七曜工房みかん島

18年間の大三島暮らしに区切りをつけ、
滋賀大津湖西で、新たに木のクラフトと笛の工房
七曜工房を楽しみます

四つ葉のクローバー ~妻から「家作り実況版」 11

2008年07月09日 | 妻から「家作り実況版」
夫の昔の仕事は、
公園の設計施工計画や管理だった。

そのせいか、滋賀の小さな家も、
レンガや石を真直ぐに積み、
まるで公園のように、
きっちりと区画割りした庭作りをしていた。

そして、大三島では、
家具製作の材木やみかん運搬の車が出入りできるように
敷地内に、幅の広い進入車道をレイアウトした。

転居当時は、敷地内は雑草だらけだったので、
知らぬ人が、車で通り抜ける位
広々とした贅沢な車の為の道であった。

敷地内を、季節毎のハーブや野菜で埋め尽くしたい妻は、
殺風景な進入車道を眺めていて、ひらめきました。

「そうだ。踏まれても踏まれても育つ、クローバー道にしょう」

毎年毎年、種撒きやら植付けをし続けた努力の甲斐あって
もう少しで、クローバー道が貫通しそうです。



西側道路からの、クローバー道




南側海岸道路からの、クローバー道




クローバーと間違って、ウマゴヤシ(コメツブウマゴヤシ)を一杯移植し、
ウマゴヤシを大切に育て、ウマゴヤシ道となったこともあった。

黄色い小さな花が咲くと、
「アレッ、ウマゴヤシだった」と初めて気付く。


今では、小さな小さな苗の時期であっても、葉っぱをよぉ~く観察して、
ウマゴヤシを抜き、クローバーだけを大切に育てることができる。





ウマゴヤシを見分けることができるようになっても、
これだけ、沢山クローバーがあっても、

“幸福の4つ葉のクローバー” って、
そう簡単には、見つけることは、できないものです。



しかし、

  “四つ葉のクローバーを見つける名人” のKさんは、
 我家のクローバー道を通るたび、
 いとも簡単に、「ほら、今、見つけました」と、
 四つ葉のクローバーを手渡してくれる。

めったに見つけることのできない、四つ葉のクローバー。


押し葉にして



障子紙にはさみこみ



夫の作った障子建具に張ることにした。




四つ葉のクローバーは、どれでしょう。



夜、明かり越しに浮かぶ、
 "幸せのクローバー障子”です。











コメント (2)
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