[木造軸組工法] ブログ村キーワード
コラム「伊予弁」 愛媛新聞 2010年3月23日(火)掲載
夫より、ダイヤモンドの指輪やネックレスをもらったことはないが、
木のアクセサリーや家具は、頼めばなんでもすぐ作ってくれた。
地域の集まりや職場に、筆箱を持ち、ブローチをつけて出かけると、
珍しいのか、皆の目に止まり、誉めてもらっていた。
そして、木工尽くしのファッションに呆れ、
「もうじき、木の靴を履いて、木のかばんを持つのと違う」
とも、言われていた。
時計と指輪をはめて、胸には季節のブローチ そしてお揃いのイヤリング、
ハンドバックには、筆箱とめがねケース そしてキーホルダー
薬ダンス風のサイドボード製作中 (滋賀にて30年前)
チョとした細々としたものを入れるのに便利なようにと、
計18個ものも小引き出しを作って欲しい。。。。
木工が上手と誉めもらったのが仇となったのか、
夫は公務員を辞めて、大三島に移住して家を建てると言い出した。
退職後、建築の職業訓練校に入学してから数えると、
6年後の『一人で建てる木組みの家』の完成であった。
着工前は模型作りで試行錯誤
完成した『一人で建てる木組みの家』の
玄関には、夫に作ってもらった木のアクセサリーを飾り
リビングには、30年前作ったサイドボードを置いている。
誰もが、「いいね♪」と言ってくれる 民芸家具風のサイドボード
本来は小物を飾る違い棚が、本置きスペースになってしまっているが
18個もの小引き出し 何処に何をしまったのか忘れることが多い
そして今、夫は、
『一人で建てる木組みの家』のリビングで
売れる木工品を作るべく、アイデアをひねっている。
七曜工房の木工品のいろいろは
ブログ「ハーブ&クラフト・七曜工房」でご紹介しています。
『一人で建てる木組みの家』は、こちらをご覧ください。
コラム「伊予弁」第3回「みかんの木クラフト」愛媛新聞掲載もお読みください。