おっさんZANNMAI

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九州食道楽の旅 その3 ~怒涛の二日目開始の巻

2012-09-05 01:16:37 | 旅行
実は「怒涛の二日目」は、一日目の夕方から始まっていたのです。

二日目は博多での宿泊なので、新幹線の時間を確認していたところ、キツキツの日程。

ギリギリになってバタバタするのがおっさんたちの通例。

15時発の新幹線をもっと遅い時間に変更してもらおうと、相談は終了。

これが悲劇の始まりとは、おっさんも連れも考えてませんでした。

さて翌日。

鹿児島中央駅まで「指宿のたまて箱号」で移動。






別名「いぶたま号」。

この列車、なかなか面白くて、ドアが開くとミストが出て、まるで煙が出ているみたい。



中には図書コーナーなんかがあって、窓の方を向いた座席もある。



シェードもすだれみたいで雰囲気満点。

一時間ほどの乗車時間でしたが、いろいろなものを売りに来る。

おっさんたちは、喉が渇いていたのでビールを購入。



「サツマパープル」という、薩摩酒造が製造の紫いもを原料とした発泡酒。

一口飲むと、焼き芋の風味が口に広がります。

とても優しい味でした。

鹿児島中央駅に着いて、新幹線の時間を16時30分に変更。

観光くらいはしないと失礼、というわけで観光の開始。

そこで「仙厳園」に(かつては「磯庭園」と言ってました)。

途中で西郷さんの銅像に挨拶。



「仙厳園」に着くと、なるほど桜島がきれいに見えます(きれいというより壮大です)。



門を入ると、どどぉ~んと大砲がお出迎え。



中に「猫神神社」というのがありました。



猫好きにはこたえられません。

ちゃんとお参りしてきましたよ。

それから御殿を見学。



中の様子は撮影禁止だったので、面白いデザインの釘隠しなど紹介できないのが残念。

その代わり、



座敷から見る庭園とか、



お抹茶をいただきながら拝見した、小ぢんまりした中庭など、ご覧ください。

また園内にはなかなか風情のある所がいっぱい。

苔むした石段。



それもそのはず、NHKさんの「篤姫」のロケで使われていたそうです。

散策しているうちに、ふと上のほうを見ると岩山に字が彫ってある。



「千尋巌」と刻まれています。

どうやって彫ったんでしょう。

まじめに見学していたのですが、連れが「ねえねえ」と声をかける。

聞くと、むらさき芋のソフトクリームが食べたいとのこと。



まあ、普通でした(ごめんなさいっ)。

一通り見学して、お土産なども購入し、薩摩切子の高額さに目を回したおっさんたちは、お昼を食べに鹿児島市内へとUターン。

鹿児島中央ターミナルビルにある「喜鶴寿司」さんへ。

何でお寿司かというと、あるものが食べたかったからです。

連れは「地魚のにぎり」



おっさんは「酒すし」



名前の通り、お酒を使った寿司。

食べられるところは何軒かあったのですが、コースになっていたり、二日以上前から予約しないといけないとか、ハードルが高かったのですが、こちらで食せると聞いて訪れたわけです。

食べてみると、お酒はあまり強くなく、少し甘い感じ。

おいしいものでした。

昼ご飯が終わって時計を見ると、まだ1時間半もある。

余裕余裕、と昨日見かけた焼酎BARで時間つぶし。

一杯のつもりがおいしくて、三杯も飲んじゃいました。

それにしてもお店のお姉さん、水割りを頼んだのですが、水は申し訳程度でした。

太っ腹なのはいいのですが、しっかりアルコールを吸収してしまいました。

いい気持ちで、新幹線で移動。

この日の夜は、博多の屋台。

「怒涛の二日目」はまだまだ序の口です。










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