「はよ、竹の子掘りにいかにゃあ~ ドンドン竹になっとるで」 Hさんが、声をかけてくれた。
Hさんは、毎夕、筍を掘りに行っているそうだ。
”なぜ 夕方なのか”というと、 Hさんとこは、夜の間に、猪が出てきて、
朝に行くと、筍がスッカリ、猪に食べ尽くされているという。
それで、猪より先に見つけた筍を、猪の出る前の夕方に掘る。
「それでも、猪と競争して、筍掘りは負けとるんよ」 我家が新しくお借りしたはるみ畑の隣は、竹やぶになっている。
「春になったら、筍を掘らにゃあー、みかんができんよ」
と地主さんに、教えてもらっていた。
はるみ畑の横は、放棄みかん園が竹藪になってしまっている。
「あっ、竹の子! みかんの木の傍まで、生えてるんやん」
「はよ、掘ろ。みかんの木を助けなあかんな」
はるみの木の根元に出てきた竹の子
鍬で廻りの土を掘り、竹の子根っこが現れてきたら、
スコップで、竹の根っこから切り離し、掘り起こす。
鍬で、竹の子の廻りを掘る。
うまく行けば、コポッと竹の子が抜き取れる。
竹の子の美味しいところまで、うまくとれた。
草や落ち葉をかき分け、足で探りながら、歩くと、
すこし膨らんでいる土の下に、竹の子が出ている。
あちらにも、こちらにも、ポコッポコッと。
初掘りとしては、上々の収穫
竹の子の収穫も やっぱり、みかんキャリー単位です。今日は、これから雨がひどくなる予報
竹の子がかたくならないうちに、
早く、炊いてしまわねば。
急遽、軽トラの荷台が、竹の子調理台です。
夫は、薪が濡れないうちに、大急ぎで火を起こす。
何とか、大鉄鍋1回で済むように、皮をむく。
火が起こってしまえば、雨が降っても、ひとまずは、大丈夫。
湯気の立つ、ホカホカ焼筍は、
焚き火ならではの楽しみ
思わぬ、豪華なお昼の一品です。
わさび醤油に山椒をそえて、
ホッコリ、むっちり、あっさり味
大三島産竹箸とみかんの木の箸置き 七曜工房作初筍掘りで、今夜は、筍尽くし。
筍ご飯に、筍とワカメの煮物
ワカメは、潮を洗わずに冷凍しておくと、新鮮 朝に出た筍は、夕方には、もう竹になってしまうという。
「早いうちから取らにゃ~、みかん畑が竹に覆いつくされてしまうで」
煮物、炒め物、筍寿司、筍ご飯、佃煮、筍の瓶詰め、
筍尽くしならぬ、竹の子責めの食卓が続きそうである。
“雨後の筍”
きっと、この雨が止んだら、
またニョキニョキ竹の子が出ているに違いない。「これからは、 身体にブツブツが出るほど、毎日竹の子やでぇ~」
「タケノコ退治」の様子もご覧ください。
土の中を進むからわからないわな~
それを食べる猪もある意味役に立つのかもしれませんね!
しかし旨そう!特に丸焼きが食べたいです。
掘りたてやから旨いでしょうね~~~
○戸口が悔しがりよりますよ~~
滋賀甲賀の掘り立て筍を、
こだわりウンチクおじさんが、
今年も、もう売りに来られてますか?
去年の今頃、くま先生のブログでは、
美味しそうな刺身筍をアップされてましたね。
大三島の筍、でっかくても、
掘り立てを湯掻くので、
とても、美味しくて柔らかいです。
なんてたって! 掘りたてです。
そう、瀬○口さん=筍 いつも思い出しますねぇ~