡市の官民協働型支援に学ぶ」
http://bylines.news.yahoo.co.jp/egawashoko/20160610-00058640/
なるほど、熊本地震に関連して、長岡市長をはじめとした長岡市の取り組みを、かなり絶賛されている記事のようです。
こうした森市長が、新潟県知事の座を奪い取りたい相手は、当然に泉田氏です。
原発の再稼働などに関してNOを言い続けている泉田知事の存在を潰すことは、新潟県内の自民党関係者、県内の一定数の首長、さらに政府にとっても達成したい命題だろうと思います。
これまでも、泉田知事VS新潟県内一部首長のバトルは陰に陽にありましたよね。
そして、泉田VS市町村会の戦いも、最近選挙をめぐり繰り広げられていて、その旗頭が森氏という訳です。
もちろん、県内政治情勢の対立も、原発以外に存在しています。何事も泉田氏のやり方を好まないような状況と思われます。
それでも、放射能防御、被曝回避で繋がっている我々にとって、今回の答は簡単です(簡単でない選挙の話は皆さんも飽きましたよね)。
江川紹子氏が絶賛されるほど、森氏が素晴らしい震災応援が達成できるような高い能力の政治家であっても、再稼働を食い止めることに傾注している泉田現知事と交代すべき人材なのか。
否です。
新潟県で、原発推進側が応援する政治家がトップになると、日本は更なる絶対絶命の状況になると僕は断言します。
新潟県だけの問題に留まりません。
被曝回避側は、貴女の意識をこの新潟県知事選挙に向けて下さい。
告示は来月。そして投開票日は10月16日です。
告示日 平成28年 9月29日(木)
投開票日 平成28年10月16日(日)
何かできることを考えてください。勝てない選挙でありませんが、必ず勝てる選挙でもありません。
きちんと頑張るしかないですよ。
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【「被曝は高齢者から蝕まれる」という状況の再確認、それでも最近に介護関係から聞こえてきた気になる話 】
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