昨夜はスーパーに行って、エビやナスなどを買い求めてきました。
久しぶりに天ぷらづくりです。
もちろん素人です。
エビの背ワタと尻尾の三角トゲを取り除きます。
尻尾部分の三角のトゲに水分で入り、揚げたときに油が跳ねると聞きました。
ナスは油が染み込むので、私は好きな食材です。
以前は客人が来ると、庭先の台で良くご馳走したものです。
当時はいろいろな具材を用意しましたが、昨夜はこれだけです。
天ぷら粉も今では市販のものが良く出来ていますので、私はこれで十分だと思います。
以前は天ぷら粉は薄力粉で、水でタラタラくらいの濃さ?にしてタマゴの黄身を落として色を付けていました。
あまりかき混ぜると、粉が硬くなってしまいます。
揺するくらいで、ほとんどかき混ぜません。
私は少し濃めの汁が好きです。
大根おろしを入れると薄くなるからです。
いつもご紹介している画像です。
50数年前に米国で暮らしている時に、日本食レストランでバイトしていました。
サンフランシスコの隣で、オークランドと言う街外れにレストランはありました。
店名は「琴レストラン」と言います。
最初は皿洗いです。
シンクも3つになっていて、最初は汚れものが付いた皿などを浸けけ込みます。
次のシンクでは洗剤で洗い流します。
最後のシンクは水を流しっぱなしにして、仕上げの洗いです。
今でも皿洗いは得意?ですよ。
そのうち、昇格?して天ぷら担当になりました。
米国仕込みの天ぷら職人です(笑)
エビなどはボリューム感や見た目を出すために、ゆるい天ぷら粉を垂らして形を作っていました。
チップは一か所に貯めて、オーナーが週給の時に少し入れてくれたかと思います。
当時、米国のアルバイト時給は日本では考えられないほどの高額でした。
週給でしたが、サラリーマンの月給以上でした。
その替り、レストランや床屋/などは高額でした。
バリカンでちょっと刈っただけでも、感覚としては8000円くらいです。
一度、床屋に行って、その後は髪を伸ばしていました。
ヒッピーのようにです。
大変なのは、テーブルの下(裏側にチューインガム)が張り付いているのを落とす役です。
ほとんどの方がガムを噛んで入店し、テーブルの裏側に張り付けるのです。
放置すると、結構硬く固まり落とすのも大変だったことを思い出しました。
50数年前の思い出ですが、昔のことは良く覚えているものです。
昨夜も美味しくいただきました。
そうもう一つ思い出しました。
店をオープンして最初のお客さんが支払った1ドル札を額に入れて飾るのです。
「グリーンバックダラー」(一ドル札の裏側が緑色から)と言って商売繁盛の意味のようです。
道志でも、機会がありましたら天ぷらづくりをしたいものです。
ご近所の方はお出でください。
Hiro