七曜工房みかん島

18年間の大三島暮らしに区切りをつけ、
滋賀大津湖西で、新たに木のクラフトと笛の工房
七曜工房を楽しみます

大三島での、自給率は?

2008年09月04日 | 野菜畑
大三島での、自給自足暮らし。

農作物の
収穫自慢したいところだが、
実際の自給率は

今夏の日照り続きで、
我家の夏野菜の出来は、散々である。
畑を見渡し、毎日のおかずを探すのに、
四苦八苦の毎日である。

さつま芋のツルは、美味しそうだが、
まだ、地中で芋を生育中だから食べられないし
と、眺めていたら、

目についたのは、スベリヒユ 


サツマイモの葉っぱの陰から覗いているスベリヒユ



本によると、
 たしか、美味しいと書いてあった。


スベリヒユは、
低く広がってくれて、他の雑草の草押えになり、
根が浅くて、簡単に抜けるので、
我家では、良い雑草として、大目に見ている。

以前、毛虫に負けた時、
茎から出る、ヌメヌメした液が
虫さされに効くというので、
身体中に塗りつけたが、
効果は不明だった。



食用としては、どうだろう?


ちょっと探せば、またたく間に一杯採れる。


スベリヒユ、2株で、大ザル一杯 


ちょうど、今しがた獲れたダコもある。


死んでるはずなのに、ボールからニュゥーと足を出すタコ



タコとスベリヒユの炒め物にした。

スベリヒユは、
肉厚で、歯ごたえのある食感とヌメリが、
雑草とは思えない、美味しさであった。
これは、良い。

スイスチャードに似ているが、
それより、ずっと美味しい。
モヤシのシャキシャキ感 プラス
ヌメリも味もある。 




ニンニク風味のタコとの炒め物は、イタリアン



  昔から、ヨーロッパでは、炒め物などに、
    中国では、餃子の具に、
    日本でも山形では、「ひょう」と呼んで、おひたしや天ぷらにして
    食べられていたと言う。


次の日は、おひたしにした。



これもよし。


我家の自給率、アップしそうです。






  さて、


スベリヒユに負けず、元気で青々としているものがあります。
雑草ではないけれど、さすが熱帯生まれ、

ひときわ、元気一杯なのが、レモングラスです。


レモングラス 上に見えるのはローズマリー


  レモングラスは、
   世界三大スープであるタイのトムヤムクンには
   欠かせない、ハーブだそうです。

食い意地の張った夫が
トムヤムクンとやらを、作ってくれ」
と言うけれど、

「タイに行ったこともないし、
 トムヤムクンも、食べたこともない。
 だから、そんな料理、作れへん」
と、無視し続けている。

我家では、
お風呂に入れて、香りを楽しみ、
ハーブティにして、二日酔いをすっきりさせ、
カレーや煮込み料理に入れて、酸味とコクを出す
ぐらいにしか、利用できていない。


でも 
先日、クリスマスグッズをご注文くださった 
よんちゃんは、


ハーブの香りに託した感謝の気持ちを
喜んでくださったようで、

レモングラスでカゴを編まれました。 


木工品を梱包する時 プチプチ代わりに、
運搬に耐えられそうなフレッシュハーブを
「ご迷惑かもしれない」と心配しつつ
詰め込んだことへの
嬉しい お返事でした。 

レモングラスで編んだ素敵なカゴ
紹介くださいました。


フレッシュレモングラスで、こんなクラフトが、
    3つも、できるなんて、びっくりです。
    よんちゃんのブログ
   「今日は、良いお日和で・・・」を、ごらんください。



コメント (6)
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