趣味の電脳

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PC管理者としての人間の値打ち

2012-08-20 05:57:43 | ボランティア

PC管理者は、考え方として一番大事なのが、安全第一に物事を考えることです。たとえば、歯が痛めばすぐに歯医者に行く。腰が傷めばすぐに整骨院にいく。自動車が故障すればすぐに自動車整備工場に連絡する・・・というように、何でも処置を怠らずに行うことです。一番いけないのは、これらを放置することです。そりゃあ、すぐにはたいへんなことにはならないでしょうが、ほって置くとだんだんと事態が深刻になってきます。だから、早く手を打たないといけないわけです。たとえば、歯が折れているか虫歯なのに放置すれば、よくかめないので必ず胃腸関係の疾患が出てきます。常に下痢状態が続きますと、消化液をたくさん出さないと消化しませんので、第一にすい臓が傷んできます。また、自動車が浸水して放置すると電気系統がだめになりますから、これは怖いです。高速道路を走っているときに故障が起こると即、死につながります。
 また、卑近な例ですが、コンピュータの管理は、何かというとすぐ機械が古いせいにする不埒な管理者がいますが、そうではないのです。これは、何でも年のせいにするのとよく似ていて、故障や不具合、動作の遅さの原因が単に古さにあるわけでも何でもないのです。やはり乱暴な使い方やむやみなソフトのインストールやデスクトップの未整理が不具合の大半の原因である場合が多いのですから、その辺は妥当な判断がいるのです。
 十羽一からげの粗雑な決め付けの論理でもって、古い機種を廃棄しようとするPC管理者の考え方は間違っています。大体西暦2000年以降のPCのネットワークは、10年ぐらい持たせるべきであって、それ以前に全部廃棄するのは経費の面からいって不経済です。windowsXPも2014までmicrosoft社がサポートするのですから、それまでは使い続けるべきです。なんら廃棄する必然性はないのです。故障すれば、即、修理すればいいのですから、丁寧に保守点検を辛抱強く続けるのが、PC管理者としての人間の値打ちなのです。

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