

夫の「一人で建てる木組みの家」には、
たった一人であるが、いつも傍にいて、とてもうるさい
お施主様がいる。
うるさい施主である妻の、クレームが
上の二つの”グッズ”によって、見事解決いたしました。
妻のクレームとは、
東側の3つの天窓の開け閉めが、とても不便なことでありました。


手摺のない、幅32センチの床板を歩かなければ、
天窓は、開閉できなかったのです。

とても不便な ”天窓”については、
2007年1月23日 妻から家作り実況版1
2008年6月8日 「一人で建てる木組みの家」⑱
で、夫と妻が文句や弁解をしてますので、ごらんください。
そこで、

只今、キャットウォークの上で、天窓に細工中です。

あの、「一人で建てる木組み家」の建前の時、
大きな梁を持ち上げて大活躍した “滑車の原理”

天窓の開閉にも、活用したのです。

1階リビングから、ヒモを操作すれば
妻でも、スルスルと簡単に、天窓を開け閉めできます。

天窓自動開閉器の全景です。

少し低い天窓二つは、
みかんの木クラフト 名づけて、


窓に取り付けた ”つまみ” で

妻が、1階リビングより、楽々、開け閉めしております。



「昔、住宅展示場で見た 天窓は、電動だった。
雨が降ると、センサーが感知して、勝手に閉まるんよ。」
などと、夫を責めていた妻であるが、

今や、
電動って、停電の時、不安やね。
センサーって、ちゃんと、雨を感知するんやろか。
信用できひんね。

と、
この手動式の ”夫の手” と ”井戸のつるべ式開閉器” の
単純明快さを、大変気に入り、

嬉々として、こまめに、
スルスルと 毎朝晩 開け閉めしているのです。
