このところ、東京都では新規感染者数が200人越え、
全国でも300人越えが続いています。
第1波と同じように感染者の著しい増加が東京都から隣接県へ、そして全国規模へと
広がりつつある状況です。
すでに市中感染の疑い事例も出ています。
いろんなところでクラスター、集団感染が起きることが予想されます。
より多くの感染者が動きまわっていたのだから高齢者への感染も時間の問題・・・。
今、全国では東京都からのコロナ感染の拡散・拡大に戦々恐々としています。
「東京都には行かないで」と東京都との往来の自粛要請の声も各地で出ています。
冷静に考えてみましょう。
全国47都道府県のなかでなぜ東京都だけが突出して多いのか?
感染者がほとんど出ていない県も実際にあるのです。
・過去1週間新規感染者"0"の県が15県
・過去2週間新規感染者"0"の県が12県
(※ただし、新規感染者"0"の県であっても、突然感染者は発生します。)
東京都は感染者が出ていない県からどうすれば感染者を出さなくてすむのかを学ばないといけませんね。
「東京都だけの問題ではない! これは国全体としての問題だ!」
反論はしませんが、これは東京都に住んでいる人の目線と思います。
ほかの地域ではそうは思っていませんけど・・・。
第1波で封じ込めきれなかったコロナ菌が徐々に活動範囲を広げてきたことは
中国、アメリカをはじめとした他国の事例を見れば明らかです。
新規感染者が毎日200人越えをしている事実から目をそらさずに、
重傷感染者がまだ少ないからと言って本質から目をそらさずに、
感染者が集中している地域を限定して行動の制限に踏みきって欲しいと思います。
第1波と同じようにこれから全国レベルで急増していく前に・・・
一方で、過度な反応はすべきではないという意見も挙がっています。
経済活動を行いながらコロナと共存していく難しい局面に入っています。
正しい認識、正しい判断ができるようにもっともっと情報を公開してほしいです。
「後追い」ではなく「先手必勝」の行動でコロナとの共存社会を元気に過ごしていきたいものです。