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ヘレン・カルディコット博士一般向け東京講演は、申込み開始後18分で定員になりました。

2012-10-18 01:08:56 | 福島第一原発と放射能

 医師のヘレン・カルディコット博士の東京一般講演は、開始後18分、21:18の237件目の申し込みで390人の定員に到達しました。バンダジェフスキー博士の世田谷講演は33分で450人の定員に達しましたが、今回の申込みペースの方が早かったです。フォームで申込み受付がなされた方(360件位まで機械上の受け付けはされています。)でも、237件目以降の方はキャンセルまちとなります。定員迄の方には、申込み詳細がメールされますので、手順に従って下さい。なお、お一人で5席も6席も申し込んでいる方がいます。これに関しては、当方からお願いをします。1人あたり4席迄でご遠慮いただくようにお願いします。後程事務方より、お断りメールが行きます。特定の方が集中して確保することは、僕は好みませんから。理解して下さい。

 座席は入金により確定します。期日までに入金されなかった場合、キャセル待ちの方に権利は移ります。

 また、メールの入力ミスや受信設定のミスが多いです。メールが送れないと、手続きができませんので、キャンセル待ちの方に、権利は移ります。東京会場の申し込みに多いです。  

 また、岡山講演も、定員半数を超える方が、すでに申し込んでいるそうです。こちらもお急ぎください。京都と徳島については情報が届いていません。京都の残席は、僕は心配しています。徳島は大丈夫と思いますが。

 

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一般講演 東京・徳島・岡山・京都 

→満員のため、東京講演は受付を閉じました。 

 


 

注意*参加会場によってお申込み方法が異なります。*定員になり次第、受付終了となります。*ご利用にならないお席を予備で確保されるのは他のお客様の御迷惑となりますので、ご遠慮ください。*お振込みの際の手数料はご負担ください。*追加講演は、博士のご都合でありませんので、ご了解ください。

 

 

 


11/17(土)東京一般講演 

→満員の為、東京講演は受付を閉じました。

 

日時:2012年11月17日(土) 

18:00受付開始 19:00開演 21:00終了

 

会場:成城 成城ホール 

 

 

    世田谷区成城6-2-11 TEL 03-3482-1313

 

 

 

   

 

    詳細地図 http://seijohall.jp/access.html

 

定員:390席

 

参加費:1500円(事前申し込み)。 空席がある場合のみ当日2000円。  

※お申込日より3日以内に参加費をお振込みください。

    ※お振込み用紙を領収証とさせていただきます。

    キャンセル

    ※お振込後のご返金は、承っておりません。

    ※代理参加にて、ご対応をお願いいたします。

お申込み:http://form1.fc2.com/form/?id=801677(受け付けは閉じています)

お問い合わせ:frcsrjp@gmail.com (安友)



11/23(金・祝)徳島一般講演 

 

日時:2012年11月23日(金・祝) 開場:18:00 開演:18:30 終了予定:20:30

 

場所:あわぎんホール(郷土文化会館)4F大会議室

   徳島県徳島市藍場町2丁目14番地 TEL 088-622-8121 

   http://www.kyoubun.or.jp/

参加費:前売り1000円(当日1300円)高校生以下無料

申込方法:前売りチケット取扱い:平惣各店、小山助学館徳島駅前店

ネット予約フォーム:http://form1.fc2.com/form/?id=798772

       (お振り込み完了で予約が確定します。)

       ※当日満員の場合は予約、チケット優先となります。

定員:300席

保育:保育はありません。お子様が騒がしくされた場合は退室をお願いする場合がございます。

主催:みんなのカルテ

共催:放射能防御プロジェクト、ミツバチぶんぶん実行委員会、

コープ自然派脱原発実行委員会(予定)・さよなら原発徳島実行委員会(予定)

 

問合せcaldicott.tokushima@gmail.com (柏木)


11/24(土)岡山一般講演  3時間で申し込みが半数を超えました。

 

日時:2012年11月24日(土) 14:00~16:00 (開場13:30)

会場:岡山市勤労者福祉センター (体育集会室)

   岡山市北区春日町5-6 TEL086-233-8311

   詳細地図 http://www.rdp-okayama.net/img/kinpuku-map.pdf

   ※駐車スペースが限られておりますので、お車でお越しの方は、

   市営鹿田町駐車場や周辺コインパーキングをご利用ください。

定員:300席

参加費:前売券1,200円 当日券1,500円

   ※前売券は、お申込日より3日以内に代金をお振込みください。

    ※事前のご入金が確認できない場合、当日券でのご入場となります。

    ※前売で満席の場合、当日券の販売は行ないません。

    キャンセル

    ※お振込後のご返金は、承っておりません。代理参加にて、ご対応をお願いいたします。

※お子様に関しても座席が必要な場合、金額は同じです。小学生以上や二人以上の幼児は席が必要です。

お申込み:http://form1.fc2.com/form/?id=798102

お問い合わせ:caldicott.okayama@gmail.com (中山)

 


11/25(日)京都一般講演 

 

【1】日時:11月25日(日)  開場:18:00 開演:18:30 終了予定:20:30
【2】場所:ひと・まち交流館 京都 (大会議室)
   京都市下京区西木屋町通上ノ口上る梅湊町83番地の1 (河原町五条下る東側)
   TEL:075-354-8711 
【3】定員:300席 (定員に達し次第、申込を締め切ります)
【4】参加費:前売り 1200円/席(ゆうちょ銀行の指定口座へ振り込み) 
       当日  1500円/席
【5】申込:下記事項を明記し、電子メールでお申し込みください。
 
  (1)氏名(漢字)
  (2)氏名フリガナ(カタカナ)・・・入金照合のとき間違いを防ぐため、かならずフリガナを書いてください。
 
  (3)住所・・・通帳で振り込まれる場合、通帳の住所と同じであることを必ずご確認下さい(下記【6】をご参照下さい)
 
  (4)電話番号・・・日中確実に連絡がとれる電話番号をお知らせください。
 
  (5)申し込みの席数
 
   電子メール送付先アドレス kackyf1125@yahoo.co.jp
   電子メールの件名は、「カルディコット京都一般講演申込」としてください。
 
   このメールアドレスは、申込受付専用です。
   お問い合わせは、下記【8】のアドレスにメールしてください。
 
【6】参加費の振り込み:
  (1)電子メールでお申し込み頂いた方に対して、事務局より、受付番号とゆうちょ銀行の口座番号・口座名を
   メールご連絡いたしますので、1週間以内に指定された口座にお振り込みください。
   ゆうちょ銀行のご通帳をつかって振り込まれると、手数料は無料で電信送金されます。
   現金での振り込みや、他の金融機関からの振り込みの場合は、手数料がかかり、かつ入金の確認に数日を要す    ることがあります。
   ご注意:通帳で振り込みされる場合、「通帳」の氏名・住所と、「申込メール」の氏名・住所が異なっていると、入金    の照合ができません。
   「申し込みメール」に記載された氏名・住所と、「ご通帳」の氏名・住所が同じであることをご確認のうえ、お振り込み   ください。
 
   (2)事前にいただいた申込メールとお振り込み内容を照合した上で、事務局より入金確認通知をメールで差し上げ   ますので、当日はそのメールを会場受付でご呈示ください(当日会場での受付をスムーズに進めるため、ご協力を   お願いいたします)。      
   なお、振り込みされたときのATMの「ご利用明細票」も、念のため当日会場へご持参ください。
   (3)お申込から1週間経過しても振り込みが確認できないときは、キャンセル扱いとさせていただきます。
   (4)振り込まれた後でのキャンセルによる返金は致しかねますので、ご了解ください。
 【7】幼児保育:小さなお子さんをお連れの方のために、当日講演会の間、会場施設の別室で幼児保育を行います。
   (1)保育対象:満2歳以上の未就学児(お子様の安全確保のため、2歳未満および小学校に就学されているお子    様の保育は致しかねます。ご了承ください。)
   (2)保育人数:12人(申込み先着順)
   (3)保育費用:1200円/人
   (4)保育の申込:講演会申込メール(上記【5】参照)に、幼児保育希望の旨と、保育人数および年齢をあわせてお   書き添えください。
   (5)費用支払い:保育の費用は、当日会場受付で現金にて直接お支払いください。
 
【8】問い合わせ先:
   みんなのカルテ京都カルディコットの会/放射能防御プロジェクト(近畿)事務局  藪本
   メール:sp9q7h99@aria.ocn.ne.jp
 
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ヘレン・カルディコット博士の医師&専門家向けセミナー受付状況

 医師&専門家セミナーの受け付けは→http://www.frcsrus.org/japan「みんなのカルテ」(主催)のトップページより。詳細内容も上記を参照下さい。医療関係者優先ではありますが、意識のある一般の方の参加は歓迎いたします。東京は御茶ノ水に会場変更予定で、今週金曜か土曜に詳細開示予定。ただし、変更して会場拡大しても、残席は既に20席程度です。京都は、倍の大きさの120席、京都府中小企業会館に変更しましたが、これも残席は34席です。関心のある方はお申し込みください。

 

 


「あなたは一人ではありません。私は、あなたとともに在ります。」カルディコット博士講演受付開始。

2012-10-17 21:00:00 | 福島第一原発と放射能
日本の皆さまへ

今回、私は、昨年三月の震災と同時に発生した福島第一原発事故を、心を痛め、彼方から見ていた者の一人として、この招聘を謹んでお引受けいたします。

そして、まず、ここに、震災で亡くなられた多くの方々、事故により身体的不安を抱える方々、このことをきっかけに困難な生活を強いられている皆さんに、心よりお悔やみと、お見舞いを申し上げます。

私は、今回の講演を通じ、放射能の人体への影響、環境への影響、社会的、政治的な混乱、あなたと、あなたのお子さんや家族を護るために、医療従事者の皆さんがどうあるべきなのか、など、多くのことをお話しします。そして、皆さんとのこの出会いが、皆さんが新しい日本を創造する第一歩になると確信しています。

あなたは一人ではありません。私は、あなたとともに在ります。
 
 
 ヘレン・カルディコット


Dear People of Japan,

I respectfully accept the invitation to speak in Japan as an individual, who from afar and with great sadness, watched the Fukushima Daiichi nuclear power plant accident unfold immediately after the earthquake and tsunami last March.

First of all, please accept my sincere condolences to those who died as a result of the earthquake and tsunami. In addition, my thoughts are with those of you who have anxieties about their physical condition and who have faced difficult life circumstances as a consequence of the nuclear accident.

During the Japan lecture tour, I will cover many topics such as the effect of radiation on humans and the environment, the current social and political confusion resulting from the nuclear accident, and the responsibilities of medical care providers to protect you, your children and family. I firmly believe that this lecture tour will be the first step for you to create a new Japan.

You are not alone, as I am with you.

Helen Caldicott
 

 

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  10/17  21:00 ヘレン・カルディコット博士 一般講演 受付を開始致します。

一般講演 東京・徳島・岡山・京都 

東京講演は21:30現在、申し込みが定員を超えた可能性が大です。

東京講演は受付を閉じました。 


注意*参加会場によってお申込み方法が異なります。*定員になり次第、受付終了となります。*ご利用にならないお席を予備で確保されるのは他のお客様の御迷惑となりますので、ご遠慮ください。*お振込みの際の手数料はご負担ください。*追加講演は、博士のご都合でありませんので、ご了解ください。

 

 


11/17(土)東京一般講演 

東京講演は10/17の21:30現在、申し込みが定員を超えた可能性が大。

東京講演は受付を閉じました。

 

日時:2012年11月17日(土) 

18:00受付開始 19:00開演 21:00終了

会場:成城 成城ホール 

 

    世田谷区成城6-2-11 TEL 03-3482-1313 

   

    詳細地図 http://seijohall.jp/access.html

定員:390席

参加費:1500円(事前申し込み)。 空席がある場合のみ当日2000円。  

※お申込日より3日以内に参加費をお振込みください。

    ※お振込み用紙を領収証とさせていただきます。

    キャンセル

    ※お振込後のご返金は、承っておりません。

    ※代理参加にて、ご対応をお願いいたします。

お申込み:http://form1.fc2.com/form/?id=801677

お問い合わせ:frcsrjp@gmail.com (安友)



11/23(金・祝)徳島一般講演 

 

日時:2012年11月23日(金・祝) 開場:18:00 開演:18:30 終了予定:20:30

場所:あわぎんホール(郷土文化会館)4F大会議室

   徳島県徳島市藍場町2丁目14番地 TEL 088-622-8121

   http://www.kyoubun.or.jp/

参加費:前売り1000円(当日1300円)高校生以下無料

申込方法:前売りチケット取扱い:平惣各店、小山助学館徳島駅前店

ネット予約フォーム:http://form1.fc2.com/form/?id=798772

       (お振り込み完了で予約が確定します。)

       ※当日満員の場合は予約、チケット優先となります。

定員:300席

保育:保育はありません。お子様が騒がしくされた場合は退室をお願いする場合がございます。

主催:みんなのカルテ

共催:放射能防御プロジェクト、ミツバチぶんぶん実行委員会、

コープ自然派脱原発実行委員会(予定)・さよなら原発徳島実行委員会(予定)

 

問合せcaldicott.tokushima@gmail.com (柏木)


11/24(土)岡山一般講演 

 

日時:2012年11月24日(土) 14:00~16:00 (開場13:30)

会場:岡山市勤労者福祉センター (体育集会室)

   岡山市北区春日町5-6 TEL086-233-8311

   詳細地図 http://www.rdp-okayama.net/img/kinpuku-map.pdf

   ※駐車スペースが限られておりますので、お車でお越しの方は、

   市営鹿田町駐車場や周辺コインパーキングをご利用ください。

定員:300席

参加費:前売券1,200円 当日券1,500円

   ※前売券は、お申込日より3日以内に代金をお振込みください。

    ※事前のご入金が確認できない場合、当日券でのご入場となります。

    ※前売で満席の場合、当日券の販売は行ないません。

    キャンセル

    ※お振込後のご返金は、承っておりません。代理参加にて、ご対応をお願いいたします。

       ※お子様に関しても座席が必要な場合、金額は同じです。小学生以上や二人以上の幼児は席が必要です。

お申込み:http://form1.fc2.com/form/?id=798102

お問い合わせ:caldicott.okayama@gmail.com (中山)

 


11/25(日)京都一般講演 

 

【1】日時:11月25日(日)   開場:18:00 開演:18:30 終了予定:20:30
【2】場所:ひと・まち交流館 京都 (大会議室)
   京都市下京区西木屋町通上ノ口上る梅湊町83番地の1 (河原町五条下る東側)
   TEL:075-354-8711
【3】定員:300席 (定員に達し次第、申込を締め切ります)
【4】参加費:前売り 1200円/席(ゆうちょ銀行の指定口座へ振り込み) 
       当日  1500円/席
【5】申込:下記事項を明記し、電子メールでお申し込みください。
 
  (1)氏名(漢字)
  (2)氏名フリガナ(カタカナ)・・・入金照合のとき間違いを防ぐため、かならずフリガナを書いてください。
 
  (3)住所・・・通帳で振り込まれる場合、通帳の住所と同じであることを必ずご確認下さい(下記【6】をご参照下さい)
 
  (4)電話番号・・・日中確実に連絡がとれる電話番号をお知らせください。
 
  (5)申し込みの席数
 
   電子メール送付先アドレス kackyf1125@yahoo.co.jp 
   電子メールの件名は、「カルディコット京都一般講演申込」としてください。
 
   このメールアドレスは、申込受付専用です。
   お問い合わせは、下記【8】のアドレスにメールしてください。
 
【6】参加費の振り込み: 
  (1)電子メールでお申し込み頂いた方に対して、事務局より、受付番号とゆうちょ銀行の口座番号・口座名を
   メールご連絡いたしますので、1週間以内に指定された口座にお振り込みください。
   ゆうちょ銀行のご通帳をつかって振り込まれると、手数料は無料で電信送金されます。
   現金での振り込みや、他の金融機関からの振り込みの場合は、手数料がかかり、かつ入金の確認に数日を要す    ることがあります。
   ご注意:通帳で振り込みされる場合、「通帳」の氏名・住所と、「申込メール」の氏名・住所が異なっていると、入金    の照合ができません。
   「申し込みメール」に記載された氏名・住所と、「ご通帳」の氏名・住所が同じであることをご確認のうえ、お振り込み   ください。
 
   (2)事前にいただいた申込メールとお振り込み内容を照合した上で、事務局より入金確認通知をメールで差し上げ   ますので、当日はそのメールを会場受付でご呈示ください(当日会場での受付をスムーズに進めるため、ご協力を   お願いいたします)。      
   なお、振り込みされたときのATMの「ご利用明細票」も、念のため当日会場へご持参ください。
   (3)お申込から1週間経過しても振り込みが確認できないときは、キャンセル扱いとさせていただきます。
   (4)振り込まれた後でのキャンセルによる返金は致しかねますので、ご了解ください。
 【7】幼児保育:小さなお子さんをお連れの方のために、当日講演会の間、会場施設の別室で幼児保育を行います。
   (1)保育対象:満2歳以上の未就学児(お子様の安全確保のため、2歳未満および小学校に就学されているお子    様の保育は致しかねます。ご了承ください。)
   (2)保育人数:12人(申込み先着順)
   (3)保育費用:1200円/人
   (4)保育の申込:講演会申込メール(上記【5】参照)に、幼児保育希望の旨と、保育人数および年齢をあわせてお   書き添えください。
   (5)費用支払い:保育の費用は、当日会場受付で現金にて直接お支払いください。
 
【8】問い合わせ先:
   みんなのカルテ京都カルディコットの会/放射能防御プロジェクト(近畿)事務局  藪本
   メール:sp9q7h99@aria.ocn.ne.jp
 





甲状腺の異所性胸腺について。カルディコット博士の一般講演申込み方法も本日午後9時公開。

2012-10-17 12:56:17 | 福島第一原発と放射能

 『山下俊一・福島県立医大副学長と語り合った。小児甲状腺エコーで「石灰化を伴う小結節」の多くは「甲状腺の異所性胸腺」とのこと。』

僕と直接面識がある病理医が、山下俊一氏から、直接このように言われたそうです。

 山下氏が言っている事の是非はともかく(「石灰化を伴う小結節の多く」のうち「多く」という表現の妥当性は微妙)、進行の進んだ甲状腺腫と日本で診断された患者を、東欧と北米の専門医、二人にみせたところ、「甲状腺の異所性胸腺」と診断されたことはあります。この事例の場合、お子さんは、3/14に札幌に避難していて、初期被曝は受けていないお子さんでした。このため、診断結果が当初から疑問で、僕らの方で、海外ネットワークを使い、細かく確認しました。東欧の甲状腺の画像診断で相当なレベルの専門医と北米の専門医にダブルチェック。おそらく生まれながらの可能性が高く、海外の医師から、レアケースと言われました。

 しかし、念のため、3か月後の再検査は必要とし、さらに、その後変化がなければ、6から12か月後の検査をするべきだと。初期被曝の可能性がほぼなくても、きちんと対応して、検査を細かく確認するのを東欧の医師も、北米の医師もすすめていました。

 山下氏が甲状腺に関して、現在すすめているスタンスとは大きく異なります。

 勿論、山下氏の言うように、異所性胸腺を甲状腺の異常と誤診するケースはあるでしょう。ただし、識別も難しければ、逆に、診断される可能性もあるのではないのかと僕は思います。

 異所性胸腺がありふれた現象のように山下氏が言い出していることは、僕らが聞いている海外の専門医の見解とは異なります。

 そうしたところ、今度は、関東在住のあるお母さんから、連絡があり、電話で話しました。下記のメールも届きました。この方とは何回も、お話をしている方です。

母親が甲状腺の乳頭がん。四歳の子供が5ミリ×7ミリの甲状腺の腫瘍。埼玉県南部より。

 この記事でご紹介した方です。ご本人に甲状腺のがんがおきています。そして、腫瘍と言われたお子さんの診断が、専門病院で、「異所性胸腺」に該当するとみられる診断をされました。

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4歳息子についてです。
今年5月、A病院小児科にて甲状腺エコーを受けたところ、9ミリ×5ミリの腫瘍と診断されました。
6月、B甲状腺専門病院での検査では「甲状腺内に胸腺が入り込んでいる状態」との診断。
それを自分で調べたところ、『異所性胸腺』という事を知りました。

同月、C総合病院内分泌科での検査もB病院と同じ診断。非常に稀なケースで、担当した先生も、初めて見るとの事でした。現在経過観察中。C総合病院で3ヶ月ごとに検査していく事になりました。

この事を、息子を心配してくれているお友達のママに報告したところ、「腫瘍じゃなくて良かったね!お友達のきょうだい二人も同じ状態(甲状腺に胸腺が入り込んでいる状態)って言ってたよ!」と言われました‥。子どもさん二人に異所性胸腺が見つかっているママとは、直接お話や確認が出来ていませんが、同じ地域に住むご家庭です。病院も、我が家と同じC総合病院での診断のようです。

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 甲状腺の異常のない患者を誤診したケースも過去にあるとは思います。もちろん、そうしたケースは避けるしかありません。しかし、この甲状腺の異所性胸腺が本当に多く見られる現象か、きちんと精査すべきと思います。専門医でも、示す認識が、かなり異なります。

 特に異所性胸腺を強調することで、本来おきている甲状腺の異常を、逆に専門医たちが見落とす危険性も考えなければならないと僕は思います。

 「安全・安心」を主張する専門家が、事態を過小評価することは、よくあります。僕は疑問を感じながら、彼らの言説を見ています。

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ヘレン・カルディコット博士の一般講演を本日午後9時より受付開始致します。

すいませんが、確認が必要なことが発生しており、受付方法の詳細についても、ブログで本日午後9時に、新しい記事でお伝えいたします(受付方法のオープンを当初午後9時前としていましたが、これを午後9時ちょうどに公開にしました)。その記事を読んでそのまま手続きして下さい。

講演毎に受付方法も異なります。必ず自分が申し込まれたい地域の受付方法で手続きを進めて下さい。

11/17(土)東京講演 19時から21時 (開場18時) 成城ホール  定員390席

11/23(祝・金)徳島講演 18時半から20時半 (開場18時)徳島県郷土文化会館 定員300席
 
11/24(土)岡山講演 14時から16時 (開場13時半)岡山市勤労者福祉センター 定員300席
 
11/25(日)京都講演 18時半から20時半 (開場18時) ひと・まち交流館京都 定員300席
 
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カルディコット博士一般講演は本日午後9時受付開始。被曝対策を謳うマルチまがい商法に注意。 

2012-10-17 05:21:01 | 福島第一原発と放射能

ヘレン・カルディコット博士の一般講演を本日午後9時より受付開始致します。

すいませんが、確認が必要なことが発生しており、

受付方法の詳細についても、ブログで本日午後9時の直前に、新しい記事でお伝えいたします。

11/17(土)東京講演 19時から21時 (開場18時) 成城ホール  定員390席

11/23(祝・金)徳島講演 18時半から20時半 (開場18時)徳島県郷土文化会館 定員300席
 
11/24(土)岡山講演 14時から16時 (開場13時半)岡山市勤労者福祉センター 定員300席
 
11/25(日)京都講演 18時半から20時半 (開場18時) ひと・まち交流館京都 定員300席
 
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 放射能を懸念するグループの定例会合や、そうしたネットワークを利用して、被曝対策に効くと称して、高額なサプリメント、乳酸菌などを売る話が僕に舞い込んできました。複数の情報源の話などを総合すると、マルチまがいの商法と判断しています(売り子になるとお金が稼げるなどの発言もあり)。僕は、こうした話に関しては、再三再四、警告していました。しかも、そもそもサプリや乳酸菌など、こうしたものには、皆さんの気休め以上の意味を、僕は、見出していません。そうした僕の感覚と、大きく異なることが横行しているのに、激しい憤りを感じています。売る側は当然のこととして、買う側にも問題があります。
 
 僕が作っているネットワークや、放射能防御プロジェクトを使って、このようなマルチまがいの商法を行う事は許しません。僕は、該当行為を行う人間については、警察への通報や、法的な手段も含めて、さまざまな対応の検討をおこなっています。既に、知人の弁護士や、警察関係者に、内々で、相談は始めています。
 
 覚悟していなさい。許しませんから。

カルディコット博士一般向け講演は10/17夜に受付開始予定。WHO福島原発事故報告書批判。

2012-10-16 02:26:07 | 福島第一原発と放射能

 ヘレン・カルデイコット博士の一般向け講演会受け付けは、明日(10/17)の夜(一般的には、帰宅している時間以降)から始めます。開始時間、申し込み方法は、このブログの次の更新であきらかに致します(10/17未明から10/17昼ごろにかけて更新予定)。予約された方の参加費は、1000円から1500円になります。(地域により異なり、席数も限定。)今回は博士のご都合もあり追加講演は予定いたしておりません。

11/17(土)東京講演 19時から21時 (開場18時) 成城ホール  定員390席 

11/23(祝・金)徳島講演 18時半から20時半 (開場18時)徳島県郷土文化会館 定員300席
 
11/24(土)岡山講演 14時から16時 (開場13時半)岡山市勤労者福祉センター 定員300席
 
11/25(日)京都講演 18時半から20時半 (開場18時) ひと・まち交流館京都 定員300席

ヘレン・カルディコット博士の医師&専門家向けセミナー受付状況

  医師&専門家セミナーの受け付けは→http://www.frcsrus.org/japan「みんなのカルテ」(主催)のトップページより。詳細内容も上記を参照下さい。医療関係者優先ではありますが、意識のある一般の方の参加は歓迎いたします。東京は御茶ノ水に会場変更予定で、今週中に詳細は開示する予定。ただし、変更して会場拡大しても、残席は既に25席です。京都は、倍の大きさの120席、京都府中小企業会館に変更しましたが、これも残席は38席です。

 下記は福島原発事故に関してのWHOの報告書を、ドイツのAlex Rosen博士が批判したものです。WHOが被曝に関して、市民の健康を守ることなく、IAEAに任せっぱなしなのは常識です。まあ、話になりません。これは、ドイツ在住のEMI KIYOMIZUさんの翻訳でかなり長いものです。

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愛する日本の人達へ.
「福島原発事故と放射線による健康影響についてのWHOの報告書は明らかに過小評価され,隠蔽されている事が.Alex Rosen博士が明確にされています.
Alex Rosen博士が書かれたこの事実を,多くの人に伝えてください.又,Alex Rosen博士が日本で改革されなければならない問題点を指摘されておられ,とても重要です.
子供達の生命を守る為,私達の生きる権利の為に,1人,1人が,立ち上がり,団結して,戦ってくださいますよう,お願いします. ドイツから」  EMI.KIYOMIZU

http://www.fukushima-disaster.de/fileadmin/user_upload/pdf/deutsch/ippnw_analyse_who_report_fukushima_140912.pdf

(WHOの福島原発事故報告書に対しての批判)
核戦争防護国際医師団体ドイツ支部.Alex Rosen博士の論文から.

2012年5月23日,世界保健機関(WHO)は東日本大地震で起きた福島原発事故による推定放射線量を発表した.
このWHOの報告は, 原発事故後1年目の,放射線量の推定量と放射線による健康への影響を国際的に査定し,

放射線濃度を防ぐ為、時期的に責任を持った情報を日本国民に知らせる為のものである.

このWHOの報告は、安心を与える報告であるとのメデアの反響である.


WHO:福島の放射線量は低線量である.(日本では福島原発事故後の放射線量は低い線量である.BBC報道.2012年5月24日)
*.WHO:福島原発周辺の人々の放射線被曝は安全な状態である.(福島の原発周辺の人達の放射線被爆は健康に影響がない.朝日新聞.5月23日)
*. 福島の放射線量は規定範囲内である -WHO.(福島は安全な放射線量である、ロイター報道.2012年5月23日)
*.福島の放射線量は許容量である.(福島の放射線量は許容できる範囲内である、AFP報道.2012年5月23日)


*福島の本当の状況を、楽観的な見方をしているのが示されている。
これらの報道からWHOは状態を把握し報告しようとしている.

(1)(WHOの報告書は何を言いたいのか?)

他の情報から得たデータで出した結果で,どのように結論を出したのか?

*WHOは何を隠蔽したいのか?
重要な情報を省略し,既存のデータでは無く,明らかに偏見な結論を出している.

*報告書は誰が書いたか?
どのような人,組織が報告書の作成を担当したか、彼らの動機は何であるか?

1.WHOは何の報告したいのか?
(総線量)
*WHO報告書は、福島県の住民は、原発事故後の1年間に,1-10 mSvの放射線量を被爆したと書いている.

いくつかの場所で放射線測定がされ,明らかにされており.これらのWHOの推定量を上回り.10-50ミリシーベルトの放射線量を被爆したと推定する.
それは二つの地域,浪江と飯舘である.
福島近県での推定放射線量は、0.1から10ミリシーベルトである.
他の都道府県の推定放射線量は0.1-1ミリシーベルトである。

* これらの推定値の信頼性については、次の章で説明する.

(甲状腺線量)

*事故後1年,福島県の住民の平均の甲状腺の被ばく線量は10-100ミリシーベルトであるとWHOは報告している.

特定の場所(浪江)では甲状腺の被ばく線量は200 mSvと推定する.
日本の他の地域については1-10ミリシーベルトの甲状腺の被ばく線量と推定する.

(食物汚染)

放射腺降下によって汚染された食品,野菜、果物、キノコ、牛乳、肉、穀物、卵は、検査の結果、すべて放射線量規定値以下だとWHOは報告している.
これらの危険な汚染食品を食べた人々は,内部被爆にさらされたのである.

(放射性の総放出量)
WHOの報告書では2011年3月12日-4月6日までの放射線キセノン-133の大気中推定放出量は113ヘ゛クレル×170倍である.
β線、γ線の半減期は525日である.吸入すると、肺組織の損傷を引き起こす可能性がある.
ノルウェーの航空研究所NILUは2011年3月12日- 4月20日までのキセノン-133の放出量は167ヘ゛クレル×170倍と計算している.
2011年3月に,日本原子力安全・保安委員会はキセノン-133はもっと高く,223ヘ゛クレル x 170倍の放出量を発表した.

福島原発のキセノン133の放出量はチエルノブイル原発事故の2倍以上である.

WHOは2011年3月12日から4月6日迄の放射性ヨウ素131の全体放出量は(1.24-1.59 x 170)ベクレルと報告している.
ヨウ素131は半減期8日間で、甲状腺癌を引き起こす可能性がある.
オーストリアの地球気象学研究所は,福島第1の原発事故によるメッルトタ゛ウンで3月 12日から14日までの空気中の放出量は3.6-3.9ヘ゛クレル x 170 倍であると計算している.
チエルノブイル原発事故で放出したヨウ素全放出量の約20%である.
東京電力は2011年3月12日から15までに,同じ様にヨウ素131の放出量は3.19ヘ゛クレル x 170 倍と推定している.

WHOは,理由も無く,ヨウ素131の全放出量は(東京電力とZAMGの総放出量の)約3分の2の放出量を報告している.

最後のWHOの報告書は.(2011年3月12日から4月6日までの) セシウム137の総放出量は(0,97-1.53Bq x 160 倍)と報告している.
NILUによると、セシウム137の放出量はチエルノフ゛イルの約40-60%と発表しているが,WHOはこの理由も説明していない.
WHOの報告は他の研究所よりも50から80パーセント低い放出量を示している。
セシウム137は組織を破壊し.悪性腫瘍になる可能性がある.

(ヨウ素剤による予防)
報告書では,数地域は公式にヨウ素錠剤が配布されず,市民がヨウ素錠剤を服用していないことが明らかにされている.
したがって、放射性ヨウ素吸収の防護ができなく,甲状腺の被爆量は高いと推定される.

(2)(報告で何がされていないか.)

原子力事故の原因について,まちがった報告がされている.
WHOの報告は津波による原因で,3つの原子炉の冷却が不可能になり,それが原発事故を起し,地震が原因ではないと強調している.
原子力発電所は地震地帯に建設されている.(特に日本では)
日本の原子力産業はメルトダウンの原因は、地震でないと主張し,稀に発生する大津波が原因であるとしている.
ドイツの研究で、福島第一の事故の原因は地震であり,津波ではないと示すことができる.
又,NILUは(津波前)地震直後の大気での放射線放出量の測定で,地震が原子炉の実質的な破壊の原因であることを証明している.
(日本の保安委員会の結論)
東京電力は、事故の原因は津波であり,地震が事故をもたらしたことを否定している.
我々は福島原発第1の損傷は地震であると確信することができる.日本では地震の為の原発の安全性の確保が必要である.

(3)(専門家グループによって無視された放射線被曝)

メルトダウン後,福島第一原発から20キロ範囲内の人々は数日間で避難したので,専門家グループは、人々は被爆され無かったと述べている.
これらの人々は、その避難中に放射線にさらされた可能性がある.
調査委員会が,この事実を発見したにもかかわらず,簡単に日本政府は無視をした.
日本政府は,自治体に福島原発の事故についての通達が遅れた.
又,事故の重症度についての通達も遅れている.

町の住民の20%だけが事故について知っていた.11日の夜21時23分に,原発から3km範囲内の人々が避難させられた.
福島原発から10km範囲内のほとんどの住民は,12時間以上経過してから,12日の5時44分に避難させられた.

しかし、事故や避難の理由についての説明はされなかった.多くの人々は強制され,必需品だけを持ち避難した.数回にわたり,避難場所(高放射線で汚染された場所に避難させられた)を変えさせられた.
一部の人々は高汚染された地域につれて行かれ,4月まで放置され,避難指示も与えられなかった.

既に説明しているが,避難者達は、放射能を防護する為に、ヨウ素錠剤を配られなかった.

福島原発の労働者達は,間違いなく,高い放射線被爆をしているが,報道されていない.その理由は、他種の放射能測定器を使用したからだと東電は述べている.


(4)(大人・小児・乳児に対する被爆量の違いが示されていない)

報告書は、(3つの年齢層に分けて被爆検査がされなければいけないが)福島の災害後1年,年齢に関係なく.福島県のすべての居住者の被爆線量は1-10mSvと報告している.
大人、子供,乳児の被爆量の違いが調査されていない.
また,幼年期の社会学と小児放射線生物学の基本を無視している.

平均的な計算がされ,大人、子供,乳児の被爆量の違いが明らかにされていない.
子どもたちは,一般に大人よりも多くの時間を屋外で過ごし,地面、砂場、海辺,庭で遊び,より放射線にさらされる.
又,幼児は口に土を入れる癖がある.
2011年5月、科学技術環境省(文部科学省)は幼稚園、学校,保育所で集められた土壌サンプルを測定した.
誰も測定しなかった場所で,放射線ヨウ素131が1200ベクレル/ kg以上検出された.

市内の小学校で放射線ヨウ素131が.6800ベクレル/ kg検出された.
土壌の放射線セシウム137は620ベクレル/ kgから9900 Bq/kgまで検出された.

又,子どもたちは大人よりも放射線に対して生物学的に敏感である。
肌、の表面は,より透過性があるので、より多くの放射線が吸収される.
呼吸の排気量が多いので,より病原菌を吸入する.
又,細胞代謝が速く,細胞分裂する割合が高く、リスクが増大し, 悪性腫瘍の原因になる.

身体の防護機能は,免疫により防ぐことができる,しかし,
幼児は,細胞の修復能力が十分に発達していないので、癌になるのを十分に防ぐことが出来ない.
母親の膀胱が放射線により損失すると,ヨウ素131が母乳に含まれるようになる.
多数の生物学的,社会学的な原因によって起こる影響が報告されていない.子供達は事実,放射線の影響で病気になり苦しむ.これは,チェルノブイリの研究で示されている.
WHOの報告書は,成人・小児・幼児の推定放射線量に対して無視している.

(5)(原子力事故の不適切な対応に対して批判されていない.)
WHOの報告書は, 日本政府が住民に対して取った対策について.又,
住民の被爆を低減することができた事などについて述べられていない.又,日本政府の取った,いくつかの対応で住民が高被爆させられた事についても述べられていない.
当局は,緊急時の放射線量情報予測システム(SPEEDI)のデータを,住民に提供できたが、無視した.
そして,住民達は放射線のリスクがより高い汚染地域に避難させられた.
又,報告書では,政府が放射線被爆を低減するための措置を実施していないことに対しても,重要な質問がされていない.


日本の独立した事故調査委員会の公式報告書では,ヨウ素剤の効果について十分に知っていたが.原子力緊急指令センターと福島県はヨウ素剤を配布しようとしなかったと発表している.
日本政府は2011年4月19日に子供の放射線被爆許容量を,毎時 3.8 μSv(年間約20ミリシーベルト)に決定した事は信じ難い.

親の組織団体や科学者や医師からの抗議があった後、政府は新たに年間1ミリシーベルトに変更した.
事故調査委員会は,WHOの報告よりも,日本政府に対して,事故の対応の仕方について批判している.
事故調査委員会は官邸,原子力規制当局,他の機関が正しく機能していなく,事故の状態を徐々に悪化したと指摘している.

住民の避難について,適切な防護対策が取れていなく,政府や自治体(福島県)の過失である.

官邸の原子力事故についての危機管理体制と前政府と原子力規制当局の緊急対策、原発事故後の防御・防衛,管理,国民の健康と安全を保護することに対して怠慢であった.

政府や原子力規制当局は公共の健康管理と安全性を守らなければいけないが,不能であった.そして住民の安全と健康を守らなければいけないが,それさえも不十分である.
又,安全と健康の保護さえ.怠っている.


(6)(放射線による癌の発生はないという事実の隠蔽)

 


報告書は、規定の基準以下で、、年間10ミリsv 又は、緊急時の、20ミリsvから100ミリsv迄は、リスクは無いと書かれている.

この報道は,人々に安心感を与えようとしている.

(*放射線量の増加に比例して,癌になる危険性もあり,又,他の疾病も発生する.私は,この情報を追加する.)

福島県の放射線管理顧問.山下俊一は,大人と子供は年間100ミリシーベルトの放射線量でも安全であると説明し,

低放射線量を被爆した住民において,癌の発生率は少ないと述べている.放射線量100mSv以下での健康の影響は統計的に証明されていないので, したがってリスクは考えられないと述べている.

何の統計的な証拠があるのだろうか.

 

WHOの報告は山下教授のLNT(被曝量と発ガン率比例)のグラフを認めている.
100ミリシーベルト以下での癌の発生率は統計的結果とLNTの結果で明確に証明することができる.

米国国立アカデミー科学諮問委員会は,国際的に認められたBEIR VII氏の報告で,低放射線量による影響で細胞の損傷と遺伝的変異が起こることを示した.

低線量被爆は高放射線被曝と同じように,癌になる可能性がある。

国際的に知られているBEIR VII氏の放射線量のリスクの研究に基づくと, 平均10ミリシーベルトの被爆で1,000人が癌になる.100ミリシーベルトの被爆で癌になるのは100人以下であると報告されている.
放射線量規定の高低は,社会でどのくらいリスクが許容できるかにより決められる.
ヘルメットなしで自転車を走らせることは,社会で我慢できるリスクである.
安全が保証されるために,社会でどのくらいのリスクが受け入れることができるか,国民議論が必要である.
WHOは,1000人の内1人が癌になると報告している,"社会的に許容できるリスク"であると思うのなら,明らかにそう明記すべきである.

原子力発電所の労働者の放射線量について、偽りの報告をし安全だとしている.

子供は原発労働者ではない.そして,彼等の健康を危険にさらすために,放射性物質を吸入する選択をしたのではない.
原子力発電所の労働者は.子どもや乳児の健康を診察する医師が居なく.
どんな医者も放射線検査をしないと報告している.

そして,医者は放射線影響を確実に知っており,子供や妊婦に対して許される胸部X線写真の放射線量は 0.02 mSv である.
被爆を避けることで,悪性疾患を防ぐことも知っている。
100ミリシーベルトは、1年に5000回の胸部X線に相当する.このような放射線量で影響は少ないと言う放射線医師はいないだろう.

福島原発の事故調査委員会は,低線量被爆による長期的な影響は無いと書いている.
国際的な調査では,リスクは放射線量に比例して増加することが確認されている.
健康への放射線の影響は、人により異なり、個人の放射線に対する影響は.年齢に関係する.そして、他の部分は未知である.

福島原発事故発生後、日本政府は一方的に放射線規定量を決定し,放射線による長期的影響や、許容される放射線量,
各年齢層に対しての放射線の影響,どのように放射線保護をするか等の詳細な情報を住民に与えなかった.

(7){食品サンプルの検査について}
内被爆のほとんどは,汚染された食物を摂取することによる.
WHOの内部被爆についての報告は推定であり,その推定は十分でない.食品サンプルの放射線量検査は不十分であり,何も信頼できない.
サンプル検査に関して、驚くべき点は,原発事故発生1か月間後に,全福島県で、たった17個の卵だけ、検査されている.
又,2ヶ月後も,3か月後も4か月後も検査がされていない事である.

4ヶ月間で,福島県で39個の卵が検査されている.(18個の卵は日本の他の地域からである)内部被爆は卵により広まり,120万人の国民が放射線被曝させられたのか!!

果実のサンプル検査は,(最初??の月に40個のサンプル、2か月後に16個のサンプル,そして、49個のサンプル内28個のサンプルは日本の他の地域からである)

WHOの総被曝量の報告は明らかに過小評価されている.

福島県とその近くの県の食料品市場からの食料品が検査された.たった800gから900gの食品が検査され,この理由で,
報告書は過小評価されていると判断する.約2000グラムは検査されなければならない.
WHOは,どの地域の食品サンプルを検査したか報告していない.


福島の原発事故による健康障害の調査については、原子力産業と行政の視点と利益の違いから非常に難しい。

東京電力や日本原子力機関は公式に調査され,独立した科学者達が批判している内容は国民に公表されなければならない.
典型的な例は,WHOは福島の汚染された野菜のサンフ゜ルで,ヨウ素131の最高放射線量は54.100 Bq/kg , セシウム137は41.000 Bq/kg
検出されたと報告している.
興味深いことに、福島県外の野菜サンプルの検査で,最高の放射線量が検出されている.
文部科学省は,汚染された野菜のサンプルから(ヨウ素131)
2.540.000 Bq/kgの放射線量を検出したと報告した.(WHOの報告に対して,40倍以上高い放射線量である.)

そして,セシウム2.650.000 Bq/kgの放射線量を検出した.(WHOの報告に比べ,60倍以上高い)


メルトダウンの1ヶ月後に,検出されたヨウ素の放射線量の、最大量は100.000 Bq/kg以上である. (WHOの報告の2倍の放射線量である)
そして,セシウムの放射線量は 900.000 Bq/kg 検出されている.(WHOの報告書に比べて約20倍の放射線量である.)

これらの放射線データは 国務省のウェブサイト上でも,多数公式に発表されているが,WHOの報告はテ゛ータ-分析も無く,説明もしていない.

汚染食品のサンプルが選択された範囲に欠点があり,汚染食品のサンプル検査結果から、国民に許可してはいけない.
又,食料品の汚染で,国民の内部被爆が拡散されることになる.

(8)(放射線汚染された水道水について.)

後の章で、続いて酷い情報がある.専門家グループは、水道水における放射線量は、他の被爆経路と比較して低いと思っていた.
彼等は,汚染された水道水からの被曝量は計算に入れていない.
奇妙なことに,国際原子力機関(IAEA)は福島、茨城、栃木、群馬、千葉、埼玉県からの水道水中の放射線ヨウ素を調査し,警告している.(3月17日から23日まで水道水のサンプルを検査)

東京の北部地区の水道水サンプルから,ヨウ素210ベクレル/リットルの放射線量が検出されている。

放射線防護団体 Foodwatch とIPPNW(核戦争防護国際医師団体)ドイツ支部によると,福島原発事故後の水道水や食品中のヨード131の放射線量は増えてはいない.放射線は、事故後から測定され始めた.
汚染された水を飲料した場合、甲状腺の値に確実にあらわれるはずである。
水道水はWHOの報告書の中からはずされている.

内被爆量の計算がされていないので,WHOの放射線量の報告は疑問点がある。

(9)(海産物の放射能汚染に関するデータが十分でない.)

WHOの報告書は,原発事故2ヶ月後に福島県内で捕れた,41個の魚介類のデータだけである.
これらの魚介類のサンプル検査で,ヨウ素,12,000ベクレル/ kg,セシウム,7100ベクレル/ kgが検出された.
報告書の著者は,海水により放射性物質が薄められる事,又,生物は放射線濃縮をするという事実を無視している.

その理由として,放射能は食物連鎖により蓄積される.大きな魚(人々が食べるマグロなど)は時間をかけて魚の筋肉内に放射線が蓄積される.
福島第1からの放射線量は続いて放出している.海洋生物の汚染が続き,時間の経過とともに悪化している.

例えば, 2011年3月から9月まで放射線量は増加し続けており,9月15日に北太平洋で捕獲されたスズキのセシウムの含有量は670 Bq/kg であった.


東京電力の公報によると,2012年5月に76個の魚類のサンプル検査で,その内(43%が)33個の魚のサンプルから
セシウム.100ベクレル/ kg以上の放射線量を検出した.
2012年5月9日に,小高で釣られたヒラメは10倍の放射線量,1.190ベクレル/ kgが検出されている.

2012年7月に、日本の環境省は,福島県の湖,沼.河川の淡水魚からセシウム137(1ケース2600ベクレル/ kg)の放射線量を検出したと公表した.(海水魚に比べ,もっと高い放射線量である.)
WHOは,このどれも,報告していない.又,どのようにサンプルを選択したか,そして,放射線量の検査結果も含まれていなく,何の質問もしていない.

(10)(福島原発の原子炉内の継続的な問題について,何も触れていない.)

WHOは2011年3月12日から4月6日までに放出された放射線推定量だけ報告し. 福島第1の原子炉から, 今も放射能漏れがしていることを無視している.そして現在まで,放射線は環境に放出している.


東京電力は3月26日から9月30日までに,ヨウ素1.1ベクレル×1016倍,セシウム約7ベクレル×1015倍の放射線量が海に放出されたと
公表しているが,東電は,何も警告していない.

1号基から3号基まで原子炉の冷却の為に,1日に約535200リットル必要であり.

又,放射線汚染水が原子炉建て屋の床に流出していることなど,同じ様に警告していない.

報告では,4か月後には,ヨウ素の総被爆量に対して安全であると報道されている状態である.

放射性ヨウ素の放出量については,原子力事故の初めだけ報告しており,続いてる放出量や放射線ヨウ素131は減少していく事など報告していない.

2011年6月に文部科学省は,福島県の多くの地域の土壌中のヨウ素の放射線量は200 Bq/kg以上であると公表した.
ヨウ素131は8日間で半減し、事故92日後に測定した結果では,浪江で1.300ベクレル/ kg,飯舘村で1100ベクレル/ kg,の高い放射線量であった.

加えて,汚染地域では続いて放射線ヨウ素が,検出されている.

WHOは,事故3ヶ月後に,野菜サンプルから,放射線ヨウ素131が2.200ベクレル/ kg 検出された事を発見しているが,
1つ以上の核分裂や再臨界によって引き起こされた,福島原発爆発後も,放射性ヨウ素が継続して放出している事の証拠である.

(WHOの調査によると)東京電力は2012年1月に測定した,毎時セシウム60 ミリBq の放出量,1日あたり約1440 ミリBqの放出量について東京電力は報告していない.

又,続いて放出しているヨウ素131の放出量も、東京電力はコメントを与えていない.

 

(11)(甲状腺調査についての批判の報告はしていない)

WHOの報告書は、福島県の1080人の子どもたちの甲状腺調査で,ほとんど健康への影響は無いと,酷い報告をしている.

調査結果は、 全て,より安心感を与えようとしている.
*ヨウ素放射線降下後,1週間以上放射線量がモニタ-リンク゛されている,子供達の甲状腺検査で44.6%の子供達が35ミリシーベルトの被爆量が測定されている.
ほとんどの子供が,被爆量は10 ミリSv以下であった.
放射線降下は今も続いているが,それを考慮していない.
放射線ヨウ素131は7.3日間で半減するので,実際に非常に重要である.
モニタリングの期間は(3月24日?3月30日)迄で,ヨウ素131の初期の放射線量は,既に50%減少している.

*その期間に,放射線降下物により,人々の健全な体の組織が影響を受けている.


**この事実があるのに,WHOの報告書に記載されていない.
*続いて,低線量被爆でも体が損傷され,悪性腫瘍になる危険性を高める.

(日本のマスコミ)は"社会的に許容できるリスク"を保護し,人々に放射線規定量以下だと信じさせ、繰り返し,危険は無いと報道した.


チェルノブイリの場合,ヨウ素131の放射性降下物の影響を受けた地域,ゴメリ州は,(チェルノブイリ事故後)1986年から1998年までに青少年は,
1973年から1985年まで(チェルノブイリ事故前)(青少年,0歳?18歳)と比較して,子どもの甲状腺癌は58倍に増加した.


国際ジャーナルの研究で,チェルノブイリ事故後,、ヨーロッパでは,放射線ヨウ素131,25ミリシーベルト以下被爆した子供達の内で,約3分の1,16000人が甲状線癌になっていると発表された.

WHOは福島県の子供達の甲状腺の影響についての大規模な調査について,述べていない.


2012年4月26日に,福島県の住民の健康調査での第1結果,38114人の子供の甲状腺超音波検査で184人の子供(0.5%)は、甲状腺結節が、5ミリ以上の大きさであった.


202人の子供達(0.5%)は直径5mm以下の甲状腺結節が発見された。 13.398人の子供達(35.1%)は、甲状腺嚢胞が発見された.
これは,小児の甲状腺研究結果において非常に異例なことである。  

2000年に,長崎県で行なわれた超音波研究で250の子供の内2人(0.8%)だけが甲状腺嚢胞が発見されたと別の結果を出している.

別の研究では、ベラルーシのゴメリ州地域で,ヨウ素131の放射性降下物の影響を受けた人達の中で,福島と同様の甲状腺結節の増加率を示した.

子供達の甲状腺検査で19.660人の子供の内,342人(1.74%)が,様々な大きさの甲状腺結節が見つかっていることには興味深い.

**現在,福島県の放射線健康リスクアドバイザ-の山下俊一は,3つの研究(福島県、長崎県、ゴメリ州において)をした科学者であり,同一人物である.

彼はまた、年間100ミリシーベルトの被爆をしても,深刻な健康被害は無いと主張している人物である.

(それについて,山崎は甲状腺結節や甲状腺嚢胞が必ずしも癌に繋がら無いという確信を持っていなければならない.)

しかし,これらの地域の子供たちの間で起きてる甲状腺異常は、少なくとも,原因の説明が必要であり,また続いて甲状腺検査が必要である.


ゴメリと福島で起こっているこれらの異常は、放射線による影響であるか,又,他の原因であるか、調査する必要がある.

 
福島県を通しての健康調査をまとめた人達によると、99.5%は(検査を受けた人々)今後、個々の検査を受ける必要が無いと言う、まったく反対な意見を、地元の人々に対し推奨をしている。

(12)(研究の対象として被災者を利用している.)

WHOの報告書では、原子力事故で、影響を受けた地域の,住民に対しての医療,疫学研究を日本政府が実施している努力に対して称賛している.

WHOは,放射線の影響についての科学的研究の為に,住民がモルモットになっていることに対して質問することも,又,住民に知らせようともしていない.

*日本政府は財政のため、被災者を避難させず,多くの住民に汚染された場所に住むよう強制し,このような状況下で生活させ,放射線による健康の影響があるか,学術研究を行なおうとしている.

放射線医学総合研究所(放医研)と福島県と福島県立医科大学は,200万人以上の福島の住民の、健康調査を開始しなければならない.

この調査において、2011年3月11日から7月11日までの住民の行動,移転したか,生活習慣,地元で生産された食品や牛乳を摂食したか等の情報収集を行わなければならない.

福島医科大学は36万人の子供の甲状腺検査を開始した.

**影響を受けた子どもたちの甲状腺検査は,20歳までに,年二回必要である.彼らが20歳なってからも人生の終わりまで5年ごとに,強制的な検査が必要である.

*これらの甲状腺検査の目的は,早期に放射線の影響を知り,治療する為であるという事を明確に言わなければならない.

*WHOの研究は、百万人もの人達が研究目的の為であるということ,人々の心理的、社会的影響の原因についても言及していない。

(13)(誰が報告を書いたのか?)

 WHOレポートは30人の国際的な専門家によって共同制作されたが,批判したり,感心も示されていない.彼等はもっと調査しなければいけないが,完全に別の立場であるのが明らかである.


国際原子力機関(IAEA)で勤務しているMikhail Balonov博士,Carl Blackburn, Gerhard Proehl,Volodymyr Berkovskyy, Jean-Rene Jourdain ,
Diego Telleria. David Byron氏等は同じく国連食料機関と農業機関(FAO)の1員である.

David Byronは、(IAEA)ののチーフであったにもかかわらず、UNの食料・農業組織メンバーに就任している。


同じようにLionel Mabit氏は農業機関(FAO)の1員であるが,実際には国際原子力機関(IAEA)の社会科学者でもある.

*それに対して,非難されていない,だから,IAEAのメンハ゛-は、報告書に.記載しないのである.

他のほとんどの専門家グループのメンバーは、国家原子力規制機関で働いている.

Florian Gering,裁判官 Brigitteはドイツ連邦放射線防護庁のメンバ-である.Vladislav Golikov, Mikhail Balonov ,Irina Zvonova は放射線衛生学のロシア研究所のメンバーである。
Jean-Rene Jourdainはフランス放射線防護原子力安全研究所(IRSN)のメンバ-である.

Stephanie Haywood, Peter Bedwell, Jonathan Sherwood, Joseph Wellings, Tom Charnock ,( 委員会の委員長) Jane Simmonds達は,英国放射線防護健康保護委員会(旧国立放射線防護委員会)で働いている.

Shin Saigusaは日本国立放射線医学総合研究所と日本原子力安全委員会(NSC)のメンバ-である.


ここに記した以上の機関は、原発企業と、コンタクトを取ったり、又は、原発企業に対して好感的な態度を取っていると過去に批判を受けている。
又,原子力を推進する政治家達は,これらの機関に影響されている.

放射線防護委員会は、最も,政府の影響を受けている.  そして,原発推進者達は政府を非難する文や,出版物には用心している.


日本の事故調査委員会は、日本原発管理局も福島での放射能事故の加害者の一責任があるとしている。
数名の原発推進派はIAEOのメンバーで、原発エネルギィーの奨励者達だけであり、ただの一人として、原発に対し批判的な科学者は、審査機関に入ってはいない.
そして,誰も,原子力発電による健康影響に関する批判的な記事を公表していない.


内部被曝の長期的影響を警告している生物学者、または放射線と癌との関係を専門に研究している癌の専門医は、審査機関にのグループに入ってはいない.

独立した日本の市民放射能測定所の結果も、放射線量計算に含まれていない.

*なぜ原子力規制当局とIAEAのメンハ゛-が福島原発事故の報告書を作成したか,理解しなければならない.

*原子力の安全性に対して,WHOはIAEAに従属している事を知らなければならない.

*第1条及び第3条の第三項と第1項の,WHOとIAEAの契約書で、1959年からWHOは,放射線の影響に関する一切の科学論文は、IAEAの同意なしでは公開してはいけないと義務ずけられている.


IAEAは特別な目的を持ち,平和な核技術を促進するという理由で,確立された.


原子力は平和への貢献であり,人類の繁栄の為という理由で,世界各国で原発が増設されたのである.

そして,IAEAは核エネルギ-を推進したのである.

WHOはより影響力を持ち,放射線による健康影響に関する独立した科学者の研究を批判するようになった.

国際原子力機関(IAEA)により支援された研究は,多く掲載されているが,原子力を批判したレポートは記載されていない。

*問題点は,WHOが公表した福島原発事故報告書を記載したのは,なぜ,国際原子力機関(IAEA)と他の原子力当局の多数のメンバーが書いたという事である.


英国の放射線生物学者Keith Baverstockは,1991年から2003年迄,WHOのヨーロッパ支社の放射能防護プロジェクト主任で、WHOのチェルノブイリ報告では,IAEAに強い影響を与えている.
それは、WHOの立場上、IAEA指導幹部との会議で,放射能の質問に対し、WHOは、まったく無い状態である。又,IAEAとのデスッカッションでは、WHOは、弱い立場であった。(組織上の立場で)
そしてWHOの専門家たちは、ほとんど、会議に同席していない.

問題は、国際原子力機関(IAEA)の幹部は、核問題に関する知識が高いが,WHOの幹部は知識が低いという事である。


例えば、水の専門家がWHOの放射線プロジェクトを始めるという状況である.

(14)(福島原発事故について,事故調査委員会の結論)

日本政府と、原子力規制当局との癒着,東京電力の幹部は国民に対しての責任感が欠如していた.

その結果,彼等は原子力事故から防護される、国民の安全に対しての当然の権利を裏切ったのである.
*大きな問題は,原子力規制当局の組織の問題と監視システムが無いということである.
虚偽の報告をする専門家を保護し,間違った彼等の意見を,支持していることである.

*真実は,原子力規制当局のメンハ゛-が報告書を書く役割をしたことであり, WHOの報告書は公平性と信頼性に欠けている.


*原子力規制当局は,調査委員会の報告を壊滅し,原発事故前と原発事故当日の自分達の間違いを確実に隠蔽したのである.

 *原子力規制当局の質的改革を実行しない限り,日本の原子力エネルキ゛-は,国民の安全を保証することはできない.

*全ての組織が,実質的に改革する必要がある.そして,日本政府は国際的な安全基準を無視することを止めなければならない.

又,(疑惑の)日本政府,径産省,原子力からの独立が必要である.彼等は,原子力の安全を確保するための専門知識と対応に欠け,信頼できない.

***{結論}***

*WHOの報告書は,放射線被爆の総推定線量と原子力事故による健康被害の明確な証拠を,多く隠蔽し公表している.

専門家の報告は,単に疑問である。一部を次に示す.

*日本政府が発表した検査結果では,食品サンプルの量と種類が不十分である.(正確な検査とは言えない)

*WHOにおける放射線量の推定量は,独立した研究機関よりも低く,東京電力よりもさらに低く,報告している.

主な批判は,WHOの報告書は,公平性が欠如している.


*国際原子力機関(IAEA)と原子力当局のメンハ゛-は,原子力産業と結託し,他の独立した調査結果と大きく異なった報告をし,福島の原発事故の影響を軽視しようとする試みがある.

*住民の放射線被爆を立証する為の,有意義な科学的報告でない.
 
*IAEAと近い関係がある原子力機関が書いた大部分の報告書は不明であり.カモフラージュする為に,WHOが公表したのである.

*被災地の住民の苦難と苦しみを理解する人間性が,彼等には欠けている.

***報告書の明白な目的は、原発事故による健康への影響を隠蔽することであり,事故調査委員会の厳しい発言とは違い対照的である.

委員会は、被災地の住民が今も原発事故の影響と戦っているのを認識している.


被災者達は,放射線被爆による健康への影響、家を失い、家族が解体され,自分たちの生活が破壊され、環境の大部分が汚染され,非常に苦しんで生きている.

*除染への取り組みは,終わりが無く,コミュニティの再構築が必要である.

福島で必要なのは,原子力産業から干渉されず,影響されず,そして,福島第1原発のメルトダウンに責任がある原子力当局を除外し,自由で独立した科学的調査である.

*今,必要な事は,産業の復興よりコミュニティの健康を守ることである.
*継続している空気、土壌、水の汚染,北太平洋の大部分が汚染され,1.500 km2 以上の日本の国土が汚染されている事が軽視されている.

WHOは放射線による健康リスクのために、中立し,特別な企業の為ではなく、人々の安全や健康の管理をすべきである.
福島原発事故調査委員会の委員長.黒川清の言葉を借りると,福島の人達,日本の人達,世界の人達は,福島の惨事など必要ではないと述べている.

 

 

 


 

 

 

 


再び、沖縄に避難した高校女子生徒からの手紙。天皇皇后両陛下、『奴隷の写真』。

2012-10-15 01:17:08 | 福島第一原発と放射能

 

 茨城から沖縄に避難した十五歳の高校一年女子生徒が恩師にあてた手紙。という記事が、去年の年末にありました。この女子生徒が、もう一度、皆さんに書いた文章です。

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こんばんは。関東から西に高校1年の9月に移住しました。
移住のきっかけは、母の言葉でした。

震災から半年間はまったくの無頓着で、
放射能についても全然興味もなく、普通に高校に入学して
普通に雨にも打たれ、自転車で通学してました。

その年の7月ごろから、母の仕事関係の人から
放射能について詳しく聞かされ、どんなに恐ろしい事態か、
必死に調べました。

調べていくうちに、自分の今まで何も知らなかった
愚かさに気付かされ、ここにはもう住めないんじゃないかと
思うようになりました。

調度その頃、母の頭痛がすごくひどくなり、仕事も
ろくにできず、病院へ行っても何の異常もないとしか
判断されずに首をかしげることが多々ありました。

私自身、ただの大げさなことだろうと気にも留めて
いませんでしたが、放射能について知った時、
これもその症状なのかなと疑い始めました。

そして自分の体の変化にも気づきます。

私は大して体をこわしたりしないし、鼻血も出ない
健康な体でしたが、母と同じ7月ごろに喉が腫れて
学校を休むことがありました。

ただの風邪かなと思っていましたが、そのあとに
10年以上も出なかった鼻血が出るようになり、
すごく驚いたのを覚えています。

放射能について調べているうちに、自分と同じ
症状の子供が何人もいるということがわかり、
自分の症状も被爆に近いものなのかなと思いました。

でもその時点ではあまり深くも考えず、本当の
放射能の恐ろしさをまだ理解できていませんでした。


母から西に避難しよう、と言われたときも
バカじゃないのと最初は思っていたけれど
母の辛そうな姿を間近で見て、避難することを決めました。

避難してから、もともとアトピーを持っている私ですが
両腕と胸に赤い湿疹がたくさん出てきました。

アトピーかと思っていたけれど今までに見たことのない
もので、すごくショックを受けてつらかったです。

そして同じような湿疹が出ている人もたくさん
いることも分かりました。

そして熱も出て、風邪だと思っていた喉の腫れが
甲状腺とリンパ腺の腫れだということも
病院で調べて分かりました。

その後、チェルノブイリハートという映画を見て
自分に起こっている症状が将来、どんな病気に
つながるのかということを知った時、
ショックと驚きと怒りと悲しみでいっぱいでした。

それと同時に自分は逃げられたけど
まだ関東にいるたくさんの友達のことがすごく
心配になり、ブログを通して地元の友達に
訴えかけました。

するとみんなからの返信は、

「親が公務員で動けないから」
「親に放射能に対する不安を言っても相手にしてくれない」
「どうせ自分は子供産めないから」
「震災の犠牲者になるんだね」
「あなたは逃げられてよかったね」
「今が良ければいい」
「どうせ死ぬなら今いる場所で死にたい」

高校生である彼女たちの声はとても
諦めに近いものでした。

私たち高校生は意思がしっかりあるにも関わらず
大人になりきれないで、自分たちだけで
動くことはできません。

親の力がないと自分たちの将来や、自分の将来の子供を守れません。

誰も経験したことのない出来事ですから、
誰もどれだけ恐ろしいことになるかなんて想像できないのは
当たり前だと思います。

だから動きたくても動けない人がたくさんいることも
よく分かっています。

それでも、子供の命を大人が守らなくて誰が守るんですか?

どうして親の選択一つで私たち子供の
未来が奪われなくちゃならないんですか?

すっごく、口惜しいです。

私は家族に恵まれて、親に理解力があって
行動力があって本当に幸せだと思います。

でもだからこそ、動けずにいる友達や関東にいる
子供たちを一人でも多く助けたいです。

無力なのはわかっているし、私一人が何かを
言ったところで大人がまともに聞いてくれないのも
経験しました。

それでもわかってくれる大人もたくさんいます。

そんな人たちに私は救われ、もっと
私たち若い世代が声をあげるべきなのだと
思うようになりました。

きっと私と同じ考えを持っている高校生や
若い人たちはたくさんいます。

ただ声にできないだけで。

もっと子供の心の声を聞いてください!
もっと子供の未来を本気で考えてください!
もっと大人だからこそできることをしてください!

私だって、できることならこんなふうに
叫ぶだけじゃなくて行動して少しでも日本の
大人が変わる何かをしたいです。

でもまずは私たちの声を少しでも聞いてください。

もし、今はまだ小さいあなたのお子さんが
将来白血病やがんになったとき、
「どうしてあの時逃げてくれなかったの?」
と言われたらどうしますか?

悔やんでも悔やみきれないし遅いです。

今が今の私たちの未来をつくることを
忘れないでください。

お願いします。

少しでも私たち子供の声が心に響くことを
願っています。

日本を、日本の子供たちを救ってほしいです。

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 こういうあたりまえの話を、あたりまえに感じない多くの人々の存在は、僕には日に日に、理解できないものです。

 そして、ぼくにとっては、同じ感覚の話です。http://p.twpl.jp/show/orig/gbG0c この新聞記事の写真を見て下さい。

 日本政府も、日本国民も、どこまでおかしいのか、この写真は明確に物語ります。福島県川内村、除染作業中の横を歩く天皇皇后両陛下。ノーマスク。この新聞社が「奴隷の言葉」ならぬ「奴隷の写真」(※)として、掲載していたなら、少しは救いがありますが。撮影者の意識も。

 この写真を見て、その流れで、「逃げろばかりでおかしすぎ…私たち何処に行ったらいいのですか?」こんなセリフを首都圏に居ながら問いかける方が居ました。僕が言う事は簡単です。「逃げないとあなたが終わります。放射能は、あなたの感傷など何の関係ありません。」

 リアルを見据えない、誤魔化すあなたたちを、僕は忌み嫌っています。

(※)「奴隷の言葉」は評論家の林達夫が使っていたことばです。「奴隷の写真」は、その意味合いで使っています。こんなことも注釈しないとならない時代です。

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「付記」

 世の中が面白がっている、森口尚史氏の話は、一番重要なことは、なんで大新聞が誤報になったのかという事だけです。新聞不信を言うよりも、こんなことが、どうしておきたのか。一面トップクラスの記事だと、いくつもいくつも、途中プロセスで確認がされるのが、通常のシステムです。どうして、そのシステムが機能しなかったのか?僕はそこに、疑問を感じています。思いもかけないところで、機能しない現実に直面する事が、これ以外にもおき始めていると僕は思っています。

 僕は懸念しています。

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健康被害と思われる症状が急増、深刻化しています。

 

報告、相談はまずメールください。nagaikenji20070927@yahoo.co.jp                             

 

事故発生当時の行動記録や数値データなどを細かく教えてください。問い合わせの内容も書いてください。健康被害の状態を皆で共有化し、事態の推移をあきらかにしていく作業が最も必要です。

 

「関東・南東北の被曝エリア(東京全域を含む大半のエリア)にいる皆さんは、放射性物質の少ないエリア、できれば愛知県から西のエリアに、移住するべきです。妊婦、子供、未成年、妊娠可能な女性は優先して移住すべきです。他の皆さんも極力移住してください。被曝から一年半近く経過しています。初期被曝は深刻で、慢性被曝の影響がさらに危険です。食物、飲料のみならず、吸気による被曝も軽視できません。回避する方法は限定的です。あなたやあなたの家族の命が何よりも大切です。一刻も早く移住してください。」

 

 

 

甲状腺の検査、甲状腺のエコー検査、さらにふつうの血液検査のうち、血液像の検査(白血球、特に好中球)や異型リンパ球の確認、大人の女性はサイログロブリンの数値も確認した方が良いと思います。

 

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 ヘレン・カルディコット博士の医師&専門家向けセミナー受付状況

 京都は会場変更⇒京都府中小企業会館。東京も会場変更予定。

 ☆11/18(日)東京医師&専門家向けセミナー 9時半から15時半(受付9時より)定員140席予定

 東京・御茶ノ水にある会場に変更調整中。(来週前半に詳細場所を出します。) 

 申し込みが定員を大きく上回り、55人の方が、ウェイティング。全部で115人の申し込み。会場変更の作業を継続。御茶ノ水で折衝しています。140人規模の会場(この場合、残席は25席になります)。詳細は、来週にお伝えします。その場合も申し込み順の対応になりますので、参加希望の方は、申し込み手続きは、今から、早めに行って下さい。なお、すでに申し込み済みの方は、会場変更になりました場合は、その旨は、ご了解ください。 

 

☆11/25(日)京都医師&専門家向けセミナー 9時半から15時半(受付9時より) 定員120席 

  京都府中小企業会館   京都市右京区西院東中水町17番地(西大路五条下ル東側)

  アクセス   http://www.chusyo-kaikan.jp/access.html

 京都は、会場を変更しました。現在80人申込みの為、残席は40席となります。 

   セミナーの受け付けは→http://www.frcsrus.org/japan「みんなのカルテ」(主催)のトップページより。詳細内容も上記参照下さい。医療関係者優先ではありますが、意識のある一般の方の参加は歓迎いたします。

このページの真ん中にある<参加申し込みはこちらから>をクリックしてください。

  ヘレン・カルディコット博士の一般向け講演会。申込み受付日時は事前にお知らせいたしますので、その場合は申込み先着順になります。お早目にお申し込みください。今週前半以降の予定となります。 

11/17(土)東京講演 19時から21時 (開場18時) 成城ホール  定員390席

 
11/23(祝・金)徳島講演 18時半から20時半 (開場18時)徳島県郷土文化会館 定員300席
 
11/24(土)岡山講演 14時から16時 (開場13時半)岡山市勤労者福祉センター 定員300席
 
11/25(日)京都講演 18時半から20時半 (開場18時) ひと・まち交流館京都 定員300席
 

 

 

 

 

 

 

 

 




松戸の自治会のある班、3.11.以降一年間に60代以上が10人死亡。近隣で40代男性突然死。

2012-10-14 12:51:14 | 福島第一原発と放射能

 栃木県の那須町が、「子どもだけは全員検査を」ホールボディーカウンターを県内で初めて導入して、小中学校の生徒に受けさせたいと話しています。開架型、椅子型のホールボディカウンター(WBC)は、汚染地で正確な値はでません。気休め以下です。最低でも閉架型でやらないと、意味のある数値にもならない。この栃木県那須町のWBCは五百万円程度の椅子型の機械で、下限は300Bq。精度も高くありません。これだと、まわりの放射線の影響も出ます。下限も高いものですし、あてになりません。なんでこんな基本的なことも、一年半以上過ぎて、わかっていないのか、理解不能です。那須エリアは、汚染は強い。はっきり言って、どうでもよいWBCに今頃かまけるなら、子供たちの甲状腺のエコー検査、血液検査、血液像の検査を、自治体が援助して行った方がはるかにましと思います。事態は切迫してくるのに、一年前にやるようなこと(開架型なら意味ないが)を今頃やってどうするのかと思います。

 金沢の講演会場は150人くらいの方が詰めかけられました。机といすを並べて、ほぼ満員の状態です。金沢では、ガレキ焼却は市民の反対が強く、市長は断念しました。その後、まだ漁具漁網の受け入れの可能性をさぐっていますが、反対の市民が有機的につながることが、この話を終わらせることになると僕は思います。特に、市長が、住民側の声を聞くというスタンスが強いと、住民サイドの声が強い場合に、無理にすすめることは、難しくなります。

 石川では、輪島市がまだガレキ焼却の手を下ろしていません。輪島にまわってくるガレキがない可能性の方が高いと思いますが、こうした情勢を何も理解しない輪島市のような自治体に認識させるためにも、県庁所在地の金沢で、漁具漁網であっても、ガレキは受け入れてはなりません。常識です。

 また、放射能防御プロジェクト北陸を立ち上げたという要望もおっしゃる方がいました。北陸の医師と話しても、被曝という事で、首都圏でおきていることをまるで認識しないという話も聞きました。反核を看板に掲げている医師でもです。「福島はともかく、東京は大丈夫」とふつうに話すそうです。そういう意識を変える為にもつながりたいと話しています。石川・富山・福井の三県で、放射能防御を考えたいという人が集うのは良い事と思います。特にFBに慣れている人で、僕と面識もあるこの地域の人で、管理人を引き受けたい方がいれば、メールください。

 金沢の講演会で、松戸からの避難者の方がいらっしゃいました。おかあさんなんですが、松戸の中のその方がいたエリアではあきらかな異変がおきているとおっしゃいます。

  「松戸にもともといました。自治会の中で、班ごとに区分けされています。何十世帯はあって、そこの班には、二百人程度はいらっしやると思います。毎年、一人か二人くらいなら亡くなる方はいなくもないのですが、3.11.以降の一年間で、60歳代から90歳代ではありますが、10人が亡くなっています。もちろん、年配の方が多いので、いろいろと持病を抱えている方が多いですし、弱い部分も若い方と違って、あると思います。ですから、亡くなられたことに関して、だからどうのと、すべての例に言えるわけではありません。ですが、これまでと比べると、あきらかになくなるケースが多すぎる。毎月のように、今度はどなたが亡くなった、あのかたが亡くなった、またお香典をつつまないと、そういう話にばかりなります。亡くなった方が、男性が多くて、近所周りは、年配の未亡人が突然増えた状況です。」と。

 「去年の秋には、この自治会の中の方ではないのですが、近隣で四十代の男性も突然死されました。松戸市内。マンションの入り口で、自動車のパンク修理をされていたらしく、突然嘔吐などがおきて、おかしくなり、救急搬送されましたが、亡くなられたと聞いています。」

 「救急搬送されたケースでは、去年の秋、松戸市内の幼稚園で、イモほりに行ったそうです。巨大化したイモが多くてびっくりしたそうなんですが、そのイモほりの最中に体調不良を訴えたお子さんがいて、搬送されたと聞きました。汚染のひどい場所で、芋ほりをさせる感覚が理解できないですし、体調不良を訴えるお子さんがいても、救急搬送はよほどでないと、しないと思うのですが。ちなみに、その幼稚園は除染しているのですが、敷地の隅の方は、ふつうに0.2から0.3μsv、空間線量でありますし。園での餅つき大会の後も、嘔吐や下痢、高熱が園児に多発しています。」

 「私は、化学物質過敏症ほどではないんですが、すこしアレルギー的なものに敏感かもしれません。3.11.以降に松戸でいて、皮膚症状、熱、のどの痛み、目の痛み、吐き気、眩暈が頻繁に、私や家族におきました。おかしいのは、産毛が脱毛していくことが多かったり、お風呂の湯気で、吐き気がすることもありました。もちろん、ストレスもあるとは思いますが、それだけでは説明のつかないことが、身の回りでおきるのです。」

 とにかく、確実な報告を伝えていくしかないと僕は思います。

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健康被害と思われる症状が急増、深刻化しています。

報告、相談はまずメールください。nagaikenji20070927@yahoo.co.jp                             

 事故発生当時の行動記録や数値データなどを細かく教えてください。問い合わせの内容も書いてください。健康被害の状態を皆で共有化し、事態の推移をあきらかにしていく作業が最も必要です。

 「関東・南東北の被曝エリア(東京全域を含む大半のエリア)にいる皆さんは、放射性物質の少ないエリア、できれば愛知県から西のエリアに、移住するべきです。妊婦、子供、未成年、妊娠可能な女性は優先して移住すべきです。他の皆さんも極力移住してください。被曝から一年半近く経過しています。初期被曝は深刻で、慢性被曝の影響がさらに危険です。食物、飲料のみならず、吸気による被曝も軽視できません。回避する方法は限定的です。あなたやあなたの家族の命が何よりも大切です。一刻も早く移住してください。」

 

甲状腺の検査、甲状腺のエコー検査、さらにふつうの血液検査のうち、血液像の検査(白血球、特に好中球)や異型リンパ球の確認、大人の女性はサイログロブリンの数値も確認した方が良いと思います。

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 ヘレン・カルディコット博士の医師&専門家向けセミナー受付状況

 

京都は会場変更⇒京都府中小企業会館。東京も会場変更予定。

 

☆11/18(日)東京医師&専門家向けセミナー 9時半から15時半(受付9時より)定員140席予定

 

  東京・御茶ノ水にある会場に変更調整中。(来週前半に詳細場所を出します。)

 

 申し込みが定員を大きく上回り、52人の方が、ウェイティング。全部で112人の申し込み。会場変更の作業を継続。御茶ノ水で折衝しています。140人規模の会場(この場合、残席は28席になります)。詳細は、来週にお伝えします。その場合も申し込み順の対応になりますので、参加希望の方は、申し込み手続きは、今から、早めに行って下さい。なお、すでに申し込み済みの方は、会場変更になりました場合は、その旨は、ご了解ください。

 

 

 

☆11/25(日)京都医師&専門家向けセミナー 9時半から15時半(受付9時より) 定員120席

 

 
京都府中小企業会館   京都市右京区西院東中水町17番地(西大路五条下ル東側)

 

 京都は、会場を変更しました。現在79人申込みの為、残席は41席となります。 

 

 セミナーの受け付けは→http://www.frcsrus.org/japan「みんなのカルテ」(主催)のトップページより。詳細内容も上記参照下さい。医療関係者優先ではありますが、意識のある一般の方の参加は歓迎いたします。

 このページの真ん中にある<参加申し込みはこちらから>をクリックしてください。

 

 ヘレン・カルディコット博士の一般向け講演会。申込み受付日時は事前にお知らせいたしますので、その場合は申込み先着順になります。お早目にお申し込みください。今週前半以降の予定となります。

 

 

 

 
11/17(土)東京講演 19時から21時 (開場18時)  成城ホール  定員390席
 
11/23(祝・金)徳島講演 18時半から20時半 (開場18時) 徳島県郷土文化会館 定員300席
 
11/24(土)岡山講演 14時から16時 (開場13時半)  岡山市勤労者福祉センター 定員300席
 
11/25(日)京都講演 18時半から20時半 (開場18時)  ひと・まち交流館京都 定員300席
 

 

 


細野氏の自意識満足の為に、静岡でガレキ本格焼却間近という恐怖。本日は金沢講演。

2012-10-13 02:05:49 | 福島第一原発と放射能

金沢講演は本日。そのままおいでください。こちらは漁具漁網の不燃ガレキ受け入れの画策が続いています。

【10/13(土) 木下黄太講演 IN 金沢】

★☆★~ 大丈夫?! 震災ガレキの埋め立て ?? ~★☆★

14時~16時(13:30開場) 会場:金沢歌劇座 大集会室 (下本多町六番 ) 参加費:500円

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  静岡がガレキ焼却を受け入れて、神奈川が受け入れないのは、放射性物質の汚染程度を考えると、ありえない判断です。放射性物質による土壌汚染は、神奈川≫静岡 であるのに、なぜ神奈川が受け入れず、静岡が受け入れるのか。答えは、一つしかありません。静岡が、このガレキを受け入れさせたい、前環境大臣の細野氏の地元。この細野氏を持ち上げたい、県知事と首長が静岡県内に圧倒的に多いこと。被曝という事象で健康被害がおきることを細野氏が認めたくないために、もはや現地処理可能なガレキをあえて広域拡散し、それを汚染がないエリアや、静岡のように東京と比べると、まだ汚染の低いエリアで燃やした実績を作りたいのです。そこには、利権という感覚や汚染を広げて健康被害を隠ぺいしたいという心も皆無でないかも知れません。しかし、それよりも大切なことは、ただ単に、細野氏自身も含めた民主党政権中枢が、国民に許容させた被曝が、大きな健康被害につながらないと思い込みたいのです。彼らにとっては、東京は当然のこととして、東葛や北関東、できれば福島でもなんとか健康被害と目に見える形になるなと言う、強固な信仰がそこにあります。この程度の被ばくでは何も起きるはずもないし、ましてやガレキの焼却ごときで健康被害などあり得るはずもないのだと。

 僕に言わせれば、これは、ほとんどカルト信者の心理と何ら変わりありません。特に細野氏は自分のそうした自意識を満足させるためだけに、広域でガレキの焼却をすすめようとしました。しかし、ほとんど西日本ではその試みはとん挫し、今のところ、北九州だけがそうなっている事態です。

 彼としては、自分の自意識を充足させ、政治家としての面子を保つためにも「絶対に燃やさなければ」という確信にたどり着いていると思います。その結果、犠牲となるのが、彼の本拠、静岡の各自治体の住民だろうと思います。静岡でガレキ反対運動は、極めて厳しい局面に立たされています。その現状報告です。

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私は静岡市在住の者です。

静岡市には焼却場施設が二箇所あり(西ヶ谷・沼上)、一昨日の夜に(西ヶ谷)で地域住民に向けた説明会が行われるという情報を耳にしたので、参加したいと思い足を運びました。

今まで、静岡市では「市長と住民が対話をする」という場が設けられていなかった為、情報を聞いた静岡市在住の反対や不安に思っている30~40名が夜19時に詰め掛けました。

今回の場も、市に問い合わせた時や、地元住民から聞いた話でも『地元住民に向けた説明会ではあるが、誰でも参加可能』とのことでしたが、実際に出向くと『町内会の話し合いなので、地元住民以外の人は入れることは出来ない』と門前払いを受けました。

 

私たちは「町内の話し合いが終わるのを待っている。市役所の方が説明をする瓦礫の話しの時だけ、私たちからも地元の方とお話をしたいし、伝えたい事があるので、一人だけでも中に入れて頂けないでしょうか。」とお願いしましたが、受け入れてもらえませんでした。

隣町に住むお母さんは「煙がこちらに来るのが見えます。子どもの命がかかっています。どうか話しを聞いてください」と泣いて訴え、「静岡市で焼却を行うのに何故、静岡市民なのに傍聴さえできないのか」と叫ぶ人の声が飛び交いました。

その後公民館から自治会長が出てきて『貴方たちを入れる事はできない』と怒鳴り奥に消えていきました。

 

残された私たちで、市の方を問い詰めると【近々、市長の記者会見があり、18日から瓦礫を受け入れ本焼却を始める】ということをポロッと口にし、その時説明会ではなく決定事項を報告しにきたのだと分かりました。

 

開始から30分程で話し合いは終わり地元の人、数名が出てきました。

出てきた人に話を聞いて欲しいと訴え「実際に静岡が受け入れいる予定の瓦礫を焼却した一関では、有害物質の六価クロムは五倍出たと伝えたら『俺は別に構わない』『貴方の言うそれは何マイクロなんですか?』と言われました。

このレベルの人達だけで話しをし、聞いて納得していたと思うと絶望しました。

 

会長は『今日は話す気はない』と言い帰っていきました。

その後、私たちが市役所の方に向かって思いを訴えました。

・市長と市民の対話がないまま本焼却が強制的に始まろうとしている。現にこれだけの反対や不安に思っている人が集まっているのだから、以前に静岡市が行った説明会という名目の一方的な講演会ではなく、しっかり話せる場を設けて欲しい。

情報をHPや新聞だけだと見れる人が限られてしまうので、広報等あらゆる手段でしっかりと静岡市民に周知するべきだ。

しかし市役所の方に誠意は一切見られず、本当に市長の代理できたのかと疑いたくなるような態度でした。

その結果『市長の代理で来たので自分に決定権は一切ない。話し合いの場を設けることや他の町村での説明会を開くという約束はできない。その話はしっかりと上にあげます。』ということでした。

 

静岡市では地元の住民以外の対話は一切ないまま、市長が説明をすることなく本焼却が強制的に行われようとしています。

そしてそれ以前に【誠意も見られず不信感しか与えられなかった市長や市の対応そのものに問題がある】と考えます。

静岡県内では静岡市・島田市・浜松市・裾野市の4市で18日から本焼却が始まろうとしています。

今、静岡市で実際に起こっているリアルな声を全国の皆様に聞いて頂きたく記載させていただきました。

 

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「震災ガレキ市民サミット in 静岡」

期  日 2012年10月13日(土)  開  場 13:00〜
第 1 部 《全国震災がれき状況報告》 13:20〜15:00
         田尻 繁 氏 [富山議員がれき調査団(市民参加)]

第 2 部 《静岡県内震災がれき状況報告》 15:10〜16:40
     ①浜松市 ②島田市 ③静岡市 ④富士市 ⑤裾野市
第 3 部 《交流会》 17:30〜19:00
会  場 静岡労政会館     (静岡市葵区黒金町5-1)
参 加 料 500円
総合アドバイザー 青木 泰 氏 [環境ジャーナリスト]
http://gomigoshi.at.webry.info/
主  催 震災がれき市民サミット実行委員会

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 ヘレン・カルディコット博士の医師&専門家向けセミナー受付状況

 京都は会場変更⇒京都府中小企業会館。要確認。東京も会場変更予定。

 ☆11/18(日)東京医師&専門家向けセミナー 9時半から15時半(受付9時より) 定員140席予定

 開催場所  東京・御茶ノ水にある会場に変更調整中。(来週前半に詳細場所を出します。)

  

 申し込みが定員を大きく上回り、51人の方が、ウェイティング。全部で111人の申し込み。会場変更の作業を継続。御茶ノ水で折衝しています。140人規模の会場。詳細は、来週にお伝えします。その場合も申し込み順の対応になりますので、参加希望の方は、申し込み手続きは、今から、早めに行って下さい。なお、すでに申し込み済みの方は、会場変更になりました場合は、その旨は、ご了解ください。

  

 

 

☆11/25(日)京都医師&専門家向けセミナー 9時半から15時半(受付9時より) 定員120席

 

  
開催場所  京都府中小企業会館   京都市右京区西院東中水町17番地(西大路五条下ル東側)

 

  京都は、会場を変更しました。現在77人申込みの為、残席は43席となります。 

 

 セミナーの受け付けは→http://www.frcsrus.org/japan「みんなのカルテ」(主催)のトップページより。詳細内容も上記参照下さい。医療関係者優先ではありますが、意識のある一般の方の参加は歓迎いたします。

  このページの真ん中にある<参加申し込みはこちらから>をクリックしてください。

 

 ヘレン・カルディコット博士の一般向け講演会。申込み受付日時は事前にお知らせいたしますので、その場合は申込み先着順になります。お早目にお申し込みください。来週以降の予定となります。

 

 

 

 
11/17(土)東京講演 19時から21時 (開場18時)  成城ホール  定員390席
 
11/23(祝・金)徳島講演 18時半から20時半 (開場18時) 徳島県郷土文化会館 定員300席
 
11/24(土)岡山講演 14時から16時 (開場13時半)  岡山市勤労者福祉センター 定員300席
 
11/25(日)京都講演 18時半から20時半 (開場18時)  ひと・まち交流館京都 定員300席
 

「けさ7時ごろ突然倒れました。」身辺で、7人倒れ、5人突然死。静岡ガレキ最新情報。明日金沢講演。

2012-10-12 02:08:32 | 福島第一原発と放射能

金沢講演はいよいよ明日!!

【10/13(土) 木下黄太講演 IN 金沢】

★☆★~ 大丈夫?! 震災ガレキの埋め立て ?? ~★☆★

日時:10月13日(土)14時~16時(13:30開場)

会場:金沢歌劇座 大集会室 (下本多町六番 )

参加費:500円(前売りチケットあります)

予約アドレス→d-t-r-s@mail.bbexcite.jpにメールを。お名前、連絡先電話番号、参加人数を明記してください。

主催:子どもたちを放射能から守る石川の会  共催:そらまめクラブ、わらべうたとえんげきの広場=====================================

3.11,以降に突然死が身のまわりで5人、突然倒れた人が1人、さらに心筋梗塞で1人倒れたという女性からのお話です。

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今朝7時ころ 立ち話をしていた60前後の男性が 頭が痛いといって 倒れたそうです
救急車がきて 心臓マッサージなどをして 蘇生はして 搬送されました
その方は 野菜は自給です タケノコもあります
前日も畑にいらしたそうです

ここは 埼玉県飯能市で 今 ラデックスで0.14です
昨年は 0.12でした。

去年 やはり 家から一番ちかい 車修理のかたが 心筋梗塞で手術されていました
命はとりとめています
今年始め (飯能市内)癌で自宅療養していた友人が 脳梗塞で 突然なくなりました
私の自覚症状は ないです。

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この方の従姉妹さんが、東京のスカイツリー周辺に住まわれていて、透析はされていたそうです。しかし、この6月に心臓で突然死をされたということです。「透析をしていたので、普通の方よりも弱いと思いますが、徐々に弱っていくなら、まだわかるのですが、突然したと聞いてびっくりしました。まだ50代ですし。」と。

さらに飯能と隣接する福生で、知人が3人、これも突然死されたそうです。「1人はすこし関係が遠い方なので、突然死以外に、よくわからないんですが、お2人はお別れ会に出ました。お二人とも60代。今年になって。冬と初夏です。心臓での突然死と聞いています。親戚や知人、近隣の住民など5人も突然死して、他にも倒れた人がいるのをこんなに聞くなんていままでありませんでした。このあたりは、清掃工場の焼却灰でも高い濃度がでているし、あたりの草木を日常的に野焼きしているんです。もちろん違法だけれども、ふつうに燃やしていて、この時期はいつも煙が匂っていますよ。だれも注意している人はいないんです。」

もちろん、突然死は、誰もがありえますし、因果関係の究明は難しいです。しかし、身辺でおきる度合いが増しているのか、それとも過剰に気にしたから目につくだけなのか、そこをよくよく吟味して考えて下さい。でも、やはりこれまでと違って頻度が増しているなら、まずリスク認識を高める必要があると、僕は思います。

 

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【静岡・島田市・ガレキ阻止】

 ジャーナリスト青木泰さんから、島田市の最新状況がメールで届きました。地権者が、ガレキ焼却を何とか進めようとする市側に強固な対策を取り始めました。

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 島田市の地権者は、きのう8時に島田市の最終処分場前で、ロープを張り、自分たちの所有地に入らないように、実力行使に踏み切りました。現在現場で、対応中です。関係メディアも入っています。島田市の地権者のこの取り組みを応援してください。

  静岡県島田市でのがれきの受け入れをめぐる情況は、いよいよ最終版を迎えています。

 ご案内のように島田市は、神奈川県に続きがれきの受け入れに手を上げ、2月に試験焼却を終え、(その結果野田宏氏による計算結果、バグヒィルターで60~80%しか除去できていないことが判明。)3月には、市としてがれきの受け入れを表明しました。

  しかし島田市は、その間最終処分場の地権者に、相談し了解をとることなく、受け入れ決定を発表していたのです。島田市のごみの最終処分場は、全国でも珍しく、民有地を地権者から市が借り受けて、毎年、3月に賃貸契約を更新し、運営する形をとってきていました。

  がれきを焼却した後の濃縮された放射性物質を自分たちの所有地に埋められては、たまったものではなく、地権者は、今年度の賃貸契約は更新せず、4月からは、未更新のまま生活ごみ由来の焼却灰が持ち込まれる情況になっていました。地元の処分場は、周辺が茶畑で突然のがれき持込には、処分場周辺の農家もほぼ全員が反対してきたことは、先にもお伝えしました。

  島田市長は、”がれきの受け入れ=絆キャンペーン”にのって、TV出演するなど、がれきの受け入れを全国にアピールしてきましたが、その実一番肝心な地権者や住民の了解を取ることなく、むしろ反対の声を押し切ってがれきの受け入れを進めてきたのです。

  島田市は、地権者の了解を取れなくなっても、がれきの受け入れの旗を降ろすことを拒み、5月23日には、がれきの受け入れ、島田市の田代環境センターで、焼却しました。

 その結果、環境省や岩手県のホームページでも、島田市はがれきの受け入れを「実施」しているということになっていますが、実はその日に運び入れたのは「10トン」で、北九州市の試験焼却の「80トン」と比べても、がれきを受け入れたというアリバイ作りの焼却だったことがわかります。(実際10トンを4つのコンテナで運び、そのうち1つのコンテナからは、木屑どころか75kgの石ころが入っていて、大騒ぎになりました。)

  それ以降島田市は、がれきの受け入れができない情況になっていました。

  その後も、地権者は、契約更新すれば、がれきを運び入れることがわかっているため、契約更新を拒み、契約更新していない自分たちの所有地に、焼却灰を運び入れることを辞めるように、これまでも期限を区切って申し入れてきました。そうした中で市は、契約更新していない地権者に、契約金額を勝手に振り込み、地権者は、送られてきたお金を市に返しに出かけるという”事件”もありました。

  地権者は、9月30日を期限と、勝手に所有地を使わないことを求める通知を出していましたが、それも無視されたため10月1日には、処分場に「告ー契約期間の終了につき平成24年10月1日より、この土地への立ち入りを禁止します。地権者(6名)」の看板を掲げました。それでも無視し処分場を勝手に使い続けるため、とうとう実力行使に踏み切りました。

  下記は実力行使を島田市と静岡県のメディアにお知らせする地権者の通告です。

 最終処分場前での記者会見が10月11日9時に島田市最終処分場入り口で開催。   

 島田市の最終処分場は、市が所有する土地ではなく、11名の地権者が、その所有地を賃貸契約で貸しています。賃貸契約は、年度ごとに契約更新し、4月1日が契約の開始日時になっています。しかし、島田市は、契約がないまま、処分場として使用してきました。また契約もしていないのに、賃貸料を振り込んできました。

私たちは、賃貸契約が締結されていないので、私たちの土地に入れないようにロープを張り、実力行使に踏み切ります。(朝8時)

    2012年10月11日   

               島田市最終処分場地権者(6名)

               連絡先:省略

 朝8時予定通り、ロープが張られたということです。

 地方自治体が、賃貸借を受けている処分場の所有主の了解を取ることなく、埋め立て処分するというのは、前代未聞のことです。

 地方自治体に限らず、行政機関は法令順守が最低限の約束事であり、自分が勝手に進め施策のために、地権者を追い詰め、しかも生活ごみの処理さえ担保に取るというのは、尋常ではありません。島田市、そして静岡県に抗議をお願いします。

 島田市の情況については、
市民団体「安心して暮らせる島田の市民の会」のTogetter「島田市最終処分場の地権者にエールを!」:
http://togetter.com/li/386949

 
 
「震災ガレキ市民サミット in 静岡」

期  日 2012年10月13日(土)
開  場 13:00〜
第 1 部 《全国震災がれき状況報告》 13:20〜15:00
     <山田町視察報告>
      田尻 繁 氏
      [富山議員がれき調査団(市民参加)]
      [富山県議会議員]

第 2 部 《静岡県内震災がれき状況報告》 15:10〜16:40
     ①浜松市 ②島田市 ③静岡市 ④富士市 ⑤裾野市
第 3 部 《交流会》 17:30〜19:00
会  場 静岡労政会館
     (静岡市葵区黒金町5-1)
参 加 料 500円[カンパ歓迎]
総合アドバイザー 青木 泰 氏 [環境ジャーナリスト]
http://gomigoshi.at.webry.info/
主  催 震災がれき市民サミット実行委員会 

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ヘレン・カルディコット博士の医師&専門家向けセミナー受付状況

京都は会場変更⇒京都府中小企業会館。要確認。東京も会場変更予定。

 

☆11/18(日)東京医師&専門家向けセミナー 9時半から15時半(受付9時より) 定員140席予定

開催場所  東京・御茶ノ水にある会場に変更調整中。(来週前半に詳細場所を出します。)
 
 申し込みが定員を大きく上回り、46人の方が、ウェイティング。全部で106人の申し込み。会場変更の作業を継続。御茶ノ水で折衝しています。140人規模の会場。詳細は、来週にお伝えします。その場合も申し込み順の対応になりますので、参加希望の方は、申し込み手続きは、今から、早めに行って下さい。なお、すでに申し込み済みの方は、会場変更になりました場合は、その旨は、ご了解ください。
  
 
 
☆11/25(日)京都医師&専門家向けセミナー 9時半から15時半(受付9時より) 定員120席
 
 
開催場所  京都府中小企業会館   京都市右京区西院東中水町17番地(西大路五条下ル東側)

 京都は、会場を変更しました。現在77人申込みの為、残席は43席となります。 

 

 セミナーの受け付けは→http://www.frcsrus.org/japan「みんなのカルテ」(主催)のトップページより。詳細内容も上記参照下さい。医療関係者優先ではありますが、意識のある一般の方の参加は歓迎いたします。

 このページの真ん中にある<参加申し込みはこちらから>をクリックしてください。

 ヘレン・カルディコット博士の一般向け講演会。申込み受付日時は事前にお知らせいたしますので、その場合は申込み先着順になります。お早目にお申し込みください。来週以降の予定となります。
 
 
11/17(土)東京講演 19時から21時 (開場18時)  成城ホール  定員390席
 
11/23(祝・金)徳島講演 18時半から20時半 (開場18時) 徳島県郷土文化会館 定員300席
 
11/24(土)岡山講演 14時から16時 (開場13時半)  岡山市勤労者福祉センター 定員300席
 
11/25(日)京都講演 18時半から20時半 (開場18時)  ひと・まち交流館京都 定員300席
 

 


「福島は絶望しかない」厚労省技官に言われた男性、身近でバセドウ病と突然死。大阪ガレキ実験に疑問。

2012-10-11 00:11:50 | 福島第一原発と放射能
 
 最近、僕のところに、電話で話す方の内容は、前と違ってきたと僕は思っています。はっきりいって、心配性の上にも、心配を重ねるお電話の類と言うよりも、だんだんいろんな意味で落ち着いて情報収集を続けてきていて、この話を何段にも何段にも思考してきている。状況確認に複数ソースでしていて、このリスクをどう考えるのかという事をさらに精密に思考している方が多いです。精密な思考を重ねれば重ねるほど、答えが正答に近づく類では本質的にはありませんが。しかし、こうした思考スタイルの方たちは、社会的に立場もあり、常識的な立ち位置も踏まえて、対応する方たちが多くなっています。こうした群の人々が、僕にアクセスをとられるのは、いろんなリスク回避をおこなってきて、首都圏での生活を継続できないのかと、考えてこられていたようですが(生活上の理由)、それを果たして継続できるのかという合理的な疑義を持ち始めていて、その過程の中で、僕に初めてアクセスしてくるような方たちです。たぶん、これまでは、僕のブログの読者として、読んでいたただけだったのが、自分や身近で、リアルに感じることがおきはじめたときに、アクセスをされているようです。「自分や身近にリスクを感じる事」が大きなポイントになっています。
 
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 木下様の昨年よりの精力的な活動をいつもブログを通じ拝見しております。
 
先日、状況報告をさせていただき、メールのご依頼がありましたので、ご連絡いたしました。
 
一人目は、さいたま市在住の親族の女性で、40代前半です。夫、子供二人の4人家族。
疲れやすく、近所のクリニックで受診したところ、紹介状をもらい、大きな病院へ行き精密検査。
その結果、バセドー病との診断を先日うけました。
 
私の家(横浜市)は、3月14日に大阪に避難し、月末まで過ごしました。
彼女らにも避難を勧めましたが、
大丈夫と聞き入れられず、そのまま普段どおりの生活をしていました。食材等も、普通に気にせず暮らしているみたいです。
特に食べて応援などはしていません。
 
私としては、二人の子供たちが心配なので、すぐに子供たちも検査をすすめました。
結果がわかれば、また報告させて頂きます。
近い親戚に甲状腺障害がでて、どちらかというと楽観的な妻も深刻な状況を理解してきました。
 
二人目は、仕事関係の40歳の役員(男性)が、心不全で急死した例です。
横浜の緑園都市在住。既往症なし。普段どおり仕事をし、家についてしばらくして、具合が悪くなり、救急車で病院へ。
そのまま、翌日死去したそうです。死因は、心不全とされています。
 
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 この方は、電話でお話ししましたが、いろんな医療関係のお仕事をされていて、お付き合いもあるようです。そのなかでは、こんな話もありました。「知人の厚労省の医療技官と話すと、福島は絶望しかないと、話していました。何が、どうのと、彼らが細かく言うわけではないのですが、普通にデータを見ていくだけで厳しい状況があり、医療的なことも認識のある彼らですから、わかっているんだろうな」と。
「木下さん、僕は一度初期に逃げて、家族も初期被曝は避けられました。反原発とかそんな感覚があったわけでなく、広瀬さんの『危険な話』を読んでいて、最低限の情報知識があった。だから、14日に、新幹線に乗るときに、なんですいているのだろうと思いましたよ。それでも、戻ってきて、気を付ければ生活できないのかと思っていました。体調不良も特にないし、なんとかならないか。」こう彼は話します。「それでも、身近にすこしずついろんなことがおきたのは、感じるものがあります。甲状腺の疾病も偶然かもしれないけど、身近な親族で突然おきる。知人で、しかもまだ若い人、壮健な人が突然死することは、僕の人生ではこれまで全くなかったこと。これも偶然かもしれないけど、偶然と片付けられない思いがあります。」とも。
 さらにこういわれます。「首都圏でなくて、もっと高濃度に汚染されている北関東のホットスポットがあります。ここの関係者との仕事があるんですが、このところ時間の約束が守られたためしがないんです。というか、前日に約束しても本人が来ていないことはあたりまえ。しかも日時の間違いのみならず、約束したことも忘れている。前日に電話でこちらが依頼されているのに。10回のうち8回くらいはそんな感じです。いくらなんでも、おかしいと思っています。」
 「おかしいことがおきていても、おかしいと感じにくいのがビジネスの世界です。微妙なずれは済ませてしまいます。でも、これは、あきらかにおかしいから、認識できる事案。こういう話はなかなかしないです。もちろん、その個人が別の理由でおかしくなっている可能性も否定できませんが、でも通常ありえない話です。」
 
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僕は、講演依頼やいろんな形での実務ベースのご依頼は、まずメールを頂き、お電話でお話しするスタイルにしています。もちろん、近隣においでいただけるなら、お会い致します。お名前と所属、内容を明記してメールください。

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金沢講演はいよいよ今週末!!

【10/13(土) 木下黄太講演 IN 金沢】

★☆★~ 大丈夫?! 震災ガレキの埋め立て ?? ~★☆★

日時:10月13日(土)14時~16時(13:30開場)

会場:金沢歌劇座 大集会室
(下本多町六番 )

参加費:500円(前売りチケットあります)

予約アドレス→d-t-r-s@mail.bbexcite.jpにメールを。お名前、連絡先電話番号、参加人数を明記してください。

主催:子どもたちを放射能から守る石川の会  共催:そらまめクラブ、わらべうたとえんげきの広場

*お車の方は、周辺の有料駐車場をご利用ください。
*会場内後方に、キッズスペース、授乳スペースあります。

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ヘレン・カルディコット博士のセミナー受付状況

東京・京都とも会場変更をおこないます。詳細は後日。

11/18(日)東京医師&専門家向けセミナー 9時半から15時半(受付9時より) 定員140席予定

開催場所  東京・御茶ノ水にある会場に変更調整中。(来週前半に詳細場所を出します。)
 
 申し込みが定員を大きく上回り、46人の方が、ウェイティング。全部で106人の申し込み。会場変更の作業を継続。御茶ノ水で折衝しています。140人規模の会場。詳細は、来週にお伝えします。その場合も申し込み順の対応になりますので、参加希望の方は、申し込み手続きは、今から、早めに行って下さい。なお、すでに申し込み済みの方は、会場変更になりました場合は、その旨は、ご了解ください。
 
 
 
11/25(日)京都医師&専門家向けセミナー 9時半から15時半(受付9時より) 定員120席予定
 
開催場所  京都市、西大路五条付近の会場に変更調整中。(明日以降に詳細場所を出します。)

 申し込みが京都は75人を超えましたので、こちらも会場を変更を致します。 この場合、利便性がやや不便な場所になる可能性がありますので、その旨、ご了解ください。烏丸五条から西大路五条付近になる可能性です。とにかく希望者を把握したいので、希望される方はまず申し込んでください。現在77人申込みの為、残席は45席となります。 

  セミナーの受け付けは→http://www.frcsrus.org/japan「みんなのカルテ」(主催)のトップページより。詳細内容も上記参照下さい。医療関係者優先ではありますが、意識のある一般の方の参加は歓迎いたします。

 このページの真ん中にある<参加申し込みはこちらから>をクリックしてください。

 ヘレン・カルディコット博士の一般向け講演会。申込み受付日時は事前にお知らせいたしますので、その場合は申込み先着順になります。お早目にお申し込みください。来週以降の予定となります。
 
 
11/17(土)東京講演 19時から21時 (開場18時)  成城ホール  定員390席
 
11/23(祝・金)徳島講演 18時半から20時半 (開場18時) 徳島県郷土文化会館 定員300席
 
11/24(土)岡山講演 14時から16時 (開場13時半)  岡山市勤労者福祉センター 定員300席
 
11/25(日)京都講演 18時半から20時半 (開場18時)  ひと・まち交流館京都 定員300席
 
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【大阪・ガレキ阻止】

 大阪市が焼却しようとするガレキが、岩手県宮古市のガレキなら、宮古市に搬出をしないように、こちらからお願いもしたいと思います。行動は、きょうからです。宮古市議会は、今月末から、11月議会も始まります。搬出元からガレキが来なければ、どんなにガレキを燃やしたくても、出来ませんから。これも全国の皆さんが力を貸してください。

 宮古市役所
〒027-8501 岩手県宮古市新川町2番1号
電話 0193-62-2111 /FAX 0193-63-9114 / 電子メール info@city.miyako.iwate.jp

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 さて、子どもたちを放射能から守る・八尾の会 よりの情報です。大阪市のガレキ試験焼却前に行われるラボ実験の詳細が10月5日に発表。このラボ実験は、10月11日の9時から、大阪市立環境科学研究所で行われます。大阪市の発表によれば、排ガス中の放射性物質濃度の測定が行われ、特にガス状のセシウムの挙動がどのようになっているのか、実際の測定方法と同様の実験装置を用いて確認を行うことになっているようですし、測定方法は、環境省『放射能濃度等測定方法ガイドライン』準拠の方法が採用されることになっているそうです。

  
 
 
 
  
 この環境省『放射能濃度等測定方法ガイドライン』準拠の方法では、排ガス中に放射性物質は漏れないという結果になるという、答えの決まった実験であると、指摘している専門家の意見書の一部を下記に掲載します。先程の八尾の会のホームページで詳細はご確認ください。
 
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平成24年10月7日
排ガス中の放射性物質の測定方法に関する実験に関する問題点、疑問点
大阪市が平成24年10月11日に予定している排ガス中の放射性物質の測定方法に関する実験について、平成24年10月5日付報道発表資料「放射性物質の測定方法に関する確認について」の内容を検討した。その結果、重大な問題点があり、放射性物質の測定方法に関し誤った結論を導くことになることがわかった。また、この問題点に加え、軽視できない疑問点もあることがわかった。
(1)問題点
放射性セシウムは反応性に富む元素なので、屋外では①焼却炉(850℃)中で分解してセシウム単体を放出する酸化セシウム、水酸化セシウム、炭酸セシウム、②焼却炉中でも分解しない塩化セシウムなどの化合物の形態で存在していると考えられる。しかし、今回の実験では試薬として塩化セシウムのみを使用する計画である。
実際の焼却施設では焼却炉を出た排ガスは200℃まで冷却された後バグフィルターでダストが取り除かれて煙突から排出される。酸化セシウム、水酸化セシウム、炭酸セシウムであれば、200℃はセシウムの沸点671℃、融点28℃の間の温度であるので、放出されたセシウムは霧(複数個のセシウム分子が結び付いた状態、広い意味でガス状と言える)の状態で排ガス中に存在することが考えられる。この場合、霧状のセシウムは、空気と共にバグフィルターおよび環境省の放射能濃度等測定方法ガイドラインで示された試料採取系(円筒ろ紙+ガス吸収びん)を通り抜けてしまう。
一方、今回の実験では、塩化セシウムは沸点1295℃、融点645℃なので、200℃まで冷却されれば、確実に固体になる。その結果、多くの塩化セシウムは円筒ろ紙で捕捉され、円筒ろ紙を通り抜ける微小のものがあっても、固体の塩化セシウムは重力の作用によりガス吸収びん内で蒸留水中に捕捉される。
以上述べたように、実際の焼却施設では、セシウムの化合物の種類によっては、バグフィルターおよび環境省の放射能濃度等測定方法ガイドラインで示された試料採取系を放射性セシウムが通り抜けてしまうのに対し、今回の実験では試料採取系に吸引されたセシウムはすべて捕捉されるという結果しか得られないという重大な問題点がある。
さらに、震災がれきの焼却が予定されている大阪市の舞洲工場のパンフレットによると、燃焼ガスは約850℃から950℃と記載されており(図1参照)、塩化セシウムであれば液化はしても気化はほとんどしない。この点でも塩化セシウムを実験における試薬として用いることは不適切である。
 
(2)疑問点
この実験には放射性セシウム134や137ではなく、放射性物質ではないセシウム133が使用されるではないか?その場合、放射線を出さないので、実際の焼却施設において試料採取系が捕捉する微量の放射性物質を測定する時に用いられるゲルマニウム半導体検出器は使用できない。このため、検出感度が悪い別の方法が使用されるのではないか?その検出感度が悪い方法でセシウムを検出するために実際の焼却施設で試料採取系に吸引される排ガスに含まれる放射性セシウムよりもずっと多量のセシウムが実験に使用されるではないか?
もし、そうであれば、この実験は実際における排ガス中の放射性物質の測定と等価性がないことになり、排ガス中の放射性物質の試料採取系に対する検証試験にはならない。
 
 
『大阪市の「放射性物質の測定方法に関する確認について」のコメント』
2012/10/8
京都大学大学院工学研究科
河野 益近
① 実験に使用されるセシウム化合物が塩化セシウムだけであること。
「実験」と言うのであれば、他のセシウム化合物についても調査すべきです。それぞれの化合物のガス化の割合に加えて、実際の焼却炉内でのセシウム化合物の存在割合を調べ、当該焼却炉内でガス化される放射性セシウムを推定できるようにするのが「実験」の基本です。実際の炉内での放射性セシウムの化学形態が不明な状況で行われる「実験」に説得力はないと思います。
② 実験の温度が850℃であること
大阪市の舞洲工場での焼却温度は約900℃となっていますが、焼却炉の種類が分らないので炉内での温度変化の範囲はわかりません。しかしこの焼却温度の範囲(島田市の溶融炉の場合300~1800℃)は重要であり、「実験」であればこの温度範囲の異なる温度で何点か行う必要があります。少なくとも最大温度でガス化の割合を調べる必要があります。
 
 
 
 
 

【大阪・ガレキ阻止】反原発でも著名な芸術家フンデルトヴァッサー氏作品の舞洲工場で焼却という愚挙。

2012-10-10 14:36:23 | 福島第一原発と放射能

 

 

 大阪市はガレキの焼却を、海岸べりの此花区の舞洲工場で進めようとしています。この工場をご覧になった方は、わかると思いますが、清掃工場とは思えないデザインです。上の画像をご確認ください。

 このデザインをおこなったのは、世界的に著名な芸術家、故フンデルトヴァッサー氏です。「核のゴミは、50万年もの間、すべての生命を死の危険にさらし続けるのです」というスピーチを1980年におこなった、フンデルトヴァッサー氏。1928年オーストリア・ウイーン生まれ。2000年71歳にて没。「核エネルギーに反対する文化」というエッセイも書き、原発に反対した芸術家です。

 この財団の役員であり、彼の友人でもあったハーレル氏が、今回の舞洲工場での広域ガレキ焼却について、メッセージを送ってきたそうです。

「震災の傷跡、そしてそれによって発生した放射能汚染とがれきは、もはや無視できないし、簡単に取り除くことはできないものです。しかし、だからといってこの毒を他の地方や町に拡散してしまっていいという理由があるでしょうか?これは故意に国民の健康を損なう、犯罪的な行為です。」

Die Hundertwasser Gemeinnützige Privatstiftung (フンデルトヴァッサー公益民間財団) www.hundertwasser.com www.hundertwasserfoundation

 全く同感できるメッセージです。フンデルトヴァッサー氏がデザインの大阪舞洲焼却場で、放射能汚染ガレキを燃やし、反核の画家の作品を核汚染の道具にしようとしていること。芸術家の魂を裏切る、酷すぎる侮辱を、大阪市が行おうとしている話に、ヨーロッパからは、こういうふうに見えていることを理解してほしいと思います。

以下は、フンデルトヴァッサー氏がアメリカで1980年11月におこなったスピーチの転載です。

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(...)人間は、幸せであるために表面的な豊かさは必要ありません。必要なのは、内面的な精神の豊かさです。人間は、幸せであるために機械的なエネルギーは必要ありません。必要なのは、創造的なエネルギーです。今日の人類は、これまで地球に存在していた中で最も危険な害虫です。人間は、生態系からかけ離れた害虫となってしまいました。(...)

私たちはエネルギー危機に見舞われているわけではありません。あるのはただ、意味のないエネルギーの浪費だけです。(...)人類は、とりわけ所謂専門家たちは、エネルギー推進をもはやコントロールできなくなってしまいました。彼らは、自分たちが一体何をしているのかが分らなくなってしまったのです。原子力ゲームは危険なゲームです。死をともなう軽率なゲームです。どこかで想定を超える事故が起きることは確実なのです。ガラスやセメントやその他の覆いでできた核のゴミの密閉容器から放射能が漏れだすことは確実なのです。ロシアン・ルーレットのようなものです。それは、私たちが思いもよらぬ瞬間に起こるのです。

核のゴミを安全に隠したり保管したりする場所はありません。見た目では当面地震が起こらないとされる場所でさえ安全とは言えません。戦争や爆弾、ブルドーザー、地震や断層のずれが全てを無に帰するのです。この地球と宇宙に静止状態のものなどありません。すべてが流れているのです。インカ帝国やカルタゴ王国の遺物がどこに埋められているか知っていますか?それは、たった2000年前のことなのです。祖母が金貨をどこに隠したか知っていますか?それはたった50年のことなのです。核のゴミは、50万年もの間、すべての生命を死の危険にさらし続けるのです。核のゴミを密閉した最初のコンテナは、20年前に海底や地中に埋められたばかりだというのに、すでに浸食され、放射性物質をまき散らしています。そして、私たちはこのコンテナがどこに隠されたのか分らなくなってしまっています。核のゴミは、美しい遺体のように埋めてはなりません。(...)

政治家や学者が、短期的な利益やキャリアを考えて、私たちに核エネルギーは永遠に無害だと保証するとすれば、それは犯罪的な嘘です。(...)中央でエネルギーを統括すれば、人間にとって必要以上の自動化が進みます。結果は失業です。核エネルギーは経済の破滅です。わずか1パーセントのエネルギーが、自然と人類の破滅との危険なバランスの上に成り立っています。そしてそのような危険なバランスを保とうとすることが、失業や、常に死の危険と隣り合わせの生活、迫りくる汚染や人権の損失、ふるさとの喪失よりも比重が重いというのでしょうか。

核エネルギーは、見せかけのエネルギー危機に見せかけの解決を短期的に見出すだけです。時間が経つにつれて、(...)前には見えなかった新しい問題が、ますます高いコスト、ますます危険な代償を要求することに気づくことになるでしょう。その範囲を認定するには、私たちの経験則はいまだ小さすぎるのです。技術者や学者、専門家が私たちを、自分たちでも解決できないような予測不可能な危機へと導くならば、それは見逃してはならないことです。

(...)一本の木を倒すのに、5分とかかりません。しかし、一本の木が生長するのには50年かかります。(...)自然の法則に関する知識を伴った創造的な精神のみが、私たちが辿ってきた状況を生態的に克服することができるのです。工業的な発展の考えでは、とうてい無理です。いわゆる発展は、破滅への歩みとなってしまったからです。生き延びるためには、手を引くしかないのです。

<翻訳:桂木忍>

 

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「フンデルトヴァッサーとの約束を守る会」ができています。→http://ameblo.jp/ryuujin55/

この会では、彼との約束を守るために、大阪市の舞洲工場で、放射性物質を含んだガレキを焼却することに、反対するように呼びかけています。その中で、http://ameblo.jp/ryuujin55/entry-11374013462.htmlという呼びかけも行っています。フンデルトヴァッサー氏は、宮崎駿氏にも影響を与えたといわれているそうですから。こういう試みも有効かもしれません。

 

 

 

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【大阪・ガレキ阻止】

 

大阪市が焼却しようとするガレキが、岩手県宮古市のガレキなら、宮古市に搬出をしないように、こちらからお願いもしたいと思います。行動は、きょうからです。宮古市議会は、今月末から、11月議会も始まります。搬出元からガレキが来なければ、どんなにガレキを燃やしたくても、出来ませんから。これも全国の皆さんが力を貸してください。

 

宮古市役所
〒027-8501 岩手県宮古市新川町2番1号
電話 0193-62-2111 /FAX 0193-63-9114 / 電子メール info@city.miyako.iwate.jp

 

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 僕は、講演依頼やいろんな形での実務ベースのご依頼は、まずメールを頂き、お電話でお話しするスタイルにしています。もちろん、近隣においでいただけるなら、お会い致します。お名前と所属、内容を明記してメールください。

 

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金沢講演はいよいよ今週末!!

【10/13(土) 木下黄太講演 IN 金沢】

★☆★~ 大丈夫?! 震災ガレキの埋め立て ?? ~★☆★

日時:10月13日(土)14時~16時(13:30開場)

会場:金沢歌劇座 大集会室
(下本多町六番 )

参加費:500円(前売りチケットあります)

 

予約アドレス→d-t-r-s@mail.bbexcite.jpにメールを。お名前、連絡先電話番号、参加人数を明記してください。

 

主催:子どもたちを放射能から守る石川の会  共催:そらまめクラブ、わらべうたとえんげきの広場

*お車の方は、周辺の有料駐車場をご利用ください。
*会場内後方に、キッズスペース、授乳スペースあります。

 

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ヘレン・カルディコット博士のセミナー受付状況

11/18(日)東京医師&専門家向けセミナー 9時半から15時半(受付9時より) 定員60席

開催場所  御茶ノ水近辺の会館に変更作業中
 
 申し込みが定員を大きく上回り、40人の方が、ウェイティング。全部で100人を超える申し込み。会場変更の作業を継続。御茶ノ水で折衝しています。140人規模。会場変更が出来た場合は、早ければ、来週中にお伝えします。その場合も申し込み順の対応になりますので、参加希望の方は、申し込み手続きは、早めに行って下さい。なお、すでに申し込み済みの方は、会場変更になりました場合は、その旨は、ご了解ください。
 

11/25(日)京都医師&専門家向けセミナー 9時半から15時半(受付9時より)定員50席

開催場所  京都・烏丸五条 「ホテル アランヴェール」 

 京都は、ここで、定員60席に増設。しかし、さらに参加希望者が増えて、定員の60人を超え、14人がウェイティング。キャンセルする人もいると思いますから、こちらも、参加ご希望の方は、お早めにお申し込み下さい。

 当初、京都は会場変更はしないとお伝えしましたが、参加希望者がさらに増えた場合、変更をおこなう決断は致しました。希望者が全部で75人を超えて、キャンセル待ちのウェイティングが15人を超えるようですと、会場変更します。 この場合、利便性がやや不便な場所になる可能性がありますので、その旨、ご了解ください。烏丸五条から西大路五条付近になる可能性です。とにかく希望者を把握したいので、希望される方はまず申し込んでください。 

 セミナーの受け付けは→http://www.frcsrus.org/japan「みんなのカルテ」(主催)のトップページより。詳細内容も上記参照下さい。医療関係者優先ではありますが、意識のある一般の方の参加は歓迎いたします。

 このページの真ん中にある<参加申し込みはこちらから>をクリックしてください。

 ヘレン・カルディコット博士の一般向け講演会。申込み受付日時は事前にお知らせいたしますので、その場合は申込み先着順になります。お早目にお申し込みください。来週以降の予定となります。
 
11/17(土)東京講演 19時から21時 (開場18時)  成城ホール  定員390席
 
11/23(祝・金)徳島講演 18時半から20時半 (開場18時) 徳島県郷土文化会館 定員300席
 
11/24(土)岡山講演 14時から16時 (開場13時半)  岡山市勤労者福祉センター 定員300席
 
11/25(日)京都講演 18時半から20時半 (開場18時)  ひと・まち交流館京都 定員300席
 
 

 

 

 

 

 

 


【速報・北九州ガレキ】来年1月北九州市議選、ガレキ阻止で「九州ひまわりプロジェクト」女性代表出馬へ。

2012-10-09 01:15:33 | 福島第一原発と放射能

 【北九州・ガレキ阻止】

 北九州のガレキを阻止するために、最も前線で立ち上がっているのが市民グループの「九州ひまわりプロジェクト」http://hinanohanasi.blogspot.jp/であることは、みなさんご認識かと思います。

 この団体の村上さとこ代表が、来年1月におこなわれる、北九州市議選に立候補されるとのことです。無所属での出馬を予定しています

 「来年1月の北九州市議会議員選挙ですが、やはり誰かを出さねば事態は変わらないだろうという結論になり、私が出馬することになりました。」ということです。もちろんガレキ広域拡散阻止ですし、北九州市のやり方に反対しての行動です。反原発も当然のことです。

 当然ながら、選挙というのは、最後の最後まで分かりませんし、政令指定都市の市議会議員選挙は、通常の自治体の市議会議員選挙よりもハードルは遥かに高いです。しかし、このガレキの問題、さらに原発の問題などを、明確に主張し、市民の健康を守る政策を北九州市側に取らせるためには、実際にそのことを考えて動いた普通の主婦が、飛び込んで選挙をやるしか突破する方法はないというのが、結論だという事です。

 チェルノブイリ後に、イタリアやドイツなどで緑の党が活性化したのも、こうした形で、政治経験が全くなかった女性が、政治の世界に飛び込んだことが大きなうねりを作りました。しかも、今回は、被曝の問題が、ガレキの広域拡散という形で、西日本の市民にも意識改革をもたらしている部分があります。こうした観点からも、今回の「九州ひまわりプロジェクト」の村上さとこさんの出馬は、その第一歩と思います。

 こうした、被曝を正面からとらえて、政治に踏み込む女性たちが、これからどんどん増えて、うねりとなるのかどうかが、僕が日本が部分的にでも、救われるのかどうかの大きな鍵と認識しています。千里の道も一歩からです。僕は村上さんの決断に全面的なエールを送りたいと思いますし、全国でこれに続く女性たちがどこまで顕れてくるのか、ある意味、どきどきしながら、待ち望んでいます。

 とにかく、精一杯、頑張るしかありません。男が支えるのです。

応援できる北九州市民の皆さん、全国の皆さん、よろしくお願いします。ここから、一歩がはじまります。

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【大阪・ガレキ阻止】

大阪市が焼却しようとするガレキが、岩手県宮古市のガレキなら、宮古市に搬出をしないように、こちらからお願いもしたいと思います。行動は、きょうからです。宮古市議会は、今月末から、11月議会も始まります。搬出元からガレキが来なければ、どんなにガレキを燃やしたくても、出来ませんから。これも全国の皆さんが力を貸してください。

宮古市役所
〒027-8501 岩手県宮古市新川町2番1号
電話 0193-62-2111 / ファックス 0193-63-9114 / 電子メール info@city.miyako.iwate.jp

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僕は、講演依頼やいろんな形での実務ベースのご依頼は、まずメールを頂き、お電話でお話しするスタイルにしています。もちろん、近隣においでいただけるなら、お会い致します。お名前と所属、内容を明記してメールください。

 

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金沢講演はいよいよ今週末!!

【10/13(土) 木下黄太講演 IN 金沢】

★☆★~ 大丈夫?! 震災ガレキの埋め立て ?? ~★☆★

日時:10月13日(土)14時~16時(13:30開場)

会場:金沢歌劇座 大集会室
(下本多町六番 )

参加費:500円(前売りチケットあります)

 

予約アドレス→d-t-r-s@mail.bbexcite.jpにメールを。お名前、連絡先電話番号、参加人数を明記してください。

 

主催:子どもたちを放射能から守る石川の会  共催:そらまめクラブ、わらべうたとえんげきの広場

*お車の方は、周辺の有料駐車場をご利用ください。
*会場内後方に、キッズスペース、授乳スペースあります。

 

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ヘレン・カルディコット博士のセミナー受付状況

11/18(日)東京医師&専門家向けセミナー 9時半から15時半(受付9時より) 定員60席

開催場所 東京・渋谷  「こどもの城」
 
 申し込みが定員を大きく上回り、40人の方が、ウェイティング。全部で100人の申し込み。会場変更の作業を継続。御茶ノ水で折衝しています。140人規模。会場変更が出来た場合は、出来れば来週中、遅くても再来週前半には、お伝えします。その場合も申し込み順の対応になりますので、参加希望の方は、申し込み手続きは、早めに行って下さい。なお、すでに申し込み済みの方は、会場変更になりました場合は、その旨は、ご了解ください。
 

11/25(日)京都医師&専門家向けセミナー 9時半から15時半(受付9時より)定員50席

開催場所  京都・烏丸五条 「ホテル アランヴェール」 

 京都は、ここで、定員60席に増設。しかし、さらに参加希望者が増えて、定員の60人を超え、10人以上がウェイティング。キャンセルする人もいると思いますから、こちらも、参加ご希望の方は、お早めにお申し込み下さい。

 当初、京都は会場変更はしないとお伝えしましたが、参加希望者がさらに増えた場合、変更をおこなう決断は致しました。希望者が全部で75人を超えて、キャンセル待ちのウェイティングが15人を超えるようですと、会場変更します。 この場合、利便性がやや不便な場所になる可能性がありますので、その旨、ご了解ください。烏丸五条から西大路五条付近になる可能性です。とにかく希望者を把握したいので、希望される方はまず申し込んでください。 

 セミナーの受け付けは→http://www.frcsrus.org/japan「みんなのカルテ」(主催)のトップページより。詳細内容も上記参照下さい。医療関係者優先ではありますが、意識のある一般の方の参加は歓迎いたします。

 このページの真ん中にある<参加申し込みはこちらから>をクリックしてください。

 ヘレン・カルディコット博士の一般向け講演会。申込み受付日時は事前にお知らせいたしますので、その場合は申込み先着順になります。お早目にお申し込みください。来週以降の予定となります。
 
11/17(土)東京講演 19時から21時 (開場18時)  成城ホール  定員390席
 
11/23(祝・金)徳島講演 18時半から20時半 (開場18時) 徳島県郷土文化会館 定員300席
 
11/24(土)岡山講演 14時から16時 (開場13時半)  岡山市勤労者福祉センター 定員300席
 
11/25(日)京都講演 18時半から20時半 (開場18時)  ひと・まち交流館京都 定員300席
 
 

 

 

 


「岩手県宮古市のガレキを受け入れます。」と大阪市ガレキ住民説明会。あす宮古市へ対応を。

2012-10-08 12:39:30 | 福島第一原発と放射能

 

 大阪市の住民説明会が、此花区でおこなわれました。橋下市長は、本人のもともとのお話のとおりに、まったく現れず、説明会は、説明する側が壇上に登らず、その前を市職員がバリケードしている状態だったそうです。説明会に参加した、大阪市在住の若い女性からの報告です。

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昨日の住民説明会は、本当にアリバイ作りのためだけに行われたものでした。
会場に走ると、いつものようにものものしい警備。
荷物チェックを経て会場へ入ると、幼い子どもにおやつを与えたい母親が市(府?)職員に
「そういうことは困る」
といちゃもんをつけられている光景。
まずそこでなんだそれ、ひとりでも参加者を減らしたいんだろうなと思いました。

説明会は、「府内港湾施設・積替施設に関する地元住民説明会」と謳っているものの、今までの説明会と同じく「持ち込む廃棄物がどれだけ「安全」か」という説明に終始時間が使われる。
府内港湾施設・積替施設に関しての説明はわずかでした。
私は最前列の真ん中に座ったので見えましたが、環境省等の説明者は壇上ではなく、私たちと同じ床に座らされ、市か府の職員によるバリケードが張り巡らされ、後ろのほうに座った参加者は説明者の顔などあまり見えなかったのではないかと思います。

質疑応答では、説明者たちが壊れて行きます。
バリケードの職員たちのせいで説明者の顔が見えず迷惑だ、どうして何度も同じ説明資料で同じ説明を受けなければいけないのかと指摘されると、うつむく環境局の職員。
100bq/kgの放射性物質というものは、原発内でさえ厳重保管されるのに食品にその基準を適用し、だから廃棄物としてもOKとするあなたたち環境省の説明は全く意味が分からないと指摘されると、
「100bq/kgは定めただけであって、そんな数値はまず出ないので毎日食べるわけではないため、大丈夫です!」
「原発内の焼却炉は特別設計だから焼却してもOKなんです!基準値は100bq/kgです。広域処理は濃度が低いから普通の焼却炉で処理してOKなんです!基準値は100bq/kgです」
これは、
「賞味期限ちょっと過ぎちゃったけど、酸っぱくないから大丈夫だよね!」
「ちょっとやばそうだけど、量も少ないし、影響も「ごくごくわずか」って知見もあるし問題ないよね!」
っていう井戸端会議レベルの説明です。
「土壌調査は行わない」と断言したり、もう頭がくらくらする説明のオンパレードでした。

ひとつ、いつも「どこの廃棄物を持ってくるのか」ということに対して「分かりません」と言っていた行政が、「岩手県宮古市の廃棄物を受け入れます」と発言していたのは収穫かもしれません。これも、また撤回するのかもしれませんがね宮古市に対して働きかけをする必要があると思います。受け入れたくても、搬出で止まればよいのですから。

断言します。
彼らは、放射性物質や、その他瓦礫に付着している危険物質の危険性や重大性ははっきりと理解しています。

だから私たちに納得のいく責任が出来ない。きちんと説明しようとすれば、危険なことが露呈しまから。                                 だからマスコミでさえ排除した。
「安全だから安全なんだ。今の知見ではそういうデータがあるから納得しろ。」
とナイフを突き付けてきている。
数年後、あのときの知見では安全だったんですけどね~、今になって健康被害でちゃいましたね!でも謝りません!!という姿勢をとることまで、織り込み済みでしょう。

私がひとつ、懸念するのは、1年を超えてともに闘ってきた仲間たちが疲弊していることです。私も含め。
今回の説明会も、連休の真ん中のお昼という、最も集まりにくい時間帯を設定され、参加者は少なかった。
このまま疲れて、私たちが声をあげなくなるのを行政は待っています。
説明会も、以前に比べるとちょっと弛緩している印象がありました。
その手に乗るもんかと思っていても、確実に私たちの心や身体は蝕まれています。
私は闘っている仲間たちと、TVしか見ない層の意識の乖離もものすごく問題だと思っているので、商店街等で説明して回っています。意識の底上げをしたいと思っての行動でもやはりくたくたになります。
行政、マスコミのプロパガンダはきついという現実を日々目にします。
私はやはり、大阪が止められれば、私の大事な家族もいる福岡も影響を受けている、北九州や、関西の水源をめちゃくちゃにする三重の焼却灰埋め立ても止まると考えています。
どうかチカラを貸してほしいです。

もし、大阪市が焼却しようとするガレキが、岩手県宮古市のガレキなら、宮古市にこちらからお願いもしたいと思います。

これも全国の皆さんが力を貸してください。

宮古市役所
〒027-8501 岩手県宮古市新川町2番1号
電話 0193-62-2111 / ファックス 0193-63-9114 / 電子メール info@city.miyako.iwate.jp
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 先程、宮古市で放射能の問題を懸念している方たちとも話しましたが、最近、その方が、市側とガレキを確認した感覚で言うと、総量はかなり減っているそうです。本質的に必要のない大阪へ運搬し、焼却することをどのように食い止めるべきなのか、宮古市への働きかけも急務だと僕は思います。

 宮古市議会は、今月末から、11月議会も始まる情勢です。このあたりも含めて、攻防は続きます。搬出元からガレキが来なければ、どんなにパフォーマンスで燃やしたくても、出来ませんから。

 本質的に愚かすぎる話ですが、闘うしかありませんね。

 





「25年で100万人を超える日本人犠牲者に直面。」カルディコット博士。高熱や風邪→突然死。知人橋本病。

2012-10-08 02:33:31 | 福島第一原発と放射能

 

 このところ、やりとりをしていたり、直接知っている方から、突然、知らされることが多いのです。いろいろ考えてしまいます。

 電話で何度かお話ししていた、都内でお仕事も第一線でされているお母さんが、同じように、仕事にも取り組んでいた、40代のご友人の女性が、先々週、突然に亡くなられたと聞きました。

 「亡くなったのは40代女性の友人で、40度の熱をだし救急を受診、風邪と言われ自宅で寝ていたそうなのですが、2日後、ご主人が帰宅されたら倒れて亡くなっていたそうです。くも膜下のようですが検視の結果は2ヶ月先にわかるそうです。お住まいは23区の北西部。大きな公園のすぐそばで、清掃工場からの距離はおそらく2〜3キロです。生活ぶりはわかりませんが、血圧は少し高かったそうです。くも膜下だけでなく、高熱と風邪のような症状と聞いて、また、葬儀の帰りに清掃工場の煙突を見て、いろいろと思いました。とてもショックでした。社交的で困っている人を放っておけない妻、と旦那様がおっしゃっていました。あまりにも突然で私も未だに実感がわきません。」

 突然死という事象が、比較的若い世代で身近におきるケースも、まれですが、昔から存在はします。こうした事例がどのようなペースでどのようにおきるのかを注意すべきという事です。

 

そして、次は、電話がかかってきました。

「木下さん。お久しぶりです。洒落にならないんですけど、うちのが橋本病と診断されたんですよ。」

「えっ。」

「ちよっとあって、病院で検査したら、橋本病。」

「避難していたよね。」

「西日本に、3/13には都内から避難したんですけど、その後、戻っているんですよ。」

「君たちだけじゃなくて、彼女も?」

「そうなんですよ。3/18には一度都内にまで戻っていて、そこから、数か月はいたんですよ。」

「えっ。そうだったの。勘違いしてたよ。彼女は、ずっと避難したままだと。」

「僕らは、去年の夏前に、本格避難だったんですよ。でも3/13から3/18はいなかったし、注意はしていたつもりだたんだけど、それでもあいつがなっているなんて。バンダジェフスキー博士とも話していたから、理解はしていたつもりだったけど、現実になると、ちょっとショックで。でも、僕らのように、初期被曝も半分はクリアしていて、その後も避難は数か月後にしていても、何か出てくる場合があるなら、東京にいる人たちはどう考えていいのでしょうね。ただ事じゃないですよ。ほんとに。」

 

 僕もこの橋本病にかかった奥様は、直接知っています。20代の女性です。勿論、若い女性の甲状腺の疾病は多いですから、偶然かもしれません。しかし、こういう報告が、3.11.前と違って身近からも、ふつうに聞こえてきます。

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小児科医のヘレン・カルディコット博士は、警告します。

「福島第一原発の事故は、チェルノブイリより多く、2.5回から3回、放射性物質を放出しています。さらに、日本は、ウクライナ、ベラルーシおよびロシアよりもはるかに人口密度が高いのです。これらの国々で、チェルノブイリの結果、25年で100万人が死んでいます。そうすると、私たちは次の25年で、100万人を超える日本人の犠牲者に、直視せざる負えなくなるのです。しかも、この世代が、被曝の後、癌になるまでの潜伏期間は、2年から90年と、人によって、様々に異なります。
 こうした事実は、放射性物質にとりかこまれた環境と、放射性物質を含んだ食物に、晒され続けるであろう、未来の世代の日本人全てにあてはまります。」

<Helen Caldicott, Reader Suppoorted News, 28 August 2012>

 

 

ヘレン・カルディコット博士のセミナー受付状況

11/18(日)東京医師&専門家向けセミナー 9時半から15時半(受付9時より) 定員60席

開催場所 東京・渋谷  「こどもの城」
 
 申し込みが定員を大きく上回り、40人の方が、ウェイティング。全部で100人の申し込み。会場変更の作業を継続。御茶ノ水で折衝しています。140人規模。会場変更が出来た場合は、出来れば来週中、遅くても再来週前半には、お伝えします。その場合も申し込み順の対応になりますので、参加希望の方は、申し込み手続きは、早めに行って下さい。なお、すでに申し込み済みの方は、会場変更になりました場合は、その旨は、ご了解ください。
 

11/25(日)京都医師&専門家向けセミナー 9時半から15時半(受付9時より)定員50席

開催場所  京都・烏丸五条 「ホテル アランヴェール」 

 京都は、ここで、定員60席に増設。しかし、さらに参加希望者が増えて、定員の60人を超え、10人がウェイティング。キャンセルする人もいると思いますから、こちらも、参加ご希望の方は、お早めにお申し込み下さい。

 当初、京都は会場変更はしないとお伝えしましたが、参加希望者がさらに増えた場合、変更をおこなう決断は致しました。                                                           希望者が全部で75人を超えて、キャンセル待ちのウェイティングが15人を超えるようですと、会場変更します。 この場合、利便性がやや不便な場所になる可能性がありますので、その旨、ご了解ください。烏丸五条から西大路五条付近になる可能性です。とにかく希望者を把握したいので、希望される方はまず申し込んでください。 

 セミナーの受け付けは→http://www.frcsrus.org/japan「みんなのカルテ」(主催)のトップページより。詳細内容も上記参照下さい。医療関係者優先ではありますが、意識のある一般の方の参加は歓迎いたします。

 このページの真ん中にある<参加申し込みはこちらから>をクリックしてください。

 ヘレン・カルディコット博士の一般向け講演会。申込み受付日時は事前にお知らせいたしますので、その場合は申込み先着順になります。お早目にお申し込みください。来週以降の予定となります。
 
11/17(土)東京講演 19時から21時 (開場18時)  成城ホール  定員390席
 
11/23(祝・金)徳島講演 18時半から20時半 (開場18時) 徳島県郷土文化会館 定員300席
 
11/24(土)岡山講演 14時から16時 (開場13時半)  岡山市勤労者福祉センター 定員300席
 
11/25(日)京都講演 18時半から20時半 (開場18時)  ひと・まち交流館京都 定員300席
 
 

 

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僕は、講演依頼やいろんな形での実務ベースのご依頼は、まずメールを頂き、お電話でお話しするスタイルにしています。もちろん、近隣においでいただけるなら、お会い致します。お名前と所属、内容を明記してメールください。

 

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【10/13(土) 木下黄太講演 IN 金沢】

★☆★~ 大丈夫?! 震災ガレキの埋め立て ?? ~★☆★

日時:10月13日(土)14時~16時(13:30開場)

会場:金沢歌劇座 大集会室
(下本多町六番 )

参加費:500円(前売りチケットあります)

 

予約アドレス→d-t-r-s@mail.bbexcite.jpにメールを。お名前、連絡先電話番号、参加人数を明記してください。

 

主催:子どもたちを放射能から守る石川の会  共催:そらまめクラブ、わらべうたとえんげきの広場

*お車の方は、周辺の有料駐車場をご利用ください。
*会場内後方に、キッズスペース、授乳スペースあります。

 

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10/10 正午 宮城県議会必着 北九州・ガレキ阻止・陳情書10,000通作戦】

 

 宮城県からガレキ搬出が止まれば話は終わります。そして、県議会も止めたいのが本音です。宮城県議会に全国から陳情書を送付してほしいと思います。1万通の陳情書を宮城県議会に送って、ガレキ搬出をとめてもらうというプランです。

 

 みなさん全員が、1人1通の陳情書を宮城県議会宛てに出して下さい。
「陳情書10,000通作戦」と銘打ちます。
10/10 正午に宮城県議会必着と判明。この週末に必ず投函してください。

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「陳情書の様式」

宛先名は「宮城県議会議長 中村 功 様」
1陳情の要旨(出来るだけわかりやすく簡
潔に)
2陳情の理由(出来るだけ詳しくわかりやすく)

1・2を書いたらその下に「以上のように陳情いたします」と書き、

 

住所
(団体の方は団体名) 
氏名(名前に印鑑を押す。署名の場合は不要)を書いて終了。
 
【郵送先】 宮城県議会・事務局議事課 宮城県仙台市青葉区本町3-8-1
 


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「弊社社発足以来、例のない深刻な状況」東日本高速道路死者が前年同期1.7倍に急増。11/23徳島講演。

2012-10-07 13:43:02 | 福島第一原発と放射能

 僕も気が付いていなくて、ある女性の指摘で気づいてすこし驚きました。東日本の高速道路の交通事故の状態が、思わぬくらいに増加しているそうです。

 今年になってからNEXCO東日本管内の高速道路で、44件の死亡事故が発生し、60名の死者となっています。(8月末現在、NEXCO東日本調べ)件数は前年同期比+13件(142%)、死亡者数は前年同期比+25名(171%)ということだそうです。「弊社社発足以来、例のない深刻な状況」NEXCO東日本は表現しています。

 

http://www.e-nexco.co.jp/road_info/important_info/h24/0803/

 皆さんには、どこまで認識があるかはわかりませんが、交通事故はここ10年、もしかすると20年くらい、減少傾向が著しく、交通事故というものが、どんどん減っているのがあたりまえのように、なっていました。このため、これだけ、東日本管内の高速道路で、死亡事故が多発している現実は、僕には異様に映ります。このため、「弊社社発足以来、例のない深刻な状況」NEXCO東日本は書いているのだと思います。

 

 

去年の3/15から避難されている、年配の女性の方から電話がありました。

 もともと栃木県の那須地域に住まわれていて、原発に関しての知識があり、3/15に妙なにおいのようなものを感じて西日本へ、逃げ出されたそうです。

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那須から昨年の3月15日西日本に避難しました
福島の白河に住んでいる友人から久しぶりに電話がありました。

息子さんの同級生(40代前半)が肺癌になって3ヶ月で亡くなり、知人の娘(30代後半)も同じく癌で亡くなったとか、そして那須の別荘地に住む知人(60代前半)は劇症肝炎で亡くなり、周りで亡くなる人が多いので怖い,でも福島では放射能という言葉は言えないと言っていました。会社を経営している友人は従業員を置いて避難することもできず本当に悲しい状況です

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 お電話を頂いた方の、那須塩原のお家の近くで、地表で2から3μsv出るところは普通に見つかるとおっしゃっています。0.5μsv位の地上1メートルの空間線量で出るのも常識で、実はかなり高い数値が出ます。福島の白河と栃木の那須塩原は隣接していて、僕が白河に去年伺った時は、白河よりも、那須塩原の方があきらかに空間線量は高かったです。

 「那須希望の砦」というグループが、地表面を採取して(5センチの深さで掘るやり方ではないため、数値は間違いなく通常よりは、上がります)、計測したデータが公開されています。那須塩原や那須町のデータです。

http://nasu-toride.org/imageimfo/120301hyoudoreserch.pdf#search='%E9%82%A3%E9%A0%88++%E5%9C%9F%E5%A3%8C%E8%AA%BF%E6%9F%BB'

那須塩原市:39地点、平均20,399Bq/kg、最高77,900Bq/kg。

那須町 :22地点、平均24,888Bq/kg、最高63,600Bq/kg。

地表面と考えても、かなりのデータです。

こうした汚染状況に那須エリアはありますし、隣接する福島県白河市も同様の状態です。

 「亡くなる方の話は、最近、間違いない話が聞こえてきました。友人は、かなり怖がっているが出られないと。亡くなる方の年代が若くて、気になっているんです。30代の女性はワンコイン食堂をやられていて、地元の野菜を販売し、それを出していた方。腸がなったと聞いています。40代の男性もがんの認知から亡くなるまでの時間が短かった。もちろん関係のない話はあるかもしれないけど、こうした年代が亡くなることをこれまであんまり聞いていなかった。除染をした箇所も半年すると、また線量が戻ってしまって、厳しい状態と聞いています。しかし、避難や保養をすすめても、那須エリアの人にはなかなか届かないんです。」とこの女性は話します。

 福島の白河は、福島の中では汚染程度が低いという認識でしょうし、那須エリアのホットスポット状態は、関東というくくりの中で、逆に「目に、耳に、口に蓋」状態であることは間違いありません。首都圏よりもはっきりと厳しい汚染の実態の中で今後何があるのかは、きちんと見つめるしかありません。

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僕は、講演依頼やいろんな形での実務ベースのご依頼は、まずメールを頂き、お電話でお話しするスタイルにしています。もちろん、近隣においでいただけるなら、お会い致します。お名前と所属、内容を明記してメールください。

 

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【10/13(土) 木下黄太講演 IN 金沢】

★☆★~ 大丈夫?! 震災ガレキの埋め立て ?? ~★☆★

日時:10月13日(土)14時~16時(13:30開場)

会場:金沢歌劇座 大集会室
(下本多町六番 )

参加費:500円(前売りチケットあります)

 

予約アドレス→d-t-r-s@mail.bbexcite.jpにメールを。お名前、連絡先電話番号、参加人数を明記してください。

 

主催:子どもたちを放射能から守る石川の会  共催:そらまめクラブ、わらべうたとえんげきの広場

*お車の方は、周辺の有料駐車場をご利用ください。
*会場内後方に、キッズスペース、授乳スペースあります。

 

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10/10 正午 宮城県議会必着 北九州・ガレキ阻止・陳情書10,000通作戦】

  

 宮城県からガレキ搬出が止まれば話は終わります。そして、県議会も止めたいのが本音です。宮城県議会に全国から陳情書を送付してほしいと思います。1万通の陳情書を宮城県議会に送って、ガレキ搬出をとめてもらうというプランです。

 

 みなさん全員が、1人1通の陳情書を宮城県議会宛てに出して下さい。 
「陳情書10,000通作戦」と銘打ちます。 
10/10 正午に宮城県議会必着と判明。この週末に必ず投函してください。

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 「陳情書の様式」

 宛先名は「宮城県議会議長 中村 功 様」
1陳情の要旨(出来るだけわかりやすく簡
潔に)
2陳情の理由(出来るだけ詳しくわかりやすく)

1・2を書いたらその下に「以上のように陳情いたします」と書き、

 

住所
(団体の方は団体名) 
氏名(名前に印鑑を押す。署名の場合は不要)を書いて終了。
 
【郵送先】 宮城県議会・事務局議事課 宮城県仙台市青葉区本町3-8-1
 


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カルディコット博士の医師向けセミナーの受け付け状況です。

11/18(日)東京医師&専門家向けセミナー 9時半から15時半(受付9時より) 定員60席

開催場所 東京・渋谷  「こどもの城」
 
 申し込みが定員を大きく上回り、40人の方が、ウェイティング。全部で100人の申し込み。会場変更の作業を継続。御茶ノ水で折衝しています。140人規模。会場変更が出来た場合は、出来れば来週中、遅くても再来週前半には、お伝えします。その場合も申し込み順の対応になりますので、参加希望の方は、申し込み手続きは、早めに行って下さい。なお、すでに申し込み済みの方は、会場変更になりました場合は、その旨は、ご了解ください。
 

11/25(日)京都医師&専門家向けセミナー 9時半から15時半(受付9時より)定員50席

開催場所  京都・烏丸五条 「ホテル アランヴェール」 

 京都は、ここで、定員60席に増設。しかし、さらに参加希望者が増えて、定員の60人を超え、10人がウェイティング。キャンセルする人もいると思いますから、こちらも、参加ご希望の方は、お早めにお申し込み下さい。

 当初、京都は会場変更はしないとお伝えしましたが、参加希望者がさらに増えた場合、変更をおこなう決断は致しました。                                                           希望者が全部で75人を超えて、キャンセル待ちのウェイティングが15人を超えるようですと、会場変更します。 この場合、利便性がやや不便な場所になる可能性がありますので、その旨、ご了解ください。烏丸五条から西大路五条付近になる可能性です。とにかく希望者を把握したいので、希望される方はまず申し込んでください。 

 セミナーの受け付けは→http://www.frcsrus.org/japan「みんなのカルテ」(主催)のトップページより。詳細内容も上記参照下さい。医療関係者優先ではありますが、意識のある一般の方の参加は歓迎いたします。

 このページの真ん中にある<参加申し込みはこちらから>をクリックしてください。

 ヘレン・カルディコット博士の一般向け講演会。申込み受付日時は事前にお知らせいたしますので、その場合は申込み先着順になります。お早目にお申し込みください。来週以降の予定となります。徳島は日時、会場が決定しました。
 
11/17(土)東京講演 19時から21時 (開場18時)  成城ホール  定員390席
 
11/23(祝・金)徳島講演 18時半から20時半 (開場18時) 郷土文化会館 定員300席
 
11/24(土)岡山講演 14時から16時 (開場13時半)  岡山市勤労者福祉センター 定員300席
 
11/25(日)京都講演 18時半から20時半 (開場18時)  ひとまち交流館 定員300席
 
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健康被害と思われる症状が急増、深刻化しています。

報告、相談はまずメールください。nagaikenji20070927@yahoo.co.jp                                 

 

事故発生当時の行動記録や数値データなどを細かく教えてください。問い合わせの内容も書いてください。健康被害の状態を皆で共有化し、事態の推移をあきらかにしていく作業が最も必要です。

 

「関東・南東北の被曝エリア(東京全域を含む大半のエリア)にいる皆さんは、放射性物質の少ないエリア、できれば愛知県から西のエリアに、移住するべきです。妊婦、子供、未成年、妊娠可能な女性は優先して移住すべきです。他の皆さんも極力移住してください。被曝から一年半近く経過しています。初期被曝は深刻で、慢性被曝の影響がさらに危険です。食物、飲料のみならず、吸気による被曝も軽視できません。回避する方法は限定的です。あなたやあなたの家族の命が何よりも大切です。一刻も早く移住してください。」

 

甲状腺の検査、甲状腺のエコー検査、さらにふつうの血液検査のうち、血液像の検査(白血球、特に好中球)や異型リンパ球の確認、大人の女性はサイログロブリンの数値も確認した方が良いと思います。

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