我が出走組は、30世帯足らずの組で、
大三島の中でも、中心部より離れた風光明媚な場所にあります。
その出走組の青年団から、
“出走ならではのイベントをやりたい”という声があがり、
“芋炊き会” が、行われることになりました。
が、
芋炊き会に先立つ、“プレイベント” が、
青年団の腕のふるいどころでもありました。
というのは、
出走にIターンして、養鶏をされているTさんから、
芋炊き材料として、ウコッケイを提供するという申し出があったのです。
“生きた” オスのウコッケイ9羽です。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/niwatori.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/36/c3adc0f245ebb8c69623688e60156c8d.jpg)
在りし頃の 雄のウッコケイ。
平飼いの有精卵屋さんだが、多すぎるオスも可愛くて?オス部屋を増築。
さあ~鶏を絞められるか
誰が絞める ![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/eq_1.gif)
「首を絞めるって、首を抜く?切る?折る?」
「首なしで、100メートル走り出した鶏を、昔、見た」
「羽は、どうして、むしる?」
「足は切る?」 「どうして、さばく?」 etc・・・
自分で、手塩をかけて、ヒナから育てると
「絞めるのは気がすすまない」と 心優しいTさん、
修行時代は、毎日絞めていたので、指導役に。
たった一人、高校の頃、
鶏を絞めて、友人達と宴会をした、楽しい思い出のある
Mちゃんが、「よし、やってみよう!」と、名乗りを上げた。
すると、恐る恐る
「死んだ鶏の、羽ならむしれる」
「さばくくらいは、やれる」
みんなでやれば、怖くないと、志願者が次々と。
もちろん夫も、自給自足実現に向けての、
願ってもない、貴重な体験と,、
青年団に、急遽仲間入りです。
朝8時、Tさんの鶏小屋より、みかんキャリーに入れられて、
9羽の、ウコッケイが我が家に到着
大鍋でお湯を薪で沸かし、吊るし台を作り、
建築用の足場台とコンパネでまな板の設定する。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7a/28/aa7bdb156c9a375bb530ce82a4275117.jpg)
1羽ずつ、みかんキャリーから、鶏を取り出し、足をくくる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/2c/0fa5637f6bcf61f296ed5badef00e5a5.jpg)
鶏の首を引っ張り、首の関節を抜いて気絶させる?
いや、首が硬くて、簡単には抜けない鶏も。
脚を持つ人、首を引っ張る人、見守る人と
1羽のウコッケイを気絶させるのに、3,4人ががりです。
何とか、気絶したであろう、鶏をまな板の上に寝かせて、
深呼吸して、精神統一して、「南無阿弥陀仏」と唱え
「成仏してくれ」と、しっかりと首を見据えて、いや目をつぶり
「エイ!」と 鉈を振り下ろし、首を落す。
脚を持ち、逆さにして、首から血を抜くのだが。
首がなくても、まだ、暴れるので、収まるのを待つ。
脚を括った紐で、吊るし台にしばらくぶら下げて、血を抜く。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/36/45/2f26dedb5cebdf82034ed2fb22378f66.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/31/29/51a3b981bcb353e0be394dcdb1a341b8.jpg)
大鍋より、一斗缶に熱湯を移し、70度のお湯を作る。
ウコッケイを1分半、お湯の中に沈めておく。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/0a/e441881c09a927c5aba822684a78e45f.jpg)
1分半後、引き上げたウコッケイは、茹だってる?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/c5/7ee156c214eb831e44c052d98341f6dd.jpg)
温かいウコッケイの羽むしりです。
もうすっかり、成仏してくれてるはずなんですが、
羽をむしっていた Mちゃん
「えっ、今、鳴いたぞぉ なんか、鳴いたな?」![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kaeru_shock2.gif)
お湯につけると、なぜか意外なほど、羽は抜き易くなり
羽が舞って困るのでは、 という心配は皆無。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/99/c8b2ccbd3c48d4660670d04d0e4f3ded.jpg)
丁寧に羽を抜くけれど、
細かい羽は抜け切らないので火で、羽を焼ききる。
聞いてはいたが、
ひやあ~ ウコッケイの身は、本当に黒い!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/47/21/2e424f29cf18c1c15d466161df1480bd.jpg)
殺気を感じたウッコケイ2羽が逃げ出すという
ハプニングは、あったものの。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/11/ee/01b564ef66c9dbc1afad06987236ff90.jpg)
隣の空地へ脱走した、2羽を追いかける。
ここまでは、案ずるより産むが易し
手早く、できました。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/good.gif)
さて、解体開始です。
小学生の理科の時間の「カエルの解剖」さながら
足先を切り落し、
モモ、手羽と、取り外し
胸肉をそぎ落し、胸骨をはずす。
食べれる内臓、食べれない内臓のの腑分けをする。
心臓、肝臓、砂肝、腸 他)
みんな、真剣そのもの
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/dc/c02231e96a20231de6bd1c142b46e66b.jpg)
「あれ~、こりゃあ~メスじゃわ
」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/59/9a/027bdb16573cab4b61d923578e2d4df7.jpg)
お腹から、卵まで、出てきました。
まさに、今日生もうとする、卵が、1個コロンと
「トサカが大きいから、オスとメスを間違えたらしい」
と、かなりショックな様子のTさん
「商売物を、食べて悪いね。損したね」
と慰めるものの、
産みたて卵ならぬ、産む直前卵を割り、
醤油をかけて、ゴクンと、一飲みする、K君
「ウ~ン。味が濃い
効きそうや
」
本命の、芋炊き用の黒い、ちょっと、不気味な、ウッコケイの味は?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/04/a0/63e64d3a21b32284a6e9d0d67012e4c5.jpg)
モモ、ささみ、手羽、骨付き肉、ガラ、皮、ホルモンと分ける。
芋炊きに先立ち
はいだ皮も、串に刺し、焼き皮にしたのですが、
硬くて硬くて、
お裾分けしてもらったハナまでも、困り顔の様子でしたが
新鮮なホルモン焼きのお味見は、役得と
ハツ、レバー、砂肝は、
ウ~ン 全然臭みがなくて、いけました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0a/54/6953e6c98cfbbebc135a155f70e84d43.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/new_bk.gif)
撮影班を命ぜられた私は
ウコッケイの首が切り取られるショッキングシーンも、
目をそむけつつ、シャッターを押し続けました。
夫が、「切りとられた首や脚まで撮れ」と命ずるので、
遠くから、離れて、写しました。
なのに、夫は、「ブログアップはならぬ」と、
写真の削除を命じました。
「えっ、貴重な記録じゃないの?
撮れて言うら、せっかく撮ったのに。それほど、怖くないよ」
切り取った頭や足は、
Tさんが、
鶏泥棒の野犬の罠を仕掛ける為
持ち帰られました。
依頼した罠が届くまで、冷凍庫保存ですって。
奥さん、きっと、絶対凄く怒るよねぇ~
大三島の中でも、中心部より離れた風光明媚な場所にあります。
その出走組の青年団から、
“出走ならではのイベントをやりたい”という声があがり、
“芋炊き会” が、行われることになりました。
が、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyo_do.gif)
青年団の腕のふるいどころでもありました。
というのは、
出走にIターンして、養鶏をされているTさんから、
芋炊き材料として、ウコッケイを提供するという申し出があったのです。
“生きた” オスのウコッケイ9羽です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/niwatori.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/36/c3adc0f245ebb8c69623688e60156c8d.jpg)
在りし頃の 雄のウッコケイ。
平飼いの有精卵屋さんだが、多すぎるオスも可愛くて?オス部屋を増築。
さあ~鶏を絞められるか
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/ee_1.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/eq_1.gif)
「首を絞めるって、首を抜く?切る?折る?」
「首なしで、100メートル走り出した鶏を、昔、見た」
「羽は、どうして、むしる?」
「足は切る?」 「どうして、さばく?」 etc・・・
自分で、手塩をかけて、ヒナから育てると
「絞めるのは気がすすまない」と 心優しいTさん、
修行時代は、毎日絞めていたので、指導役に。
たった一人、高校の頃、
鶏を絞めて、友人達と宴会をした、楽しい思い出のある
Mちゃんが、「よし、やってみよう!」と、名乗りを上げた。
すると、恐る恐る
「死んだ鶏の、羽ならむしれる」
「さばくくらいは、やれる」
みんなでやれば、怖くないと、志願者が次々と。
もちろん夫も、自給自足実現に向けての、
願ってもない、貴重な体験と,、
青年団に、急遽仲間入りです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/niwatori.gif)
9羽の、ウコッケイが我が家に到着
大鍋でお湯を薪で沸かし、吊るし台を作り、
建築用の足場台とコンパネでまな板の設定する。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7a/28/aa7bdb156c9a375bb530ce82a4275117.jpg)
1羽ずつ、みかんキャリーから、鶏を取り出し、足をくくる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/2c/0fa5637f6bcf61f296ed5badef00e5a5.jpg)
鶏の首を引っ張り、首の関節を抜いて気絶させる?
いや、首が硬くて、簡単には抜けない鶏も。
脚を持つ人、首を引っ張る人、見守る人と
1羽のウコッケイを気絶させるのに、3,4人ががりです。
何とか、気絶したであろう、鶏をまな板の上に寝かせて、
深呼吸して、精神統一して、「南無阿弥陀仏」と唱え
「成仏してくれ」と、しっかりと首を見据えて、いや目をつぶり
「エイ!」と 鉈を振り下ろし、首を落す。
脚を持ち、逆さにして、首から血を抜くのだが。
首がなくても、まだ、暴れるので、収まるのを待つ。
脚を括った紐で、吊るし台にしばらくぶら下げて、血を抜く。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/36/45/2f26dedb5cebdf82034ed2fb22378f66.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/31/29/51a3b981bcb353e0be394dcdb1a341b8.jpg)
大鍋より、一斗缶に熱湯を移し、70度のお湯を作る。
ウコッケイを1分半、お湯の中に沈めておく。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/0a/e441881c09a927c5aba822684a78e45f.jpg)
1分半後、引き上げたウコッケイは、茹だってる?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/c5/7ee156c214eb831e44c052d98341f6dd.jpg)
温かいウコッケイの羽むしりです。
もうすっかり、成仏してくれてるはずなんですが、
羽をむしっていた Mちゃん
「えっ、今、鳴いたぞぉ なんか、鳴いたな?」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kaeru_shock2.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/43/e4/a640357d4fe46724317b4725644321cb.jpg)
お湯につけると、なぜか意外なほど、羽は抜き易くなり
羽が舞って困るのでは、 という心配は皆無。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/99/c8b2ccbd3c48d4660670d04d0e4f3ded.jpg)
丁寧に羽を抜くけれど、
細かい羽は抜け切らないので火で、羽を焼ききる。
聞いてはいたが、
ひやあ~ ウコッケイの身は、本当に黒い!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/47/21/2e424f29cf18c1c15d466161df1480bd.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/niwatori.gif)
ハプニングは、あったものの。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/11/ee/01b564ef66c9dbc1afad06987236ff90.jpg)
隣の空地へ脱走した、2羽を追いかける。
ここまでは、案ずるより産むが易し
手早く、できました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/good.gif)
さて、解体開始です。
小学生の理科の時間の「カエルの解剖」さながら
足先を切り落し、
モモ、手羽と、取り外し
胸肉をそぎ落し、胸骨をはずす。
食べれる内臓、食べれない内臓のの腑分けをする。
心臓、肝臓、砂肝、腸 他)
みんな、真剣そのもの
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/dc/c02231e96a20231de6bd1c142b46e66b.jpg)
「あれ~、こりゃあ~メスじゃわ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/ee_1.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/59/9a/027bdb16573cab4b61d923578e2d4df7.jpg)
お腹から、卵まで、出てきました。
まさに、今日生もうとする、卵が、1個コロンと
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kaeru_shock2.gif)
と、かなりショックな様子のTさん
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kaeru_en4.gif)
と慰めるものの、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/silver.gif)
醤油をかけて、ゴクンと、一飲みする、K君
「ウ~ン。味が濃い
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/atten.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kirakira.gif)
本命の、芋炊き用の黒い、ちょっと、不気味な、ウッコケイの味は?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/04/a0/63e64d3a21b32284a6e9d0d67012e4c5.jpg)
モモ、ささみ、手羽、骨付き肉、ガラ、皮、ホルモンと分ける。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/bikes.gif)
はいだ皮も、串に刺し、焼き皮にしたのですが、
硬くて硬くて、
お裾分けしてもらったハナまでも、困り顔の様子でしたが
新鮮なホルモン焼きのお味見は、役得と
ハツ、レバー、砂肝は、
ウ~ン 全然臭みがなくて、いけました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0a/54/6953e6c98cfbbebc135a155f70e84d43.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/new_bk.gif)
撮影班を命ぜられた私は
ウコッケイの首が切り取られるショッキングシーンも、
目をそむけつつ、シャッターを押し続けました。
夫が、「切りとられた首や脚まで撮れ」と命ずるので、
遠くから、離れて、写しました。
なのに、夫は、「ブログアップはならぬ」と、
写真の削除を命じました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/usagi.gif)
撮れて言うら、せっかく撮ったのに。それほど、怖くないよ」
切り取った頭や足は、
Tさんが、
鶏泥棒の野犬の罠を仕掛ける為
持ち帰られました。
依頼した罠が届くまで、冷凍庫保存ですって。
奥さん、きっと、絶対凄く怒るよねぇ~