「木下黄太のブログ」 ジャーナリストで著述家、木下黄太のブログ。

日本と世界のリアル状況確認と僕の思索を書き留めるブログ。
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仙台から避難の夫婦、夫はバセドー病、妻は橋本病、宮城に残る妹は甲状腺腫の手術待ち。本日函館講演。

2013-10-06 07:24:15 | 福島第一原発と放射能

本日日曜午後! 【10/6(日)木下黄太講演会 IN 函館】 

   『放射能健康被害の現状と対策』   14:00~16:00 

  会場:北海道教育大学函館校7号館第14講義室(函館市八幡町1-2)

  資料代:500円 

 ※事前申込の必要なし。主催「道南内部被曝を学ぶ会」 090-8265-4658 

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 札幌講演は野呂さんとのジョイントということもあって、全体としては、3時間の長丁場になりました。野呂さん自身は広島から移動して、またトンボ帰りに本州へ向かうという強行軍をこなしていただきました。会場は、ほぼ満員で、ふだんより年輩の方が多く、特に年配の男性がこられているのが、印象的でした。

 主催者側の意向は、この問題に熱心に考えたい人を実は厳選して来てほしいと感覚だったそうで、その意味では、確かにそういう会合になっていたと思います。

 会場で質問を募った中に次のような話がありました。典型的な事例だと僕は思います。

 

「質問でなく私の身近におきていることです。仙台から2011年10に夫と幼児と札幌にきました。

2012.9頃の甲状腺検査で、夫がバセドー病、私が橋本病(ともに初期)でした。経過は良好です。

宮城県北部に住み続けている妹(27歳)は、2011年6~7月ごろ、急に甲状腺が腫れ甲状腺腫で良性と診断されました。しかしそれが大きくなってきて、最近、別の病院で検査をうけて、一応は良性とはなりましたが、手術が必要となり、現在入院待ちです。実際に取ってみないと絶対に良性とは言えないそうです。

震災後、ガソリンが無いため、片道30分自転車通勤していました。」

 

甲状腺腫が大きくなると、いずれにしても問題がある可能性があって、とにかく癌化していると確定しなくても、切除することは多いです。

「まだ20代の妹が、甲状腺がんなんてことが在りうるのでしょうか。いずれにしても甲状腺腫が大きくなっているのはまちがいないですが。」

そう彼女は話します。甲状腺がんは、確定診断する方法は難しいのですが、細胞診を行うしかありません。しかし、この細胞診も、良性と出ていても、術後に摘出臓器で確認すると、やはり悪性となるケースも多いそうです。また、難しいのは、巨大化していたら、癌とは一概に言えないケースもあるようです。ただし、一定の大きさになれば、結局は切除することが対処方法としては妥当な模様です。

今回のケースは、おそらく宮城で自分の家族まわりが、その程度の差こそあれ、甲状腺周りに、機能低下、機能亢進、腫瘍などがおきているということです。こうしたことが、身近で複数見えてくると、被曝という要素を考える方が自然である感覚を、僕はもってしまいます。

さて、この話に関連してですが、腺腫性甲状腺腫(結節性甲状腺腫)の患者で、甲状腺癌の発生率を確認した論文があります。97年と少し古いものですが、日本で甲状腺癌手術に関して定評がある大分の野口病院の論文です。手術数をこなしている病院なら、良くわかる話と思います。

http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/9306541

「Thyroid cancer associated with adenomatous goiter: an analysis of the incidence and clinical factors.」

 そこには、腺腫性甲状腺腫を持つ835人の患者のうち、256人(30.7%)も甲状腺癌でしたと書かれています。甲状腺癌腫瘍の大きさや患者の年齢という要素と癌に相関関係はなく、各群の甲状腺癌がある患者の割合は、年齢によって影響されなかったそうです。ただし検出される石灰化病変の頻度は、癌の場合は、有意に大きかったようです。この論文は、腺腫性甲状腺腫に関連付けられている甲状腺癌の高い有病率を示していますし、甲状腺における石灰化の検出が、腺腫性甲状腺腫患者に対する手術判断の指標の一つであることがわかる内容のようです。

 実際、野口病院で手術した人と話をすると、最初は細胞診しても良性と診断されていたが、切除してみたら、悪性と診断が変わるケースは、病院内で一定数は存在するそうです。勿論、この論文自体、病理検査(細胞診)をおこなったものの中での話ですから、余りに小さいものは最初からはじかれていると思います。しかし、一定以上の大きさになっている甲状腺の腺腫であるなら、更にどのくらい大きくなっているかだけでは、悪性かどうかの決定的な要因とは言えないようです。いずれにしても、きちんとした対応を早期にしないとなりませんから。子どもは特にです。

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健康被害と思われる症状が、更に深刻化しています。 報告、相談はまずメールを下さい。nagaikenji20070927@yahoo.co.jp  

  事故発生当時の行動記録や数値データなどを細かく教えてください。問い合わせの内容も書いてください。健康被害の状態を皆で共有化し、事態の推移をあきらかにしていく作業が最も必要です。 

   「関東・南東北の被曝エリア(東京全域を含む大半のエリア)にいる皆さんは、放射性物質の少ないエリア、できれば愛知県から西のエリアに、移住するべきです。妊婦、子供、未成年、妊娠可能な女性は優先して移住すべきです。被曝から2年半が経過しています。初期被曝は深刻で、慢性被曝の影響がさらに危険です。食物、飲料のみならず、吸気による被曝は危険です。回避する方法は限定的です。あなたやあなたの家族の命が何よりも大切です。早く移住してください。」

   甲状腺の検査、甲状腺のエコー検査、さらにふつうの血液検査のうち、血液像の検査(白血球、特に好中球)や異型リンパ球の確認、大人の女性はサイログロブリンの数値も確認した方が良いと思います。 


 

 

 

 


放射能防御に関係のない、自己顕示欲の塊のコメントが執拗投稿⇒コメント欄継続の条件を読者に課します。

2013-10-05 23:12:31 | 福島第一原発と放射能

コメント欄を開けたら、どうでもよい、自己顕示欲の塊のコメントが多数投稿されています。

例えば、本日、ここまでの16個の書き込みのうち、7個の書き込みが、こういう類の物です。

僕に意見したい趣旨も書いていますが、そんなに意見したいなら、名前(実名)、自分の所属先(肩書)、連絡のできる電話番号、住所を明記して、メールしなさい。

電話で話します。

しかし、正直に言って、僕にとって参考になる話はありませんし、この人達の書いている内容程度の話は、僕は既知の事しかありません。

相手にするのも本当にバカバカしいです。しかも、内容は殆ど工作員的妨害ですらなく、その人間の社会性の欠落や知識水準が低い、人間としての認識が弱いことが明確で、僕には完全に時間の無駄です。

頭のおかしい人の相手は時間の無駄です。

コメント欄を再開するように、多くの人は、しつこく僕に要望していますが、そんなに要望するなら、まともな建設的な投稿を数多くして下さい。あまりにもレベルの低い投稿を読む時間が僕にはまさに無駄です。

ここで僕はこうしたいと考えています。

次の条件を読者に課しますので、それがクリアされない場合、コメント欄は、またしても閉鎖致します。

[1] 明日日曜日から次の土曜日までの1週間のコメント投稿のうち、僕が承認するコメント数が、最低でも1日あたり50を超えること。

[2] 僕が意味のあると認識できる投稿(ブログに承認する投稿):論外の投稿(承認しない投稿)=9:1の割合になること。

⇒翌日のブログ更新時に、毎日実数を数えて、記事に明記します。

(承認しない投稿は、こう書くと、短文で嫌がらせ目的以外なにも中身のない投稿が多数来ますが、これらは何の意味ないのでカウントしません)

この2つの条件をクリアした場合にはコメント欄は継続します。クリアしなければ閉じます。

皆さんがどうしたいかです。まともな人がどれだけ多いかどうかですから。僕にそんなに求めるなら、読者のあなたたちが何がしたいのかです。

 

 



旭川講演で感じた緩い意識に対しての僕の危惧。本日午後は札幌講演。明日は函館講演。

2013-10-05 08:26:59 | 福島第一原発と放射能

 ある外務省の知人と話しました。

すっかり、旧聞になりますが、福島で震度5になった時に、被曝を気にするネットの人々のまわりで、地震発生直後の午後3時に外務省で極秘通達が出て、九州や西日本へ逃げるようになっているので、はやく逃げろという話が流布したということを伝えました。勿論、相手はそんな話は全く知りもしません。

 「世の中の人というのは、何をどう誤解しているのだろうかと思うね。いや、その話で、むしろ地震直後にすぐに立ち上がって、具体的な対応して、本当に危なければ省内に極秘通達がされるようなレベルのある対応ができる役所なら、ある意味素晴らしいと思います。本来は、そうあるべきかもしれないよ(ここで少し笑いが入る)。でも、そんなレベルなんかないのが現実。ほんとにサラリーマン的な対応しかない会社なのに、外務省も。少なくとも、そんな緊急対応などないんだけど(苦笑)。」

 ネットの中で、勝手に語られている妄想が、度を超していることをいい加減に認識して下さい。被曝を懸念する立場であれば、何を話しても許されるわけではありません。知っている人から見たら、噴飯ものの話を有難がっている人々は、ただの愚か者です。僕はこんな話を知り合いにする度に、とても恥ずかしい思いばかり感じます。

 旭川講演で感じたことを書きます。主催者も、僕にもいろんな思いが通り過ぎています。旭川は去年も伺ってはいるのですが、講演など多くの人々に接触する機会はなかったので、知らない方たちとの対話は、2年ぶりになります。その意味では、他のエリアよりも久しぶりに対応している状態です。

 実は講演の前から、別の避難支援団体の方たちとも、簡単なお茶会を致しました。ここから、僕の懸念は強まりました。実際の健康被害や被曝回避で有益な話を聞きたいから、対話したいという感覚ならわかるのですが、話されてきたことが、主に夫婦の話で、しかも夫との見解の相違的な話を何か繰り返して聞いてくる感じです。勿論、他のエリアでもそうした話は聞くのですが、その度合いが強く、しかもこの2年半で、僕はいろんなことを伝えているのですが、そうした情報もよく確認もされていない方が多く、そもそも本人が夫ときちんと向き合って、答えを出す話を、僕に聞いてくる感じの話が多かったのです。

 僕が夫婦問題のカウンセラーなら理解しますが、そうではないのに、恐らくそうしたジャンルにある感覚です。その度合いが強いのです。

 これは、講演会場でも似た様な匂いを感じました。講演会場では集まっている人たちの、何か緩い意識が相当気になりました。被曝が気になって、会場に来ているのではあるのでしょうが、何を懸念し、何を考えてこの場にいるのかが、よくわからないままいる方たちが多い印象でした。

 近々では、京都や名古屋で講演を行っているときには、やはり強い意識が飛び交っていたのに比べたり、少なくともバンダジェフスキー博士の全国講演の時などと比べると、その緩さが随分と違うのです。

「木下さん、今回は開催してみて、私たちも勉強になりました。自分たちが懸念して生きていて、そういう人が身の回りに多いから、それを前提に考える癖が2年半の時間で培われたんですが、世の中は、そんな状況ではない、特に旭川ではこういう状態だということが認識できてよかった。」と。

 僕はどうこたえてよいか分からずに考え込みました。勿論2年半の時間経過で、一般の多くの人が緩むのは良くわかりますが、この旭川では、西日本と比較しても、懸念して講演に足を運ぶ人たちの間でさえも、その緩み方が相当強まっているという懸念を強く持ちましたし、それはここに避難している方でさえも、パターンは違えど似た様な状態だと認識しました。防御という基本概念が実はなく、何か他人事の話を聞かれているような聴衆でした。喋り手の僕の力量が至らないこともあると思いますが、しかしこの隔絶感はやり様がない感覚です。

こうした状況が、きょう午後の札幌講演ではどうなるのか、きちんと確認はしたいと思います。

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本日は札幌に直接おいで下さい。

【10/5(土)木下黄太&野呂美加 ジョイント講演会IN 札幌 】

場所:佐藤水産文化ホール 

札幌市中央区北4条西3丁目 交洋ビル3階 *札幌駅南口、ロータリー正面(南口から2分)

時間:13時開場  13時30分開演・終了16時30分

*14時30分頃より野呂さんが入り、一時間程度は野呂さんがいる状態です。

 

明日日曜! 【10/6(日)木下黄太講演会 IN 函館】 

   『放射能健康被害の現状と対策』 

  14:00~16:00 

  会場:北海道教育大学函館校7号館第14講義室(函館市八幡町1-2)

  資料代:500円 

 ※事前申込の必要なし。主催「道南内部被曝を学ぶ会」 090-8265-4658 

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残り10枚程度 。 必要な方はお急ぎ下さい。

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キャンセル分も含め、ネット販売は之で終了予定です(体制を継続できないため)。
なお、問い合わせは、問い合わせ欄やメールを基本にして下さい。なお運営側の個人宅への電話を、たいした意味なくかけ続けている人がいますが、コールセンターでないから、そうした対応はできません。

何で僕がブログ投稿欄をすぐに閉鎖したくなるのか。

2013-10-04 18:02:10 | 福島第一原発と放射能

 

 要は、このような意味のない投稿が次々来るからです。工作員だけではありません。相手にしても仕方ないが、レベルの低い方たちです。きのう、きょうと多いんですよ。しかし、本当に意味のない、生産性のないコメントが多数。僕の返事もつけておきます。呆れています。

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[1]「はぁ?」  2013-10-04 09:20:55 は?

頭がおかしいのはどちらでしょうか?

⇒あなたです。

[2]「木下さんへ・再び」 2013-10-04 11:09:52 S


木下さんは「精神的疾患を呈している人間」を「こういう輩」と形容しています。
健常者にタチのいい健常者とタチのわるい健常者がいるように、精神障碍者にもタチのいい精神障碍者とタチのわるい精神障碍者がいます。
精神障碍者であるというだけで、これを侮蔑的に扱っていいとはやはり私には思えません。

⇒僕はこういう話には徹底して争います。要は頭のおかしい人はおかしいだけです。細かい用語の揚げ足取りをされるなら、人権擁護団体にでも駆け込んでください。徹底して闘います。本質的な議論は皆無の話。言葉狩りのつもりか。アホらしい。匿名投稿で付け上がるな。


[3] 「さっさと閉鎖したらいかがですか 」2013-10-04 12:01:37  Unknown

投稿欄を恩着せがましく開放したり、気に入らない投稿があったからといって、すぐに閉鎖するぞと脅して見せたり、どっちなんですか。
出たり入ったりするのはみっともない。大の男がたかが投稿欄を開放したり閉鎖したり、何回同じことを繰り返すつもりなのでしょう。

気に入らない投稿が来たら、承認せずにボツにすればいいだけの話でしょう。
承認制はあなたが始めたことです。そんな簡単な作業もできないくらい、老衰しているのでしょうか。
投稿してくるのは信者ばかりではありません。ネット上の話です。気に入らない投稿がくるのは当然でしょう。そのための承認制ではないのですか。
あなたの耳に心地よい投稿しか来ないようにできるとでも、本気で思っているのでしょうか。

投稿のチェックが精神的に耐えられないというのなら、誰かにやらせたらいいでしょう。
誰にでもできる簡単なお仕事です。それも嫌だというのなら、いっそ承認制をやめて、来た投稿を全部載せるようにしたらよい。
そうしたところで、大したことにはなりません。熱心な信者たちが側面からあなたを守ってくれます。

ブログの活性化には投稿欄の開放が不可欠です。
自由な書き込みができないとなれば、閲覧者はすぐに減ってゆきます。
投稿欄の閉鎖をやたらとちらつかせていますが、そんなことで引っ込んでくれるとでも思っているのでしょうか。
閉鎖を恐れているのは信者だけです。アンチは潰してやろうとしているのですから、閉鎖すると脅してみたところで脅しになっていません。
その程度のことも理解できないほど病んでいるのですか。
教祖の気まぐれにおろおろしているのは信者だけ。工作員は笑って見ていますよ。

⇒アホか、工作的感覚の強い人でしょう。時間の無駄なので来るな。何回もこういう輩には伝えています。頭がおかしいのでしょうか。

 

 


[4]木下様 2013-10-04 15:50:39 Unknown


木下さんのブログに励まされて西日本に移住をいたしました母子でございます。私の息子は精神障害者手帳を持っています。そのためでしょうか。コメント欄のS様のご発言は私の気持ちでもあります。それに対する「お断りします」と題された木下様の発言は恫喝的にも読めまして恐ろしく感じた次第です。言葉を武器に戦うジャーナリストでいらっしゃるのであれば、言葉のチョイスにはもう少し神経を配っていただきたいように私も思います。

⇒お断りいたします。というか、あなたの息子の話と、僕がおかしい人の話は何の関係も本質的にありません。僕の言葉の選択が嫌ならば、2度と僕のブログを読まないで下さい。僕はスタンスを変えるつもりはありませんし、こういう書き込みを匿名で本当にしてくる人間の中身を疑います。本気の話があるなら、メールして下さい。電話でもお話します。しかし、あなたのこうした姿勢を許すつもりはありません。これは、命のやり取りに近い話ですから。その覚悟で連絡して下さい。それも出来ないなら、2度とブログに来ないで下さい。僕は相当不快です。


 

[5]Unknown 2013-10-04 17:02:35 Unknown 

アメリカの調査期間にお願いした土壌調査の結果はどうなりましたか?
セシウム以外の核種の測れる機関での調査ということで、大変気になります。
こちらは公表をお願いする権利もありませんが、どうか、公表にむけてご検討いただければと思います。

⇒メールで問い合わせて下さい。先ずは。コメント欄は僕への質問コーナーではありません。しかも、この話はトラブルがおきていて、僕がずっと我慢している話です。「検査会社に疑義がある」ことは既に書いています。しかも、仲介した人々の不誠実な対応と、いい加減なネット上での話で、ぼくだけでなく、他に検査依頼した人々と、共通して不信感を持っている話です。しかもこちらはおよそ20万円のお金をかけて、水の泡に近く、講演会やFacebookでは、状況は一定程度説明しています。あなたは、またどういうトラブルがあって、何が起きて、どういう人が何をしたのかまで知りたいのですか。こういうことを匿名で問い合わせて、何でも便利に対応する話ではないんです。しかもトラブルが起きた話の、火種をまた掘り返したいですか? 万が一、少しまともな人なら、メールしなさい(大概は工作系が多い、この手の一見遜るものほど)。

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溜息しかでません。気を取り直して、これから、旭川講演に行きます。




国体放射能皇軍とファーストフード企業による福島米消費拡大作戦への異論。コメント欄再開に関しての警告。

2013-10-04 02:45:00 | 福島第一原発と放射能

本日夕刻開催、直接、現地会場においで下さい。

【10/4(金)木下黄太講演会 IN 旭川】

18時開場 18時30分開演・終了21時

場所:旭川市建設労働者福祉センター(愛称/サン・アザレア)3F  旭川市5条通り4丁目 

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「コメント欄再開に関しての警告」

1.頭のおかしい書込みが多発した場合は、コメント欄は直ちに閉鎖します。その類の人達は、ここに来ないで下さい。迷惑ですし、時間の無駄です。「頭のおかしい」という位で、文句を言う輩も来るな。そんな人間を相手にするつもりはありません。時間も人生も有限ですから。

2.僕に対しての嫌がらせ目的のコメントは掲載しませんし、何か僕に言いたいことがあれば、僕にメールしなさい。こんなことは、何十回も話している。もう2年半経過している。いい加減に学んで下さい。

3.コメント欄は、本来は、当該ブログ記事に関しての内容に関する議論や、何かの情報提供、あらたな提案などの建設的な話をする場です。そういう趣旨を踏まえて、皆さんはコメントして下さい。

4.健康被害報告は、出来る限り、僕にメールもして下さい。コメントだけでなく、直接やりとりしないと確認が取れないことが多いものですから。確認が取れないと、問題点の発見が遅れます。協力して下さい。

5.とにかくトラブルを誘発する可能性のある投稿は、一切、承認しません。2年半の経過ではっきりしたことは、時間が有限なのに、そういう皆の認識が大きく遅れているということです。更に内なる敵が、あまりにも多すぎる現実。とにかく、僕には馬鹿馬鹿しいだけなので、そうしたものは徹底排除します。

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 人助けの目的で、踏切に入りご本人が亡くなった女性がいて、大きなニュースになっていました。ご冥福をお祈りしたいと思います。但し、こういう場合は、緊急の警報を鳴らしたり、列車に発煙筒などで急を知らせる以外は、基本的には、一般人はしてはならないと僕は思います。レスキューを行う人間が、二次災害でなくなることは実は多いからです。線路に落ちた人を降りて助けるとか、踏切に入って倒れた人を助けるとかは、本質的にはしてはならないです。こういうことに、シンクロしている感覚は完全に間違いです。意味なき自己犠牲を美徳と考えることは、完全に間違いです。

 こういう感覚は、自分の分とか身の程を、根幹的に多くの人間がわきまえず、過剰な自己役割の期待概念を持ってしまったために起きている、悲喜劇と僕は思います。自分の人生に、本質的な落とし前をろくにつけられてもいないのに、なぜ他者を救えるのかと言う事と、実は同じです。というか、無理なんです。無理な事をすると、必ずその跳ね返りは自分自身に舞い戻ってきます。

 放射性物質に関しての風潮もこうした感覚と根っこは同じことです。結局は、放射能被害を分かち合おうとする意識が強く作用しています。そうするのが、人間らしい行為と思い込んでいます。否、そういうふうに評価されたいだけです。それは、真に人間らしい行為ではなく、ただ端に放射性物質を甘くなめて考えて、福島の労苦を分かち合っているスタイルを外に見せたいために、その人が行っているだけです。

 他人や世間の評価が欲しい、本質的にあさましい行為です。

 それが酷くなってくると、次のような話を聞くことになります。

「本日、午前10時のNHK(ラジオ第一)のニュースにびっくりしました。
先月から開催されている東京での国体では選手のお弁当は福島産の米が使用されているんですね。知りませんでした。2万8000人分です。」

 福島のお米の検査レベルは、短時間のスキャンで下限25Bq/kgでセシウムを測るだけですし、他の核種は何もできていません。あきらかに限界がある話です。こうした測定をしていることをうたい文句に、高濃度汚染地でコメを作らせ続け、農作業している人間も被曝させ続け、それを分かち合って、食べる人間にも、意識なく食べている人間にも、更に被曝をさけられない構図にしようという話です。誤魔化しの上にも、誤魔化しのPRです。

国体放射能皇軍。オリンピックでも同じ手を使うのでしょうか。

 しかし、汚染がないと嘘を言い張っても、放射性物質は良い意味でも悪い意味でも嘘はつきません。

 放射性物質の影響は、はっきりと人間の体に刻まれていきます。その発露として、日本の有力なアマチュアスポーツ選手が、恰好のターゲットになっているとしか思えません。愚かな役人たちは、安全安心PRの手段としてスポーツを便利使いしますが、結局、いずれ、事は全く異なる様相を呈する結末に至るであろうと僕は確信しています。

 ファーストフード企業が生産拠点を作って、福島米を全国的に使う方向にしようとする感覚も同じです。そこには安い米を確保できるという利益的な本音があり、さらに被災地支援の美名欲しさという欲望も見え隠れします。そうした営利企業の食品を食べたいと、僕は全く思いません。この地で、無理にコメを作ることで、いろんなマイナスを背負い込む人々が多数出るかもしれないという懸念を、まるで気づかない人々にも僕は理解不能です。放射性物質が一定量以上ある場所で、あえて自社で作物を大量に作り、自社店舗で、全国で提供しようと考える会社とは、どういう企業なのかをきちんと捉えるべきです。

 食べて応援することなど本質的に応援ではありません。放射性物質がある土地に、子どもたちなどを押し留めることに加担している輩に過ぎません。最低の人間たちです。これは、緩慢な人殺しの共犯者にしか過ぎないと僕は思います。溜息。

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 明日土曜日は札幌! 【10/5(土)木下黄太&野呂美加 ジョイント講演会IN 札幌 】

場所:佐藤水産文化ホール   座席数:140席

札幌市中央区北4条西3丁目 交洋ビル3階 *札幌駅南口、ロータリー正面(南口から2分)

時間:13時開場  13時30分開演・終了16時30分

*14時30分頃より野呂さんが入り、一時間程度は野呂さんがいる状態です。

   前売り/1500円  当日/1700円

 *札幌講演会の前売りチケットは、住所・氏名・電話番号を明記の上、

下記のメール宛にご予約いただくと、当日受付にて「前売り」扱いで清算いただけます。 

  予約メールアドレス⇒⇒⇒ junko@concierge-junko.com

  ★両会場とも、託児室はご用意しておりません。両会場とも主催は『蝦夷の黒船』


明後日、日曜! 【10/6(日)木下黄太講演会 IN 函館】 

   『放射能健康被害の現状と対策』 

  14:00~16:00 

  会場:北海道教育大学函館校7号館第14講義室(函館市八幡町1-2)

  資料代:500円 

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キャンセル分も含めネット販売は之で終了予定です(体制を継続できないため)。
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チェルノブイリ事故25年後のベルギー、私の身近でおきている甲状腺異常、白血病、奇形。旭川講演は明日。

2013-10-03 09:26:52 | 福島第一原発と放射能

 新しい話で、貯蔵タンクから、また高濃度汚染水が漏れています。こんどは200,000Bq/Lのβ線核種があるそうです。なんとかタイマーみたいなレベルでしか、この現場は進行できないのでしょうか。日々、危険は高まるだけです。明るい話は何もありません。

そうした中で、明日の夜は旭川講演になります。北海道講演は、おおよそ1年近く前になります。きのうから、札幌にいて、気になっていることも多いですし、はっきり言って、防備すべき土地なのに(特に魚介類)、意識の緩みの様なものが気になっている感覚です。こうしたこともお話したいと考えています。

【10/4(金)木下黄太講演会 IN 旭川】

18時開場 18時30分開演・終了21時

場所:旭川市建設労働者福祉センター(愛称/サン・アザレア)3F  旭川市5条通り4丁目  

前売り/1000円  当日/1200円

*旭川講演の前売りチケットは住所・氏名・電話番号を明記の上、下記のメール宛に予約で、当日「前売り」扱いで清算。

予約メールアドレス⇒⇒⇒ ezonokurohune@yahoo.co.jp

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 ベルギーはチェルノブイリ由来の放射能汚染程度は必ずしも高くはありませんが、それでも現在でも、セシウムが濃縮しやすいブルーベリージャムなどで、63Bq/kgの検出例があるなど、土壌汚染は確実に存在するエリアです。それでも東京多摩地域よりも、汚染程度は低い位の場所が多いと思います。

もちろん数千キロはチェルノブイリから離れているベルギーに長年住んでいる日本人女性、現在、彼女の身のまわりで、これがおきている現実です。

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 いつも有り難うございます。私は10代の頃より30年ベルギーに住んでいます。勿論チェルノブイリの時はベルギーに居ました。 当時政府はベルギーの空の上はドーナッツ状態になっていて放射能の心配は全くないと言っていました。ですから誰も心配していませんでした。 

 現在の状態は、ひどいものです。仕事場には100人程の人間が居ますので、わかりやすいのですが、私が知っているだけでも5人の甲状腺異常、その家族までいきますと体のくっついた双子の胎児、子どもの甲状腺がん、配偶者の突然の白血病。実は主人も同僚なのですが5月に甲状腺が異常がみつかり疲れ、不静脈がひどく、医者との予約もあまりに患者が多くて数ヶ月待ちなのです。エコーの結果癌ではないらしいので、すぐには見てもらえません。それほど患者が多いのです。 ベルギーとチェルノブイリという距離を考えて頂ければ、どれだけ遠くまで被害がでるかをわかって頂けると思います。

 そしてお友達でブルガリアに住んでいた人から聴いたのですが、チェルノの後今まで高級品であったはずの肉が急に安くスーパーで買えるようになり、皆飛びついて買ったそうです。彼女は肉嫌いなので食べませんでしたが、その後沢山周りで若くして死んで行く人が増えたそうです。

 東京は福島から250キロ離れているから安全なんて世界にむかって言ってしまった首相。私の周りでは首相のオリンピックのプレゼンテーションを聞くまで、(福島と東京が)そんなに近いとは知らなかった人が多いのです。チェルノ500キロ地域から、逃げてきている人たちが沢山居るのですから。

このような事はご存知とは思いますが、お話をさせて頂きました。そして、どうぞどうぞご自愛くださいませ。

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 放射性物質の影響は、チェルノブイリ事故では思っているよりも広範囲に出ています。今回の福島でのケースが、高濃度に一定範囲内に降下したすれば(それでも南東北と関東全域から、甲信越の一部)、ヨーロッパ全域に広がるまでに拡散したのがチェルノブイリ事故です。

 その中でも、高濃度汚染をしていないエリアでも、一定の年月日の経過とともに、思わぬ事象が身近でおきていることに、気がつく人は気がつくということです。勿論、これよりも汚染程度が高いエリアであれば、より顕著な事象が目に見えておきてきます。日本だけ、そうしたことから、免れる術など何もありませんし、何回も書いていますが、日本で高濃度に汚染のある地域の人口規模は多すぎます。ベルギーの数倍の汚染程度で考えたら、5000万人近くが被曝し続けているのが、日本の惨状です。何を嘘をついても現実は少しも変りません。合掌。

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 明後日土曜日は札幌! 【10/5(土)木下黄太&野呂美加 ジョイント講演会IN 札幌 】

場所:佐藤水産文化ホール   座席数:140席

札幌市中央区北4条西3丁目 交洋ビル3階 

*札幌駅南口、ロータリー正面(南口から2分)

時間:13時開場  13時30分開演・終了16時30分

*14時30分頃より野呂さんが入り、一時間程度は野呂さんがいる状態です。

   前売り/1500円  当日/1700円

 *札幌講演会の前売りチケットは、住所・氏名・電話番号を明記の上、

下記のメール宛にご予約いただくと、当日受付にて「前売り」扱いで清算いただけます。 

  予約メールアドレス⇒⇒⇒ junko@concierge-junko.com

  ★両会場とも、託児室はご用意しておりません。両会場とも主催は『蝦夷の黒船』


今週日曜! 【10/6(日)木下黄太講演会 IN 函館】 

   『放射能健康被害の現状と対策』 

  14:00~16:00 

  会場:北海道教育大学函館校7号館第14講義室(函館市八幡町1-2)

  資料代:500円 

 ※事前申込の必要なし。主催「道南内部被曝を学ぶ会」 090-8265-4658 

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3日間で250枚購入申込済となり、残り50枚 。 必要な方はお急ぎ下さい。

【バンダジェフスキー博士講演DVD販売二次予約】
先着順300枚限定、国内送付のみ。 
申込先⇒ http://my.formman.com/form/pc/MlyGAkw8YHAI9oUe/

DVD申込の詳細や注意事項は⇒http://bandazhevsky.jimdo.com/

申込後、直ちに自動返信メールで振込先等を案内します。 

キャンセル分も含めネット販売は之で終了予定です(,体制を継続できないため)。
なお、問い合わせは、問い合わせ欄やメールを基本にして下さい。なお運営側の個人宅への電話を、たいした意味なくかけ続けている人がいますが、コールセンターでないから、そうした対応はできません。社会常識はないのでしょうか?

 


悪性脳腫瘍で幼子が入院した母親たちの拭えない被曝影響への懸念。琵琶湖セシウム木材チップ放置事件報道。

2013-10-02 09:46:33 | 福島第一原発と放射能

東京新聞の特報部が、琵琶湖周辺のセシウム木材チップ放置事件をきょう記事にしました。

「琵琶湖近くにセシウム木片放置」「民間ルートで全国に」「福島原発事故で汚染・複数業者が介在」などの見出しが出ています。

 この類の問題を、継続的に記事にしている特報部の努力は大きいですし、何よりも、近畿でも滋賀と京都のローカル扱い事案が、これで全国が知ることになったのは、大きいです。こういう努力を継続してもらうためには、東京新聞に直接激励の声を届けてあげて下さい。これは、琵琶湖というメジャーな場所で発覚したから、記事化できた訳です。この危険は全国でありますから、みんなが共通認識を持たないとなりません。政府が放射能汚染物の流通に、真剣に阻止をしないどころか、ガレキの拡散まで進める狂気の政策をとっている国に住んでいますから、こうしたあたりまえのことをきちんと伝えさせることがとても肝要です。

 



この事案については、既に滋賀県が刑事告発を検討し、行政が撤去する方向という報道もなされています。下記は産経新聞より引用。

「木材チップを搬入した業者(東京)の経営者を刑事告発する方針を決めた。県は業者と連絡が取れておらず、このまま放置された状態が続けば、行政代執行で撤去する。」

適切な動きと思います。周辺土壌なども、きちんと撤去することが肝要です。肝は東京の業者なんですね。更に納得します。

 


さて、次に頂いているお話は、小児の脳腫瘍に関してのお話です。今も、このお子さんは闘いが続いている状態です。このお母さんともお話をしています。

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2011年7月、子ども(当時3歳)が突然嘔吐が止まらなくなり、熱中症、胃腸炎と診断され、点々と病院を渡り歩きましたが、原因は分かりませんでした。その後、頭痛も発症。

CTを撮影し、水頭症が判明し、横浜の専門総合病院で緊急にシャント術を行いました。

原因は良性ののう胞だということで、経過観察しておりましたが、
2012年3月にのう胞が大きくなっていて、その根元に腫瘍があるということが判明、
結局、悪性の脳腫瘍(松果体部胚細胞腫瘍)ということで、埼玉の病院に転院し、
手術と後療法(抗がん剤3クールと放射線治療)を行いました。

私は子どものがんは被曝が関係しているのではないかと、ずっと思っています。
あの時なんですぐ避難しなかったのか、悔しく思っています。

埼玉の病院には、たくさんの脳腫瘍の子どもたちが、関東を中心に集まってきます。
その他、白血病の子どもたちもいました。

子どもが入院中、2012年6月前後、急性白血病の子どもたちがたくさん運ばれ、
「今までこんなに忙しかったことはない」と先生や看護師さんたちが言っていました。

私たちはやはり原発の影響だろうかと思った次第です。

小児がんの子どもを持つお母さんたちが口にするのは、「福島が関係しているんじゃないか」ということです。

子どもは去年の秋に退院しました。現在6歳です。

その後、自宅療養をして、ずいぶん元気になりました。
やっと落ち着いたので、今家族で移住を検討というか進めています。

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脳腫瘍の頻度はやはり少なく、そのうち悪性の頻度はさらに大きく下がります。勿論、元々、いろんなことがあって脳腫瘍になるお子さんはいますし、時間経過から、どうなのかという判断は難しいです。しかし、この方にもお伝えしましたが、肉体的に元々、前提となるような状態であったような場合に、悪化を促進する因子として、放射性物質が体内に入った場合、思わぬことがおきる可能性は否定できないような気がしています。

「脳腫瘍のお子さんを抱えている、お母さん達と何人も話をしました。最初は、なかなか踏み込んだ話は出来ないのですが、お互いが、子どもにそうしたことを抱えている身ですから、最後には本音を吐露されます。何でうちの子がというところから更に進んで、これは原発事故が影響しているのではないだろうか、そういう懸念をどうしても口にされます。皆が皆、原因はそうは言えないでしょうが、そのことに疑いを持っている人ばかりでした。」

僕にはとてもよくわかります。そして最後の本音として、ようやくこうした話が出てきます。それまでは、意図的に無視しよう、無視しようと過ごしていても、我が子に突きつけられた過酷な現実に対応すると、強い疑念は、どの母親も持つという事です。

「江戸川区で、やはり悪性の脳腫瘍のお子さんのいるお母さんとも、病院で話しましたが、その近辺で同じような脳腫瘍のお子さんが三人いると話されていました。これは、頻度が多いと思いました。」

「いつかこのことを話したい、放射能との関係があるのではないかとずっと思ってきました。

退院して1年たち、我が子もまだまだ同い年のこのようには行きませんが、元気になりました。

小児がんの治療は、先の見えない、年単位の治療です。空に行ったお友だちも何人もいます。

これ以上、我が子のような治療をする子どもたちが増えていく未来は耐えられません。みんな逃げて、気を付けて、と思う日々なのです。」

 

 こうした癌をお子さんが抱えた場合、その治療にとって、ベストな病院選択をまず第一に考えないとなりませんし、この方のように、最初に見落としがあって、その後の病院で救われたケースでは、さらにそういう意識は強まると思います。

ですから、まずは医療機関を考えないとダメです。

その上で、適切な医療体制があるなら、尚且つ被曝リスクが減る場所に行くほうが、お子さんが放射性物質という因子を更に摂らなくて済みます。こうした順序の感覚で思考することは大切だと僕は理解しています。

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 健康被害と思われる症状が、更に深刻化しています。 報告、相談はまずメールを下さい。nagaikenji20070927@yahoo.co.jp  

  事故発生当時の行動記録や数値データなどを細かく教えてください。問い合わせの内容も書いてください。健康被害の状態を皆で共有化し、事態の推移をあきらかにしていく作業が最も必要です。 

   「関東・南東北の被曝エリア(東京全域を含む大半のエリア)にいる皆さんは、放射性物質の少ないエリア、できれば愛知県から西のエリアに、移住するべきです。妊婦、子供、未成年、妊娠可能な女性は優先して移住すべきです。被曝から2年半が経過しています。初期被曝は深刻で、慢性被曝の影響がさらに危険です。食物、飲料のみならず、吸気による被曝は危険です。回避する方法は限定的です。あなたやあなたの家族の命が何よりも大切です。早く移住してください。」

   甲状腺の検査、甲状腺のエコー検査、さらにふつうの血液検査のうち、血液像の検査(白血球、特に好中球)や異型リンパ球の確認、大人の女性はサイログロブリンの数値も確認した方が良いと思います。 

 

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 いよいよ明後日! 【10/4(金)木下黄太講演会 IN 旭川】 

  18時開場 18時30分開演・終了21時 

   場所:旭川市建設労働者福祉センター(愛称/サン・アザレア)3F 座席数・・・156席

 旭川市5条通り4丁目  

 ★施設の有料駐車場あり

    前売り/1000円  当日/1200円

   *旭川講演の前売りチケットは、珈屋Lamp(旭川市末広東1条1丁目7-6)で購入するか、

    住所・氏名・電話番号を明記の上、下記のメール宛にご予約いただくと、

   当日受付にて「前売り」扱いで清算いただけます。

    予約メールアドレス⇒⇒⇒ ezonokurohune@yahoo.co.jp


土曜日は札幌! 【10/5(土)木下黄太&野呂美加 ジョイント講演会IN 札幌 】

場所:佐藤水産文化ホール   座席数:140席

札幌市中央区北4条西3丁目 交洋ビル3階 

*札幌駅南口、ロータリー正面(南口から2分)

時間:13時開場  13時30分開演・終了16時30分

*14時30分頃より野呂さんが入り、一時間程度は野呂さんがいる状態です。

   前売り/1500円  当日/1700円

 *札幌講演会の前売りチケットは、住所・氏名・電話番号を明記の上、

下記のメール宛にご予約いただくと、当日受付にて「前売り」扱いで清算いただけます。 

  予約メールアドレス⇒⇒⇒ junko@concierge-junko.com

  ★両会場とも、託児室はご用意しておりません。両会場とも主催は『蝦夷の黒船』


今週日曜! 【10/6(日)木下黄太講演会 IN 函館】 

   『放射能健康被害の現状と対策』 

  14:00~16:00 

  会場:北海道教育大学函館校7号館第14講義室(函館市八幡町1-2)

  資料代:500円 

 ※事前申込の必要なし。主催「道南内部被曝を学ぶ会」 090-8265-4658 

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2日間で200枚購入申込済となり、残り100枚 。 必要な方はお急ぎ下さい。

【バンダジェフスキー博士講演DVD販売二次予約】
先着順300枚限定、国内送付のみ。 
申込先⇒ http://my.formman.com/form/pc/MlyGAkw8YHAI9oUe/

DVD申込の詳細や注意事項は⇒http://bandazhevsky.jimdo.com/

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キャンセル分も含めネット販売は之で終了予定です(体制を継続できないため)。

「サイドブレーキの位置が分からなくなった」40代女性は甲状腺異常や出血、従兄弟は心筋梗塞で他界、筑波。

2013-10-01 10:25:00 | 福島第一原発と放射能

 コメント欄を本日からテスト再開します。嫌がらせ投稿が多発したら、また閉じます。

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 300枚限定で、バンダジェフスキー博士講演DVDの販売2次募集をおこなっていますが、1日余りで半分となる150枚にすでに申込が為されています。今回は、国内送付のみに限定。インターネットでの継続販売は体制的に難しいため、今回分が終了した時点で、このDVDネット販売はうちどめにする予定です。 DVDが欲しい方は、お急ぎください。

バンダジェフスキー博士東京講演DVD予約申込先⇒

http://my.formman.com/form/pc/MlyGAkw8YHAI9oUe/

DVD申込の詳細や注意事項は⇒http://bandazhevsky.jimdo.com

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  あすから、久しぶりに、北海道に伺います。札幌からはいって、金曜日に旭川講演、土曜日に札幌講演、日曜日に函館講演の日程となります。皆様、よろしくお願いします。札幌講演は前後の日程が時間がないため、何か所用のある方との対応は、明日夜おそくか明後日の日中になります。何かある方は、本日中に連絡をお願いします。

 さて次の様なニュースが流れています。2013/10/1 2:00日本経済新聞 電子版より。

「吉野家、福島でコメ自社生産 被災地支援の狙いも 

 吉野家ホールディングスが福島県でコメの生産を始める。10月1日付で同県白河市の地元農家などと共同出資で農業生産法人を設立。牛丼店の主要食材を安定調達するため自社生産のノウハウを蓄積するほか、東日本大震災の被災地支援にもつなげる。政府が推進する農地集約も追い風に外食業の農業参入が広がっているが、外食大手が自社でコメ生産を本格的に手掛けるのは初めて。」

 2年半が過ぎているのに、今さら、被災地支援という感覚もよくわかりませんし、今からあえて福島でコメを自社生産することの意味も理解できません。放射能という事について、本質的に極めて緩い思考を吉野家がしていることが、はっきりした話だと思います。以前は、よく吉野家は食べていましたが、最近はご無沙汰していました。これで、未来永劫、ご無沙汰することになると思います。

 きのう、ある人のFacebookで教えてもらった動画は、ちょっと興味深い内容でしたから、ご紹介します。マーガレット・ヘファーナンというケンブリッジ大卒で、企業経営者、著述家、脚本家の女性の話です。元々はイギリスでラジオで脚本や演出⇒テレビプロデューサー⇒テレビ制作側の権利団体立ち上げ⇒さらにアメリカで企業⇒著述活動をしているという人です。「意図的な無視」についてスピーチした、次の動画は参考になります。動画について書かれている説明は下記のとおりです。

《ゲイラ・ベネフィールドは仕事中にある異変に気づき、やがて自分の住む町の恐ろしい秘密を暴いてしまいました。彼女の町はアメリカのどの場所よりも死亡率が高く、80倍にも上っていたのです。しかしそれ以上に彼女が衝撃を受けたのは、住民にそれを伝えようとした時でした。人々がその事実を知りたがらないのです。マーガレット・ヘファーナンは、歴史の教訓とも活動の呼び掛けとも呼べるこの話を通して、「意図的に無視すること」の危険性に警鐘を鳴らすとともに、自ら声をあげた普通の人々を讃えます。》

『誰もしりたがらないのです』ということについて、こういう形で、踏み込むと良くわかる気がします。

15分程度の動画⇒

http://www.ted.com/talks/margaret_heffernan_the_dangers_of_willful_blindness.html

本人ページ http://www.mheffernan.com/index.shtml

 このマーガレット・ヘファーナン氏が書いた『見て見ぬふりをする社会』という著作が、2011年の年末に日本でも出版されています。良心がある編集者もいるのでしょうね。これは、今の日本の現実であり、その問題は、日本政府と東京の人々そのものがこの状態にあることです。そしてこの本の巻頭に、『日本語版刊行に寄せて』の記述があり、福島原発事故をまさに「意図的な無視」と指摘しています。

http://www.amazon.co.jp/見て見ぬふりをする社会-マーガレット-ヘファーナン/dp/4309245692

 おそらくこういう感覚を感じている人は多いと思います。そして、こうした状況を突破するのには、普通の人が一人一人声をあげるしか方法が無いことも示唆されています。僕も同じことをしていると、つくづく思います。

  次のような健康被害報告も、こうした「意図的な無視」の壁を突破するためには、もっとも有効な手法になります。この方は、被曝で、自分の脳の働きに関して疑いを持ち始めています。こうした、自分におきていることを客観視することが、とても大切です(直接電話でお話しましたが、話されている内容はまともなで、仕事をしながら普通に社会生活をされている方)。

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初めまして。

私は茨城県のつくば市在住、49才単身者です。私の体調の件についてお知らせする事が、状況把握にお役に立つのではないかと思いメールをいたしました。利口な人間ではないので、拙い文章をお許し下さい。

では、体調についてお知らせ致します。内部被曝と考える症状が出たのはここ一年の事ですが、それまでは更年期の症状と見誤っていました。昨年、同世代の従兄弟が心筋梗塞で他界し、私自身の動悸症状が高まった頃から被曝症状を疑い始めました。以後、婦人科系の出血、血尿があり、現在は治らない風邪と見誤った甲状腺異常が始まりました。毎日が怠く、栄養補助ドリンク等に頼っています。

そして、昨日、私にとって衝撃的な事がありました。ガソリンスタンドで給油をすませ、帰ろうとした時、サイドブレーキの解除の方法が分からなくなり、パニックになってしまいました。サイドブレーキの位置すら、解らないのです。30秒程の出来事でしたが、大変なショックでした。これが脳への影響かとも思います。全て被曝由来と証明出来ない事ですが、私は内部被曝の影響と確信しました。実は、会社でも鼻血、関節異常、目眩等々の被爆症状がボツボツみられるのです。
周囲の人間には伝えられずにおります。家庭菜園で出来た作物や、自作のお米を贈る事をたのしみとする周囲の風潮が、政府の情報を鵜呑みにしている人々の食生活を無防備なものにしてしまうのです。そして、地元で取れた野菜を口にするなとでも言えば、農家批判に当たり、人間関係を壊してしまうのです。どうしようありません。

木下様のご意見通り、子供達、女性の避難が叶えばとは思いますが、恐らく田舎の年寄りや親戚に反対され、私の周囲の若い母親達は苦悩するでしょう。 私自身はお金もなく、体調、将来性等々を考えると、政府の強制的移住がない限り、この地で終わる事の覚悟ができております。ただ、将来の選択が出来る若い方々には、現実を直視して最善の選択をして頂きたいと思います。

以上が、私のお伝えしたかった事です。事例として、お役に立てば幸いです。

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 健康被害と思われる症状が、更に深刻化しています。 報告、相談はまずメールを下さい。nagaikenji20070927@yahoo.co.jp         

 

  事故発生当時の行動記録や数値データなどを細かく教えてください。問い合わせの内容も書いてください。健康被害の状態を皆で共有化し、事態の推移をあきらかにしていく作業が最も必要です。 

 

  「関東・南東北の被曝エリア(東京全域を含む大半のエリア)にいる皆さんは、放射性物質の少ないエリア、できれば愛知県から西のエリアに、移住するべきです。妊婦、子供、未成年、妊娠可能な女性は優先して移住すべきです。被曝から2年半が経過しています。初期被曝は深刻で、慢性被曝の影響がさらに危険です。食物、飲料のみならず、吸気による被曝は危険です。回避する方法は限定的です。あなたやあなたの家族の命が何よりも大切です。早く移住してください。」

 

   甲状腺の検査、甲状腺のエコー検査、さらにふつうの血液検査のうち、血液像の検査(白血球、特に好中球)や異型リンパ球の確認、大人の女性はサイログロブリンの数値も確認した方が良いと思います。 

 

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いよいよ金曜日! 【10/4(金)木下黄太講演会 IN 旭川】 

 

 18時開場 18時30分開演・終了21時 

 

  場所:旭川市建設労働者福祉センター(愛称/サン・アザレア)3F 座席数・・・156席

 

旭川市5条通り4丁目  

 

★施設の有料駐車場あり

 

   前売り/1000円  当日/1200円

 

  *旭川講演の前売りチケットは、珈屋Lamp(旭川市末広東1条1丁目7-6)で購入するか、

 

   住所・氏名・電話番号を明記の上、下記のメール宛にご予約いただくと、

 

  当日受付にて「前売り」扱いで清算いただけます。

 

   予約メールアドレス⇒⇒⇒ ezonokurohune@yahoo.co.jp

 

土曜日は札幌! 【10/5(土)木下黄太&野呂美加 ジョイント講演会IN 札幌 】

 

場所:佐藤水産文化ホール   座席数:140席

 

札幌市中央区北4条西3丁目 交洋ビル3階 

 

*札幌駅南口、ロータリー正面(南口から2分)

 

時間:13時開場  13時30分開演・終了16時30分

*14時30分頃より野呂さんが入り、一時間程度は野呂さんがいる状態です。

 

   前売り/1500円  当日/1700円

 

 *札幌講演会の前売りチケットは、住所・氏名・電話番号を明記の上、

 

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今週日曜! 【10/6(日)木下黄太講演会 IN 函館】 

 

   『放射能健康被害の現状と対策』 

 

   14:00~16:00 

 

  会場:北海道教育大学函館校7号館第14講義室(函館市八幡町1-2)

 

  資料代:500円 

 

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