七曜工房みかん島

18年間の大三島暮らしに区切りをつけ、
滋賀大津湖西で、新たに木のクラフトと笛の工房
七曜工房を楽しみます

天窓自動開閉器  "夫の手"  ~妻から「家作り実況版」12

2008年07月17日 | 妻から「家作り実況版」





夫の「一人で建てる木組みの家」には、
たった一人であるが、いつも傍にいて、とてもうるさい
お施主様がいる。

うるさい施主である妻の、クレームが
上の二つの”グッズ”によって、見事解決いたしました。

妻のクレームとは、
東側の3つの天窓の開け閉めが、とても不便なことでありました。




ロフトの柵を乗り越え、1階リビングを見おろしつつ
  手摺のない、幅32センチの床板を歩かなければ、
  天窓は、開閉できなかったのです。

  
   とても不便な ”天窓”については、

    2007年1月23日 妻から家作り実況版1    
    2008年6月8日 「一人で建てる木組みの家」⑱    
   
   で、夫と妻が文句や弁解をしてますので、ごらんください。


そこで、

夫は、考案しました。

只今、キャットウォークの上で、天窓に細工中です。




あの、「一人で建てる木組み家」の建前の時、

大きな梁を持ち上げて大活躍した “滑車の原理” 
天窓の開閉にも、活用したのです。




1階リビングから、ヒモを操作すれば
妻でも、スルスルと簡単に、天窓を開け閉めできます。



天窓自動開閉器の全景です。




少し低い天窓二つは、
みかんの木クラフト 名づけて、猫の手ならぬ ”夫の手” と



窓に取り付けた ”つまみ” で



妻が、1階リビングより、楽々、開け閉めしております。






 
  「昔、住宅展示場で見た 天窓は、電動だった。
  雨が降ると、センサーが感知して、勝手に閉まるんよ。」
  などと、夫を責めていた妻であるが、

  今や、
  電動って、停電の時、不安やね。
  センサーって、ちゃんと、雨を感知するんやろか。
   信用できひんね。

  と、
  この手動式の ”夫の手” と ”井戸のつるべ式開閉器” の
  単純明快さを、大変気に入り、
  
  嬉々として、こまめに、
  スルスルと 毎朝晩 開け閉めしているのです。

  
  

 





 
コメント (2)
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